API version 1

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write

ファイルにデータを書き込みます。

ファイルの現在の書き込み位置に、指定したデータを書き込みます。

データ型ごとの書き込み形式の違いについて

dataに指定する変数のデータ型によって、書き込まれる形式が以下のように変化します。

データ型	例	説明
string	Write(abc)	文字列データがUTF-8で書き込まれます。
integer	Write(10)	8バイトの符号付き整数データとして書き込まれます。
number	Write(1.2)	8バイトの浮動小数点データとして書き込まれます。
date	Write(new Date())	Valueプロパティの値が8バイトの浮動小数点データとして書き込まれます。
binary	Write(new ByteArray(0x01, 0x02, 0x03))	バイナリデータがそのまま書き込まれます。

呼出形式一覧

呼出形式	説明
boolean write(binary data)	ファイルにデータを書き込みます。

戻り値一覧

戻り値	説明
boolean	正常に書き込めた場合はtrue, そうでなければfalseを返します。

引数一覧

引数	説明
data	書き込むデータを指定します。

例外

識別子	説明
CRS::Common::Core::File-1:1	ファイルは開かれていません
CRS::Common::Core::File-1:3	ファイルを書き込みモードで開けませんでした

使用例 CRSダウンロード

Form File {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   var fs = new FileSystem;
   var fr = fs.open("hello1.txt", FileSystem.OPEN_READ);
   print("参照先を確認  ",fr.PathName) ;
   print("ファイルがあれば true=  ",fr );

   var fw = fs.Open("hello2.txt", FileSystem.OPEN_WRITE);
   print("ファイルの出力先 ",Fw.PathName) ;
   print("問題なければ true = ",fw );

   var Line = fr.readLine() ;
   print("サンプル1行目 ",Line.value);
   while (true) {
           var data = fr.Read(-1);
           if (data.Length <= 0) {
                   break;
           }
           print("残り全部 \n",data);
           fw.Write(data);
   }
   var se = fw.seek(17);
   fw.Write(Line);
   print("2行目の先頭(16文字+改行)に移動して書込=",se," ", Line) ;
   var ie = fr.isEof ;
   var iV = fw.isValid ;
   var ps = fw.position  ;
   print( ":現在の位置は ",ps ,"文字数");
   print("終端位置 =",ie,"、ファイルのオープンは ", iV,":trueは正常" );

   fw.Close();
   fr.Close();
/* この事例のファイルは以下になります。(windows10)
   C:\Users\user\AppData\Roaming\OpenStream\BizBrowserDT\public_root\hello1.txt
1Line:Hello.sample
2Line:OpenStream
3Line:Datasample
4Line:applications
*/
}