API version 4
iOSAndroidWindows
指定を行うとキーボードフォーカスを受けたときに指定したモードに切り替わります。また、キーボードフォーカスを失ったときに以前の状態に復帰します。
Biz/Browser HTではOSの制約によりIMEの変換モード(半角カナ入力や無変換入力等)を制御することはできません。
IMEModeプロパティではSIP(Software Input Panel)の表示/非表示のみ制御できます。
ただし、AndroidではIMEによってはSIP(Software Input Panel)の表示/非表示が正しく行われない場合があります。
Biz/Browser HTにおいてSIP(Software Input Panel)の入力モードを制御するにはSIPModeプロパティが使用できます。
IMEModeプロパティに値が設定された時のSIP(Software Input Panel)の表示/非表示制御は下記のとおりです。
なお、SIPを表示する値と表示しない値を同時に指定した場合、SIPは表示されません。
定数 |
値 |
動作 |
---|---|---|
$STD |
0 |
デフォルトの動作(SIPの表示)を行います。 API verion 5以前
SIPの表示状態はフォーカスの移動元、自身の型や直前の状態によって 下記のように制御されます。 ・自身がNumberEdit, DateEditの場合
→ SIPを表示する
・移動元が非DisplayObjectの場合
→ SIPを表示する
・それ以外場合
→ 直前の表示状態に従う
|
$CLOSE |
4096 |
初回フォーカス移動時にSIPを表示しない |
$OPEN |
8192 |
初回フォーカス移動時にSIPを表示する |
なお、他のBiz/Browser製品との互換性のため、下記の定数も指定可能です。
定数 |
値 |
動作 |
---|---|---|
$SIP_CLOSE |
0x10000000 |
初回フォーカス移動時にSIPを表示しない |
$ALPHA |
2 |
初回フォーカス移動時にSIPを表示する |
$KANA |
8 |
|
$DALPHA |
32 |
|
$DKANA |
128 |
|
$DHIRA |
256 |
|
$SIP_OPEN |
0x20000000 |