API version 1
- ‐
FlexRow¶
FlexViewに表示されている個々の行へのアクセッサです。
FlexRowオブジェクトの下位に配置されるFlexCellの派生オブジェクトによりFlexRowオブジェクトがポイントする行の個々のセルにアクセスすることができます。 FlexRowオブジェクトは、 FlexView.insertRow 、 FlexView.deleteRow 、 FlexView.getRow メソッドの各戻り値、または、各種のイベントの付加情報として取得することができます。直接スクリプトから生成することはできません。 FlexRowオブジェクトを取得した後、行の追加削除を含む操作を行うと、FlexRowオブジェクトが指す行が影響を受けることがあります。以下の影響を受ける操作と内容を説明します。
FlexRowが指している行より前の行を削除した場合
FlexRowは、削除した行数だけ前の行をポイントします。
FlexRowが指している行より後の行を削除した場合
FlexRowは影響を受けません。
FlexRowが指している行を削除した場合
FlexRowは無効となり、どの行もポイントしていない状態となります。
FlexRowが指している行より前に新しい行を追加した場合
FlexRowは追加した行数だけ後の行をポイントします
FlexRowが指している行より後に新しい行を追加した場合
FlexRowは影響を受けません
列構造を変更した場合
FlexRowは無効となり、どの行もポイントしていない状態となります。
FlexViewを削除した場合
FlexRowは無効となり、どの行もポイントしていない状態となります。
FlexRowオブジェクトが無効状態となっている場合、 isValid プロパティがfalseに設定され、メソッドの呼び出しは失敗します。
利用例 既存行のLabel1の背景色を条件により変更する
var row = FlexView1.getRow();
while( !row.end ) {
if( row.Label1.value >= 0 ) {
row.Label1.bgColor = "#ffffff";
} else {
row.Label1.bgColor = "#ff0000";
}
row.moveNext();
}
デフォルトプロパティ¶
デフォルトプロパティは position です。
デフォルトプロパティ¶
デフォルトプロパティは position です。