API version 1
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SpreadStyleText¶
セルの値を表示形式に従って表示するためのスタイルです。
セルの値を表示書式に則り成型して表示します。 セルの値としては、数値型、日付型、文字列型、エラー型、論理型があり、それぞれデフォルトの表示書式が異なります。
オブジェクトの生成時にSubTypeを指定することで、ユーザーによる入力形式を制限することができます。 SubTypeの指定による入力形式の制限はユーザーからの入力のみ有効で、スクリプトからは任意の型の値を設定できます。
SubType別の入力形式は以下のようになります。
Integer
整数値の入力のみ許可されます。編集時にスピンボタンによって値を上下することが可能です。
Number, Fixed
数値の入力のみ許可されます。小数部はSpreadStyle.formatプロパティに設定された小数点以下の表示桁数と同じ桁まで入力が可能です。編集時にスピンボタンによって整数部の値を上下することが可能です。
Date
日付及び時刻の入力のみ許可されます。format プロパティに日付を表す書式(d,dd)が指定されていない場合は時刻の入力のみ許可されます。時間を表す書式(h,hh)が指定されていない場合は日付の入力のみ許可されます。それ以外の場合は日付時間の入力が許可されます。日付の入力をサポートするカレンダーを表示することが可能です。
String, NativeString
入力文字種に制限はありません。数値を入力した場合でもセルの値は文字列型になります。
無指定、上記以外
入力文字種に制限はありません。どんな文字も入力可能です。セルの値は入力値から型判定されます。
入力値
判定型
例
空
null
true (大文字小文字区別無し)
論理型 true
TRUE
false (大文字小文字区別無し)
論理型 false
FALSE
Date
2021/02/03 12:34:56
HH:MM、HH:MM:SS 形式
Date
12:34:56
17桁以内の整数
Integer
12345
整数部13桁以内、小数部4桁以内の小数点数
Fixed
12345.678
上記以外の数値
Number
123.45678
123456789012345678
上記以外
String
ABC123
セルのvalueプロパティへの設定とinputModeプロパティ、maxLengthプロパティの動作¶
通常状態
valueプロパティへの設定値に対しinputModeプロパティ、maxLengthプロパティの影響を受けません。
そのままvalueプロパティの値が表示されます。
編集状態
valueプロパティへの設定値に対しinputModeプロパティ、maxLengthプロパティの指定が反映され編集状態となります。
関連項目
Date.parseメソッド