Bluetooth通信

Q
Bluetoothデバイススキャン時に取得できるデバイス情報
A1
RuntimeクラスのStartBluetoothScanningメソッドでBluetoothデバイスのスキャンを行い、Bluetoothデバイスが検出されるとRootクラスのBluetoothDeviceFoundイベントが発生します。

イベント発生時に取得できる項目は下記の通りです。

名前 内容
DeviceId 対象のBluetoothデバイスのBDアドレスが格納されます。
(BDアドレスの形式はMACアドレスと同じです)
Name 対象のBluetoothデバイスの名称が格納されます。
ConnectableAsBluetoothClassic Bluetooth Classicデバイスとして接続できるデバイスであれば$TRUEが、接続できなければ$FALSEが格納されます。
ConnectableAsBluetoothLE BLE(Bluetooth Low Energy)デバイスとして接続できるデバイスであれば$TRUEが、接続できなければ$FALSEが格納されます。
HasRssi RSSI値(Received Signal Strength Indication)を持つ場合は$TRUEが、持たない場合は$FALSEが格納されます。
BLEデバイスでも稀にRSSI値を持たないものがあります。
Rssi HasRssiが$TRUEの場合、RSSI値が格納されます。単位はdBmです。
HasRssiが$FALSEの場合、このオブジェクトは付加されません。
HasTxPowerLevel 送信出力値を持つ場合は$TRUEが、持たない場合は$FALSEが格納されます。
TxPowerLevel HasTxPowerLevelが$TRUEの場合、送信出力値が格納されます。単位はdBmです。
HasTxPowerLevelが$FALSEの場合、このオブジェクトは付加されません。
ServiceUuidList アドバタイズされているサービス一覧が格納されます。 なお、アドバタイズされていないだけで使用できるサービスがある場合があります。

Bluetoothデバイスのスキャンの実装方法は以下をご参照ください。

・Bluetoothデバイスをスキャンしたい

イベント発生時、同一のデバイスが何度も検出されることがあります。 これは、イベント発生ごとにRSSI(受信信号強度)値の変化を取得するための動作です。
RSSI(受信信号強度)を利用する必要がない場合、同一のデバイスが検出された際は処理をスキップするような制御を行ってください。


管理番号:BleHt_003
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