XmlDOMImplementationコンストラクタ

 

説明

XmlDOMImplementationオブジェクトを初期化します。

 

encXmlDOMImplementation.Unicodeを指定した場合、内部文字コードはUnicodeになり、CreateDocumentメソッド、Parseメソッド、Loadメソッドで生成されるXmlDocumentオブジェクトの内部文字コードもUnicodeとなります。

 

encを省略した場合、内部文字コードはプラットホームの言語設定に依存したマルチバイト文字コード(日本語環境の場合にはShift-JIS)となります。

 

より追加ここから -->

XmlDOMImplementation:UStringの記述によりデータ型にUStringを指定した場合、コンストラクタにXmlDOMImplementation.Unicodeを指定したことと同義となります。

<--ここまで

 

より追加されました

ではサポートされていません

では内部文字コードは常にUnicodeとなります

 

呼出形式

var domimpl = new XmlDOMImplementation( [ enc ] )

 

戻り値

XmlDOMImplementationオブジェクト

 

引数

integer enc

内部文字コード

現在、指定可能な文字コードは、XmlDOMImplementation.Unicodeのみです。

省略時は、マルチバイト文字コード(日本語環境の場合にはShift-JIS)となります。

ではサポートされていません

 

例外

なし

 

 

使用例

var domimpl = new XmlDOMImplementation(XmlDOMImplementation.Unicode);
var xmldoc = domimpl.CreateDocument(NULL, data, NULL);

 

関連項目

XmlDocumentクラス

CreateDocumentParseLoadメソッド

 

 

 

 

内部文字コードがUnicodeXMLについて

 

PC, Mobile版で引数にXmlDOMImplementation.Unicodeを指定した場合、またはAndroid版の場合、ここから作成されたXMLパッケージの各クラスは内部文字コードをUnicodeとして扱います。

取り扱うデータに、Unicode固有の文字や、プラットホームの文字コード(日本語ではShift-JIS)には無い文字を使用したい場合は、内部文字コードをUnicodeにする必要があります。

XMLファイルのエンコードがUTF-8の場合(encoding="UTF-8"の記述がある場合)でも、自動的にUnicodeとしては扱われません。

 

他のパッケージに属するクラスのプロパティやメソッドのなかにXMLパッケージのクラスを指定できる場合がありますが、内部文字コードをUnicodeXMLオブジェクトを指定した場合、エラーが発生したり、期待していない結果となる場合があります。それらのプロパティやメソッドでは、内部文字コードがUnicodeXMLを指定しないでください。

 



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