Runtime.ShellPrintメソッド

説明

シェルの機能によりファイルを印刷します。

Windowsのエクスプローラによる「印刷」の操作と同じで、指定したファイルの拡張子に関連付いたアプリケーションでファイルを通常使うプリンタから印刷します。

メソッドの呼び出しによるセキュリティ警告ダイアログの表示や、実行できるファイルの種類、セキュリティレベルによる動作の違いについては、ShellOpenメソッドと同じです。

では使用できません

呼出形式

var result = rt.ShellPrint( fileName [, mode ] )

戻り値

ファイルの印刷を開始できた場合は$TRUE、それ以外は$FALSEを返します。

引数

String fileName

印刷するファイルのファイルパス

ルートフォルダを基点としたパスを指定します。

ルートフォルダはFileSystemクラスのパブリック属性と同じです。

よりRuntimeコンストラクタにFileSystemオブジェクトを指定することで、仮想ファイル名も利用可能になりました。

integer mode

関連付けられたアプリケーションのウィンドウ表示モード

以下の値を指定します。

省略した場合は、Runtime.MODE_DEFAULTと同じ動作となります。

例外

RTM-11

外部プログラムはセキュリティ上の制約により実行できません

RTM-13

指定のファイルは見つかりませんでした

RTM-30

オープン操作はユーザにより中止されました

使用例

var rt = new Runtime;

rt.ShellPrint("/files/app.xls");