CSVDocument.Loadメソッド

説明

ReaderオブジェクトからCSVデータを読み込みます。

Loadメソッドを実行する前のデータは失われます。

WEBサーバやファイルからCSVデータを読み込む場合、Getメソッドを利用することもできますが、Loadメソッドの方が、読み込む行を選択できるなど、機能に柔軟性があります。

より追加ここから --->

内部文字コードがUnicodeのCSVDocumentの場合、入力となるCSVファイルの文字コードはUnicodeです。

<---ここまで

呼出形式

csvdoc.Load( reader [, cond1 [, cond2, … ] ] )

戻り値

なし

引数

Object reader

読み込み元のReaderオブジェクト（ReadLineメソッドを利用できるオブジェクト）

String cond

読み込む行を指定する検索条件

次の書式で指定します。

column [mode] operator value

column

検索キーとなる列を0から始まる列番号で指定します

mode

検索キーを数値として比較する場合は "n" を指定します（省略した場合は文字列として比較）

operator

以下の比較演算子を指定します

value

比較対象の値を指定します

同じ行の別の列と比較する場合は、[ ]で列番号を指定します。

例

"0==A"         1列目がAの行に一致します。

"1n>100"       2列目が100より大きい行に一致します。

"2==[3]"       3列目と4列目が等しい行に一致します。

検索条件は、最大で列の数と同じだけ指定することができ、複数指定した場合はANDにより結合されます。

例外

CSV-8

有効なReadオブジェクトが指定されていません

CSV-9

ReadLine()メソッドをサポートしていません

使用例

var csvdoc = new CSVDocument;

var res = session.get("/test/sample.csv");

csvdoc.Load(res, "1n>100", "2==[3]");