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  マイクロソフト社 Windows(R) 8 検証結果 2013/04/10 最終更新

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Windows 8に対するBiz-Collections製品の動作検証結果をお知らせいたします。
検証を行ったWindows 8のエディションは、Windows 8 Pro です。
※ Windows 8 RTエディション(ARM系CPUが搭載されたタブレットなどの端末向けのWindows 8)には対応しておりません。

検証の結果、Windows 8への対応が必要となる製品がございました。
Windows 8 対応バージョンがリリースされる製品につきましては
マイクロソフト社 Windows 8対応バージョンについて」に掲載しております。
Internet Explorer 10に関する情報については、 「 Internet Explorer 10 環境での製品利用について」をご覧ください。

<<目次>>
  1.各製品の検証レポート

 
  Biz/Browser XE
  Biz/Browser V
  Biz/Designer XE
  Biz/Designer V
  Biz/Designer Mobile
  Biz/Browser Mobile for Windows
  Biz/Browser AI for Windows
  PrintStream for InternetExplorer
  PrintStream FormEditor
  2.インストーラの動作について



1. 各製品の検証レポート
 
<<Biz/Browser XE>>
 
検証バージョン   ・・・ ver4.3.1.2
  制限事項
 
IMEModeプロパティの動作差異
Windows 8環境では、EditObjectクラス(入力系オブジェクト)のIMEModeプロパティの動作が
Windows 7以前とは大きく異なります。$STD、$ALPHA、$KANA、$DALPHA、$DKANA、$DHIRA、
$OPENの、どの引数を設定しても全角ひらがなモードでIMEを開きます。
$CLOSEを設定した場合にIMEを閉じ、直接入力になるのはWindows 7以前と同様です。

  〜 Windows 7 Windows 8
$STD 直接入力 全角ひらがな
$ALPHA 半角英数 全角ひらがな
$KANA 半角カタカナ 全角ひらがな
$DALPHA 全角英数 全角ひらがな
$DKANA 全角カタカナ 全角ひらがな
$DHIRA 全角ひらがな 全角ひらがな
$CLOSE 直接入力
(IMEを閉じる)
直接入力
(IMEを閉じる)
$OPEN IMEを現在の
モードで開く
全角ひらがな

Windows 7以前と同様の動作にしたい場合、OSの設定を変更する必要があります。
設定の方法は「Windows 8 の設定について」をご覧下さい。
フォント、文字間隔の差異
Windows 8はフォント・文字間隔の差異により、以下のような差異が発生する可能性があります。

  (1) 他のOSでは表示できていた文字列がオブジェクトに収まりきらない
  (2) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが崩れて
    しまう場合がある
項目のサイズの問題
高精細のディスプレイを搭載したマシンにWindows 8がインストールされている場合、DPI自動調整
により、「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に設定されている
ことがあります。
この場合、以下のような現象が起こることが確認されております。

  (1) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で切れてしまう
    場合がある
  (2) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが崩れてしまう
    場合がある

この現象は、設定を変更する事で回避できます。
設定の方法は「Windows 8 の設定について」をご覧下さい。
Internet Explorer内部起動時に意図しないフォーカス移動が起こる問題
Internet Explorerの内部でBiz/Browserを動作させている場合、FileSystemクラスのCopy、
DeleteFile、Renameメソッドを利用してファイルの操作を行った際に、Biz/Browser以外の
アプリケーションへフォーカスが移る場合があります。
タブレットPC上でString型のEditObjectクラス(入力系オブジェクト)へ文字列を
貼り付ける際の問題
タブレットPCにおいて、ValueTypeをString型に設定したEditBoxオブジェクト、MaskEditオブジェクトへ
2バイト文字をペーストした場合に、カーソルの位置や文字列の貼り付け位置が不正になる場合があります。
  ◆確認されている問題
 
SYSオブジェクトのOSプロパティが正しく取得できない
SYSオブジェクトのOSプロパティが「Windows NT 6.2」と取得され、「Windows 8」という名称が取得
できません。また32ビット環境、64ビット環境のどちらも同様の動作となるため、32ビット環境と
64ビット環境の区別ができません。
Internet Explorer内部で実行した際、スクロールバーがマウスで操作できなくなることがある
以下のような状況で現象が起こることが確認されております。

  (1) スクロールバーが画面外にはみ出る、他のウィンドウに隠されるなどで見えなくなる
  (2) タイトルバーを画面最上部へドラッグ&ドロップし、スナップ機能でウィンドウの最大化を行う
  (3) ウィンドウの移動を高速に何度も行う
RootオブジェクトのPrintScreenMaskメソッドが無効
PrintScreenMaskメソッドでTrueを設定しても、PrintScreenキーで取得した画像がマスクされません。
Spreadの行番号列のデフォルト幅が、他のOSより広い
行番号列の幅を特に設定していない場合、他のOSより行番号列が広く表示されるため、Spreadの
レイアウトが崩れる可能性があります。
  - ページ先頭に戻る
 
<<Biz/Browser V>>
 
検証バージョン   ・・・ ver5.0.1.1
  制限事項
 
IMEModeプロパティの動作差異
Windows 8環境では、EditObjectクラス(入力系オブジェクト)のIMEModeプロパティの動作が
Windows 7以前とは大きく異なります。$STD、$ALPHA、$KANA、$DALPHA、$DKANA、$DHIRA、
$OPENの、どの引数を設定しても全角ひらがなモードでIMEを開きます。
$CLOSEを設定した場合にIMEを閉じ、直接入力になるのはWindows 7以前と同様です。

  〜 Windows 7 Windows 8
$STD 直接入力 全角ひらがな
$ALPHA 半角英数 全角ひらがな
$KANA 半角カタカナ 全角ひらがな
$DALPHA 全角英数 全角ひらがな
$DKANA 全角カタカナ 全角ひらがな
$DHIRA 全角ひらがな 全角ひらがな
$CLOSE 直接入力
(IMEを閉じる)
直接入力
(IMEを閉じる)
$OPEN IMEを現在の
モードで開く
全角ひらがな

Windows 7以前と同様の動作にしたい場合、OSの設定を変更する必要があります。
設定の方法は「Windows 8 の設定について」をご覧下さい。
フォント、文字間隔の差異
Windows 8はフォント・文字間隔の差異により、以下のような差異が発生する可能性があります。

  (1) 他のOSでは表示できていた文字列がオブジェクトに収まりきらない
  (2) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが崩れて
    しまう場合がある
項目のサイズの問題
高精細のディスプレイを搭載したマシンにWindows 8がインストールされている場合、DPI自動調整
により、「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に設定されている
ことがあります。
この場合、以下のような現象が起こることが確認されております。

  (1) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で切れてしまう
    場合がある
  (2) Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが崩れてしまう
    場合がある
  (3) スケーリング中、倍率によって意図しないスクロールバーが表示される場合がある

この現象は、設定を変更する事で回避できます。
設定の方法は「Windows 8 の設定について」をご覧下さい。
  ◆確認されている問題
 
タブレットPC上でString型のEditObjectクラス(入力系オブジェクト)へ文字列を
貼り付ける際の問題
タブレットPCにおいて、ValueTypeをString型に設定したEditBoxオブジェクト、MaskEditオブジェクトへ
2バイト文字をペーストした場合に、カーソルの位置や文字列の貼り付け位置が不正になる場合があります。
Internet Explorer内部で実行した際、スクロールバーがマウスで操作できなくなることがある
以下のような状況で現象が起こることが確認されております。

  (1) スクロールバーが画面外にはみ出る、他のウィンドウに隠されるなどで見えなくなる
  (2) タイトルバーを画面最上部へドラッグ&ドロップし、スナップ機能でウィンドウの最大化を行う
  (3) ウィンドウの移動を高速に何度も行う
RootオブジェクトのPrintScreenMaskメソッドが無効
PrintScreenMaskメソッドでTrueを設定しても、PrintScreenキーで取得した画像がマスクされません。
  - ページ先頭に戻る
 
<<Biz/Designer XE>>
 
検証バージョン   ・・・ ver4.3.0.0
  ◆制限事項
 
ドッキングビューの解除、再ドッキング・並び替えを行うと残像が残る
プロジェクトビュー、オブジェクトビュー等のドッキングビューを、ドラッグ&ドロップで移動し、ドッキングの
解除や再ドッキング並び替えなどを行うと、ドッキングビューの枠線が移動経路に残る事があります。
画面表示上の問題で、動作への影響はありません。
インストーラによるbdpファイルへのBiz/Designer XEの関連付けが正しく行われない場合がある
Biz/Designer Vをインストールしている端末にBiz/Designer XEをインストールした場合、bdpファイルへの
関連付けが行われず、bdpファイルをダブルクリックすると、「既定のプログラムの選択」ダイアログが
表示されます。
ここでBiz/Designer XEを選択すれば、以後はBiz/Designer XEで起動されます。
Biz/Designer Vで起動するよう変更したい場合は、bdpファイルを右クリックし、[プログラムから開く]→
[既定のプログラムの選択]を選び、表示されたダイアログでBiz/Designer Vを選択してください。
  確認されている問題
 
なし
  - ページ先頭に戻る
 
<<Biz/Designer V>>
 
検証バージョン   ・・・ ver5.0.1.0
  ◆制限事項
 
なし
  ◆確認されている問題
 
ドッキングビューの解除、再ドッキング・並び替えを行うと残像が残る
プロジェクトビュー、オブジェクトビュー等のドッキングビューを、ドラッグ&ドロップで移動し、ドッキングの
解除や再ドッキング並び替えなどを行うと、ドッキングビューの枠線が移動経路に残る事があります。
画面表示上の問題で、動作への影響はありません。
  - ページ先頭に戻る
 
<<Biz/Designer Mobile>>
 
検証バージョン   ・・・ ver4.5.0.0
  ◆制限事項
 
なし
  ◆確認されている問題
 
ドッキングビューの解除、再ドッキング・並び替えを行うと残像が残る
プロジェクトビュー、オブジェクトビュー等のドッキングビューを、ドラッグ&ドロップで移動し、ドッキングの
解除や再ドッキング並び替えなどを行うと、ドッキングビューの枠線が移動経路に残る事があります。
画面表示上の問題で、動作への影響はありません。
  - ページ先頭に戻る
 
<<Biz/Browser Mobile for Windows>>
 
検証バージョン   ・・・ ver4.0.0.0
 
制限事項
 
項目のサイズの問題
高精細のディスプレイを搭載したマシンにWindows 8がインストールされている場合、DPI自動調整
により、「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に設定されている
ことがあります。
この場合、以下のような現象が起こることが確認されております。

   (1) 画面下部に白い空白が表示される

この現象は、設定を変更する事で回避できます。
設定の方法は「Windows 8 の設定について」をご覧下さい。
  ◆確認されている問題
 
SYSオブジェクトのOSプロパティが正しく取得できない
SYSオブジェクトのOSプロパティが「Windows NT 6.2」と取得され、「Windows 8」という名称が取得
できません。また32ビット環境、64ビット環境のどちらも同様の動作となるため、32ビット環境と
64ビット環境の区別ができません。
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<<Biz/Browser AI for Windows>>
 
検証バージョン   ・・・ ver1.0.1.0
  ◆制限事項
 
なし
  ◆確認されている問題
 
なし
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<<PrintStream for InternetExplorer>>
 
検証バージョン   ・・・ ver3.1.3.8
  ◆制限事項
 
なし
  ◆確認されている問題
 
なし
  - ページ先頭に戻る
 
<<PrintStream FormEditor>>
 
検証バージョン   ・・・ ver3.1.3.8
  ◆制限事項
 
なし
  ◆確認されている問題
 
「スクリプトの生成」ウィザードにおいて、設定内容の確認をする画面でレイアウトが崩れている
文字のタブ揃えが崩れています。画面表示上の問題で、動作への影響はありません。
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2. インストーラの動作について
 
 
Windows 8ではスタートメニューが廃止されたため、インストーラによるスタートメニューへのショートカット
登録について、以下のような動作差異があります。

Windows 7以前でスタートメニューへ登録されていたショートカットは、「すべてのアプリ」画面へ
登録されます。「すべてのアプリ」画面では最上位のフォルダによってカテゴライズされ、最上位以外の
階層構造は無視されます。
例)Biz/Designer XEのインストール時
<Windows 7>
<Windows 8>
実行ファイル、ライセンスツール等の代表的ないくつかのファイルは、「スタート」画面に
ピン止めされます。
   
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