PrintStreamDocumentクラス

Biz/Browser 4.0.3

 

Object

 

 

 

 

 

 

PrintStreamDocument

 

 

 

PrintStreamによって作成されたPSSファイルを管理するクラスです。ダウンロードしたPSSファイルを解凍し、印刷をする機能があります。

 

デフォルトプロパティとValueType

 

デフォルトプロパティはありません。ValueTypeの指定は無効です。

 

スプールファイルの制限について

 

ESC/P用の(FormWriterのパラメータに-pseで実行した)PSSファイルは使用できません。

・バージョンの違うPrintStream が出力したPSSファイルを一つのPrintStreamDocumentオブジェクトで使用することはできません。

PrintStream Ver 2.6以前で出力したPSSファイルとPrintStream Ver 3.0で出力したPSSファイルは出力フォーマットが違う(EMFSVG)ため、一つのPrintStreamDocumentオブジェクトでは同時に使用することができません。

 

PreviewFormでのプレビューについて

 

PrintStream Ver 2.6以前で出力したPSSファイルをPreviewFormクラスでプレビューする場合は必ず印刷定義情報を含んだPSSファイル00000001.pssExtractメソッドで解凍したPrintStreamDocumentオブジェクトをStartPageメソッドに渡してください。

・次の場合のPrintStreamDocumentオブジェクトをPreviewForm.StartPageメソッドに渡すとPreviewFormクラスはPrintStream Ver 3.0の形式でプレビューします。

1. AddPageメソッド、InsertPageメソッドだけで構成したPrintStreamDocumentオブジェクト

2. 印刷定義情報を含んだスプールファイルを解凍していないPrintStreamDocumentオブジェクト

 

印刷定義情報とは

 

PrintStreamPSSファイルを作成するときにFormファイルで設定した用紙定義をdataformat.txtというファイルに出力します。PrintStreamDocumentクラスではそのファイルの内容を印刷定義情報といいます。

PrintStream for InternetExplorerはそのファイルを読み込んで用紙設定をします。また、そのファイルに含まれているキーで余白の設定や拡大・縮小の値をレジストリに書き込みます。

通常このファイルは00000001.pssに含まれます。

 

プロパティ値の自動設定

 

 

通常は00000001.pssに含まれるdataformat.txtを読み込んだときにプロパティをPrintStream for InternetExplorerの値に設定します。

Biz/Browserで独自の値を使用する場合はdataformat.txtを読み込んだ後(Extractメソッドの戻り値のfrom0)に設定します。

 

定型カット紙以外への印刷

 

Windows 2000以降のWindowsでは、ユーザ指定用紙を使った印刷を行う場合、用紙サイズをクライアントコンピュータに登録する必要があります。

ユーザ指定用紙を利用する場合には以下の手順に従い、用紙の登録作業を行ってください。

 

1. Windowsの「プリントサーバーのプロパティ」を開きます。

Windows 2000Windows XP

Windowsの「スタート」メニューから「設定」→「プリンタ」を選択します。

「ファイル」メニューの「サーバーのプロパティ」を選択します。

Windows 7

Windowsの「スタート」メニューから「デバイスとプリンター」を選択します。

任意のプリンタを選択し、画面上部の「プリントサーバプロパティ」を選択します。

 

 

印刷したい大きさの用紙が用紙リストに既に登録されている場合には、これ以降の操作は不要です。

 

2. 「新しい用紙を作成する」をチェックし、用紙名やサイズを入力します。

 

3. 「用紙の保存」をクリックします。以上でユーザ指定用紙の登録は完了です。設定内容はシステムに保存されるため、用紙ごとに最初の1回のみ設定を行ってください。

 

 

プロパティ | メソッド | イベント

 



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