Object.Appendメソッド

 

説明

指定したオブジェクトを子オブジェクトとしてオブジェクトツリーに接続します。

 

オブジェクトツリーに接続されたオブジェクトは、変数スコープが消失しても削除されなくなり、オブジェクトツリーからいつでも参照できます。オブジェクトを永続的に保持したい場合はオブジェクトツリーに接続してください。接続したオブジェクトはDeleteメソッドで削除できます。

 

多くのオブジェクトをオブジェクトツリーに接続するとメモリ効率が悪くなり、動作も遅くなる場合があるので注意してください。

 

呼出形式

obj.Append( child [, name ] )

 

戻り値

なし

 

引数

Object child

接続する子オブジェクト

以下のオブジェクトは指定できません。

DisplayObjectクラスを継承したクラスのオブジェクト

・階層構造の規定に反したオブジェクト

・すでに別の親オブジェクトに接続されているオブジェクト

・配列の要素オブジェクト

 

 

String name

子オブジェクトの名前

すでにchildに名前が付与されている場合は指定できません。

接続する同一階層に同じ名前のオブジェクトがあると例外が発生します。

 

例外

CRS-334

オブジェクト以外を接続することはできません

 

CRS-335

同じ名前を持つオブジェクトは接続できません

 

CRS-336

すでにオブジェクトツリーに接続されています

 

CRS-357

別の名前でAppendすることはできません

 

CRS-362

配列要素または構造をもつオブジェクトはAppendできません

 

使用例

Function OnTouch(e) {
    var child = new Array(1, 2, 3, 4, 5);
    Append(child, "TheArray");
}

 

関連項目

DeleteDeleteChildメソッド

 



「オンラインマニュアル」一覧へ戻る
「Bizの宝箱」TOPへ戻る