API version 1

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openDialogMulti

ダイアログで開くファイルを複数選択します。

ファイルを開くダイアログを表示し、ユーザが開くファイルを選択します。
選択したファイルは読み込みモードで開かれ、 File オブジェクトに割り当てられます。

呼出形式一覧

呼出形式

説明

CRS::Common::Core::Array openDialogMulti(string title, string filter, string suffix, string fileName[, boolean noChdir])

ダイアログで開くファイルを複数選択します。

戻り値一覧

戻り値

説明

CRS::Common::Core::Array

オープンされたファイルの配列
ダイアログがキャンセルされた場合、空の配列が返ります。

引数一覧

引数

説明

title

ダイアログに表示するタイトルを指定します。

filter

ダイアログに表示するファイル名のフィルタを指定します。

"フィルタ名(拡張子を含むワイルドカード)"で記述します。

複数のワイルドカードを指定する場合は、スペースで区切ります。複数のフィルタを指定する場合、";;"で区切ります。

ファイル名として有効な文字とワイルドカード文字"*"、"?"だけが指定できます。空白文字を含めることはできません。

(例)

フィルタ文字列

表示する内容

表示されるファイル

"テキストファイル(*.txt)"

テキストファイル(*.txt)

拡張子がtxtのファイル

"テキスト(*.txt *.log)"

テキスト(*.txt *.log)

拡張子がtxtとlogのファイル

"テキスト形式(*.txt);;Word形式(*.doc)"

テキスト形式(*.txt)/ Word形式(*.doc)

拡張子がtxtのファイル/ 拡張子がdocのファイル

"すべてのファイル(*)"

すべてのファイル(*)

すべてのファイル

suffix

標準の拡張子を指定します

fileName

ファイル名の初期値を指定します。

noChdir

実行後のカレントフォルダ移動可否を指定します。

  • false時 : 実行後カレントフォルダを選択されたフォルダへ移動します(デフォルト)。

  • true時 : 実行後カレントフォルダを移動しません。


フォルダ移動に成功した場合、フォルダ位置は永続的に記憶されBiz/Browserを再起動した場合も初期位置として設定されます。

例外

なし

関連項目

openDialog メソッド