null結合演算子

書式

左辺式 ?? 右辺式

解説

null結合演算子は、左辺式を評価した値が非nullの場合はその評価値を、nullの場合は右辺値を評価した値を返します。

この演算子は下記の式と等価です。

# null結合演算子の場合
var a = 左辺式 ?? 右辺式;

# if文表現した等価な式
var a;
var 左辺式の評価値 = (左辺式);
if(左辺式の評価値 != null) {
    a = 左辺式の評価値;
} else {
    var 右辺式の評価値 = (右辺式);
    a = 右辺式の評価値;
}

Function getValue() {
    # 何らかの値またはnull値を返す関数
}

# 関数getValueから非nullが返された場合はその値を、nullが返された場合は"not found"の文字列が格納される
var value = getValue() ?? "not found";