CRSプログラミング

Q6 13
Biz/Browser Mobileの例外発生箇所の調査方法
[内容]
Biz/Browser Mobileで発生した例外をBiz/Designer Mobileのデバッグで調査できない場合どうすればよいか
A6 13
[解決方法]
Biz/Browser Mobileでは、例外エラーが発生すると自動でエラーの詳細を出力した「BizBrowser.core」を端末内に出力します。
Biz/Designer Mobileでのデバッグや独自のアプリケーションログから例外箇所や要因が不明な場合は、例外発生時の以下のディレクトリより「BizBrowser.core」を取得し、サポート係へお問合せください。
 ※「BizBrowser.core」はユーザには解析できない形式で出力されています。

OS BizBrowser.coreの出力先
WindowsCE
WindowsMobile
[インストールフォルダ]\users\default
または
\Windows\Profiles\guest\Application Data\AXIS Soft\BizBrowser

「BizBrowser.core」は、例外が出力される度に上書き保存され、過去の履歴は残りません。
「BizBrowser.core」を送付する場合は必ず、例外発生直後に取得したファイルを送付してください。
また、CRSスクリプト内でtry … catch文やグローバル例外ハンドラを記述している場合は、「BizBrowser.core」は、出力されませんのでご留意ください。

[ 補足 ]
Biz/Browser Mobile ver4.5.0.0から、「BizBrowser.core」の出力をコマンドラインパラメータの設定で制御できるようになりました。

コマンドラインパラメータ : /coreDump [n]

コマンド実行例 : BizBrowserMobile4.exe /coreDump 2

nの値 説明
0 デバッグ情報(コアダンプ)を出力しません。
1 ハンドリングされていない例外が発生した場合、デバッグ情報(コアダンプ)を出力します。コアダンプがすでに存在する場合、上書きされます。
(従来のBiz/Browserの動作と同等です)
2 ハンドリングの有無にかかわらず、例外が発生するたびにデバッグ情報(コアダンプ)を出力します。
コアダンプファイル名にはプロセスIDと4桁の連番が付与され、コアダンプが出力される度に新たに作成されます。

[ 参考 ]
Biz/Browser CRSマニュアル > Biz/Browser起動時の動作
  > Biz/Browserの起動
    デバッグ情報(コアダンプ)の出力制御

管理番号:CRSM_013
 
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