API version 1

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Gesture

useGestureプロパティに指定された条件に合致するジェスチャ操作で発生します。

OnGestureイベントハンドラで処理することにより、ジェスチャ操作を検知することができます。

GestureイベントのEventオブジェクトは以下の構造を持ちます。

名前

説明

integer

action

発生したイベントの種類を示します。値は下記の定数のいずれかが設定されます。

定数

説明

GESTURE_FLICK

1

フリック操作によるイベント発生を示します。

GESTURE_SWIPE

2

スワイプ操作によるイベント発生を示します。

GESTURE_PINCH

4

ピンチ操作によるイベント発生を示します。

integer

xPos

イベントが発生したx座標

integer

yPos

イベントが発生したy座標

integer

direction

※action=GESTURE_FLICK時のみ付加

フリック方向を表します。値は下記のいずれかがセットされます。

説明

0

上方向へのフリック操作を示します。

1

下方向へのフリック操作を示します。

2

左方向へのフリック操作を示します。

3

右方向へのフリック操作を示します。

integer

xDelta

※action=GESTURE_FLICK時のみ付加

横方向のフリック速度を表します。
値の単位はプラットフォームごとに異なります。

integer

yDelta

※action=GESTURE_FLICK時のみ付加

縦方向のフリック速度を表します。
値の単位はプラットフォームごとに異なります。

integer

delta

※action=GESTURE_PINCH時のみ付加

ピンチの移動量を表します。
ピンチアウト(拡大)操作時はプラス値、ピンチイン(縮小)操作時はマイナス値で示されます。
値の単位はプラットフォームごとに異なります。

Number

scaleDelta

※action=GESTURE_PINCH時のみ付加

スケール(現在の指の幅/ピンチ操作開始時の指の幅)の変化量を表します。
以前のスケール値と、現在のスケール値の比が格納されます。
ピンチアウト(拡大)操作時は1.0より大きい値、ピンチイン(縮小)操作時は1.0より小さい値で示されます。