CRSプログラムの要素

CRSプログラムは、主にクラスの定義、クラスのインスタンスであるオブジェクト構造の定義とイベントハンドラの定義で構成されます。

また、Biz/BrowserはRoot(//)という名前のオブジェクトを頂点とした階層構造でオブジェクトを管理します。

Biz/Browserには多くのクラスが内蔵されています。
各クラスはそれぞれ固有の機能を定義しており、例えばButtonクラスはボタンとしての機能を定義しています。
また、CRSプログラムにより既存のクラスを派生させ新しい機能を定義することができます。
クラスは名前空間と言う単位にまとめられており、全てのクラスは必ず名前空間に所属します。
オブジェクトはクラスのインスタンスとして生成します。
例えばButtonクラスのオブジェクトはウィンドウ上にボタンを表示します。
CRSプログラムで、これらのオブジェクトをどのような構造で生成するかを記述することにより、画面を構成し、データ構造を定義します。
イベントハンドラ関数は、オブジェクトにより定義されるさまざまなイベントが渡されます。
イベントハンドラ関数には、それらのイベントに対してどのように動作するかを記述します。
例えば、ボタンを押下したときなどの動作を記述します。
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