CRS - 名前空間
名前空間を利用したデータの受け渡し
Biz/Browser DTでは、名前空間(namespace)を利用してフォーム間でのデータ受け渡しが行えます。
Formなどを定義したアプリケーション画面とは別のCRSファイルに定義した名前空間(namespace)へデータを保持することで、様々な画面から保持したデータを参照することが可能となります。
サンプルでは名前空間(namespace)へ入力値を保持するためのStringオブジェクトを定義し、form1で入力した値をform2で参照しています。
名前空間(namespace)を定義したCRSファイルは、Importで読込みます。Importしたファイルの内容は保持されるため、全CRSファイルにImportを記述する必要はありません。 名前空間(namespace)を利用するCRSファイルで一度読み込みを行うだけで利用が可能です。
【form1でTextBoxに値を入力】
【form2に画面遷移】
データの受け渡しはユーザ定義イベントを利用する方法でも可能です。
詳細は
ユーザ定義イベントを利用したデータの受け渡し
を参照してください。
[Gv_c.crs]
namespace Gv_c{ # 入力値の保持用 String txt; }
[form1.crs]
Import "Gv_c.crs"; Form form1 { width = 800; height = 600; bgColor = new Brush("#ffaaffff", Brush.SOLID); Textbox Textbox1 { x = 32; y = 40; height = 28; # 保持した値をセット value = Gv_c.txt; } Button Button1 { x = 32; y = 88; height = 20; title = "form2へ"; Function OnTouch(e) { # Textboxの値を保持 Gv_c.txt = ^.Textbox1; # 次の画面を表示 form1.delete(); //.get("form2.crs"); } } }
[form2.crs]
# form1から実行してください Form form2 { width = 800; height = 600; bgColor = new Brush("#ffffff7f", Brush.SOLID); Textbox Textbox1 { x = 32; y = 32; height = 28; # 保持した値をセット value = Gv_c.txt; } Button Button1 { x = 32; y = 88; height = 20; title = "form1へ戻る"; Function OnTouch(e) { # Textboxの値を保持 Gv_c.txt = ^.Textbox1; # form1へ画面遷移 form2.delete(); //.get("form1.crs"); } } }
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