API version 1

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RW

integer

acceptDrop

ドラッグ&ドロップを受け付けるタイプを指定します。

指定するとドラッグ&ドロップを受け付けるようになります。以下の定数を組み合わせて指定します。

ドロップモードについて
ドロップモード(DROP_COPYMODE、DROP_MOVEMODE)を指定することにより受け付けるドラッグ&ドロップの種類を指定することができますが、どちらのモードで受け付けた場合も実際にコピーや移動動作を行うことはありません。
コピーや移動はアプリケーションで判断し実装を行ってください。
DROP_MOVEMODE指定の注意
DROP_COPYMODE、DROP_MOVEMODEともに省略するとコピーモードとして動作しますが、DROP_MOVEMODEのみを指定した場合コピーモードは解除されます。
コピーモードと移動モード両方を指定する場合、DROP_COPYMODE + DROP_MOVEMODEとしてください。
キー操作によるドロップモード変更
acceptDropでDROP_COPYMODEを指定している場合、移動モードのドラッグ&ドロップは受け付けされませんが、Ctrlキーを押すことにより強制的にコピーモードに変更させドロップを受け付けさせることができます。
また同様にDROP_MOVEMODEを指定している場合、コピーモードのドラッグ&ドロップは受け付けされませんが、Shiftキーを押すことにより強制的に移動モードに変更させドロップを受け付けさせることができます。
初期値は0(無指定)です。

関連項目

Dropped イベント

定数一覧

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定数値

説明

DROP_NONE

0:ドロップを受け取りません。

DROP_FILE

1:エクスプローラ等からのファイルのドロップを受け取ります。

DROP_STRING

2:Word等からのテキストの編集ドロップを受け取ります。

DROP_OBJECT

4:DragSource.setObjectメソッドで設定したオブジェクトの参照を受け取ります。

DROP_COPYMODE

256:コピーモードでのドロップを受け付けます。ドラッグ元がコピーモードを指定している必要があります。

DROP_MOVEMODE

512:移動モードでドロップを受け付けます。ドラッグ元が移動モードを指定している必要があります。



使用例 CRSダウンロード

Form DisplayObj_p {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   /* このサンプルはテキストファイルをドラッグ&ドロップでお試しください */

   ListBox ListBox11 {
           x = 24;
           y = 32;
           width = 128;
           /* height = 100; */ # 無指定は100

           active = true ;  # falseで不活性
           acceptDrop = DROP_FILE;
           bgColor = "CYAN" ;
           inactiveBgColor = "BLACK" ;
           border = BORDER_DASH ;
           clipLeft = 25 ;
           clipTop = 5 ;
           opacity = 0.5 ;
           tabindex = 2;

           Function OnDropped(e) {
                           ^.EditBox12.value = e.Data.Read();
           }
   }

   EditBox EditBox12 {
           x = 176;
           y = 48;
           width = 200;
           /* height = 80; */ # 無指定は100

           Border = BORDER_SUNKEN;
           fgColor = "RED" ;
           inactiveFgColor = "WHITE" ;
           font = new Font("MS 明朝",16) ;

           /* 以下の項目は実際に試してみてください。
           scroll = SCROLL_NONE ;
           scrollBarSize = 30 ;
           tabindex = 1 ;
           */
           title = "内容表示" ;
   }

   Label label1 {
           x = 32;
           y = 8;
           width = 192;
           height = 16;
           title = "下の枠にテキストファイルをドロップ" ;
   }

   NumberEdit NumberEdit11[2] {
           x = 56;
           y = 160;
           width = 100;
           height = 25;
           layout = LAYOUT_VERTICAL ;
           margin = 10;     # box内のマージン
           layoutMargin = 10 ;
           layoutSpacing = 10;
           NumberEdit11[0].Value = 40 ;
           NumberEdit11[1].Value = 80;
   }

   Button Button1 {
           x = 184;
           y = 168;
           width = 69;
           height = 28;
           Title = "ScrollBar";

           Function OnTouch( e ) {
                   ^.EditBox12.scrollBarSize = ^.NumberEdit11[0].Value ;
           }
   }
   Button Button2 {
           x = 184;
           y = 200;
           width = 69;
           height = 28;
           Title = "height ";

           Function OnTouch( e ) {
                   ^.EditBox12.height = ^.NumberEdit11[1].Value ;
           }
   }
}