説明 |
ポップアップメニューを表示します。 より、XML構造によるメニューの指定が可能になりました。 これにより階層の制限がなくなりや任意のIDを割り当てることができます。 |
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呼出形式 |
var id = obj.PopupMenu( menu1 [, menu2 [, menu3 … ] ] ) または var id = obj.PopupMenu( menudef
) |
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戻り値 |
メニューの選択肢に自動的に割り当てられたID番号が返ります。 IDは、メニューの先頭要素が1となります。階層化されたメニューは、「上位の要素の値*100+n」がサブメニューのID番号となります。 メニューが選択されなかった場合は、0が返ります。 |
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引数 |
String menu |
メニューの選択肢を文字列で指定します。 "-"を指定すると、セパレータが表示されます。 先頭の1文字に"*"を付加するとチェックマークが表示されます。 先頭の1文字に"~"を付加すると無効表示となり、選択できなくなります。 下位に子オブジェクトを持つオブジェクトを指定すると、階層化されたサブメニューが表示されます。サブメニューは最大4階層まで指定できます。 配列を指定すると、配列要素がメニュー項目として展開されます。 |
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XmlDocument menudef |
メニュー定義のXmlDocumentオブジェクトを指定します。 内部文字コードがUnicodeのXmlDocumentは指定できません。 より追加されました では使用できません |
例外 |
なし |
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使用例 |
例1)文字列での指定 var m1 = new String("menu1"); /* id=1 */ var m2 = new String("menu2"); /* id=2 */ var m3 = new String("-"); var m4 = new String("menu3"); /* id=4 */
var s1 = new String("*sub-menu1"); /* id=201 */ var s2 = new String("sub-menu2"); /* id=202 */ var s3 = new String("~sub-menu3"); /* id=203 */ m2.Append(s1); m2.Append(s2); m2.Append(s3);
var id = PopupMenu(m1, m2, m3, m4);
例2)XMLでの指定 var x = new XmlDocument(); x << xml <<- <?xml version="1.0" encoding="SHIFT_JIS"?> <menudefine> <menuitem id="1" title="menu1" /> <menuitem id="2" title="menu2" checked="true" /> <separator /> <menuitem id="3" title="menu3"> <menuitem id="11" title="menu11" /> <menuitem id="12" title="menu12" grayed="true" /> <separator /> <menuitem id="13" title="menu13" checked="true"> <menuitem id="21" title="menu21" /> <menuitem id="22" title="menu22" /> </menuitem> </menuitem> </menudefine> ->>; var id = PopupMenu(x);
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関連項目 |
Appendメソッド XmlDocumentクラス |
メニュー要素
要素名 |
説明 |
親要素 |
属性 |
menuitem |
メニュー要素です。 メニューの各項目、サブメニューの親項目になります。 |
ルート、menuitem |
id、title、checked、grayed |
separator |
セパレータ要素です。 メニューに区切り線を挿入します。 |
ルート、menuitem |
なし |
メニュー属性
属性名 |
説明 |
指定できる値 |
id |
メニューIDです。 選択されたメニューのIDがメソッドの戻り値になります。 |
整数値 |
title |
メニューに表示されるタイトルです。 |
文字列 |
checked |
チェックマークの有無です。 "true"を設定するとメニューの左側にチェックマークが表示されます。 |
"true" |
grayed |
メニューの有効/無効を指定します。 "true"を設定するとメニューが無効状態になります。 |
"true" |