SSpread

Q1 40
SSpreadでハイパーリンクを設定する

A1 40
SSpreadクラスのセルにハイパーリンクを設定することが可能です。
方法としては、下記の2通りがあります。

[サンプルイメージ]

(1)ShellLinkメソッドを使用する方法
[サンプルコード]
SSpread SSpread1 {
    ・・・(略)・・・
    Col = 1;
    Row = 1;
    /* URL設定 */
    Value = "http://biz-collections.com/";
    ForeColor = $Blue;
    FontUnderline = $True;
    
    /* セルクリック時 */
    Function OnClicked(e){
        var col = e.col;
        var row = e.row;
        var txt = getText(col, row);
        var rt = new Runtime;

        if(col == 1 && row == 1){
            /* クリックしたリンクを実行して表示する */
            rt.ShellLink(txt);   ・・・@
        }
    }
}

 @セルに設定したハイパーリンクを実行します。
  ShellLinkメソッドの引数に設定するURLを絶対パスで指定する場合、
  「mailto:」「http:」「https:」「file:」のプロトコルでの指定が可能です。


(2)Execメソッドを使用する方法
[サンプルコード]
SSpread SSpread2 {
    ・・・(略)・・・
    Col = 1;
    Row = 1;
    /* URL設定 */
    Value = "http://biz-collections.com/";
    ForeColor = $Blue;
    FontUnderline = $True;
    
    /* セルクリック時 */
    Function OnClicked(e){
        var col = e.col;
        var row = e.row;
        var txt = getText(col, row);
        var rt = new Runtime;

        if(col == 1 && row == 1){
            /* ハイパーリンクを起動 */
            rt.Exec("html", txt);    ・・・@
        }
    }
}

 @Execメソッドは、指定した外部プログラムを実行します。
  上記例のように、Execメソッドの第2引数にURLを指定することも可能です。
  第2引数にURLを指定する場合、第1引数のファイル拡張子は「html」を指定します。

 ※注意点
  ファイルの拡張子にexeやbatを指定する場合、セキュリティレベルは
  「1」以下を設定してください。詳細については下記をご参照ください。
     Runtime.Execメソッド(セキュリティレベルによる動作の違い)

実際の挙動については、CRSファイル形式のサンプル
 「SSpreadでハイパーリンクを設定する(Sspd50_040.zip)」
をご確認ください。

管理番号:Sspd50_040
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