API version 1

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XmlDocumentFragment

ドキュメントの断片を維持するクラスです。


DOMツリーはDocumentノードの下に構築しますが、ツリー構造を大きく変更するような場合、Documentノード以外の場所に一時的にツリーを構築できれば効率的です。XmlDocumentFragmentクラスは、こうした場合にXmlDocumentクラスの代わりにDOMツリーのルート要素として機能することができます。


XmlDocumentFragmentクラス自体はプレースホルダとしての機能しかなく、他のノードのようにXMLデータを保持している訳ではありません。そのためXmlDocumentFragmentオブジェクトに対してデータを参照したり、設定することはできません。

XmlDocumentFragmentクラスはすべてのプロパティ、メソッドをXmlNodeクラスより継承します。固有のプロパティ、メソッドは定義されていませんが、上記のような理由からXMLデータを参照、または操作するプロパティ、メソッドは無効となります。