[解決方法]
PC版Biz/Designer XEを利用して、Biz/Browser Mobile向けのCRSファイルを開発して
ゆくことは可能ですが、Biz/Browser Mobileにしかないクラスやメソッド、プロパティ、
イベント等の記述があった場合、アウトプットビューの実行結果にエラーが表示されて
しまいます。
<画像をクリックすると大きい画像を開きます>
「$Mobile」定数を利用することで、モバイル版のみに存在するクラスやメソッド、
プロパティの記述を実行モジュールがBiz/Browser Mobileであるときのみ、処理される
ようにすることが可能で、画面デザイン時のエラーを回避することが出来ます。
if( $Mobile ){
: /* Biz/Browser Mobileから実行した場合、「真」の処理が実行 */
} else {
: /* Biz/Browser(PC版)から実行した場合、$Mobileは「not Found」
となり、「偽」の処理が実行 */
} |
Biz/Browser Mobile向けの開発環境として「Biz/Designer Mobile」が提供されています。
Biz/Browser Mobile向けのCRSファイルの開発を行う場合は、「Biz/Designer Mobile」を
ご利用いただくことを推奨いたします。
Biz/Designer Mobileでは、
・端末プロファイルの利用
機種の画面サイズに沿って開発したい(端末プロファイルの利用)
実機に近いフォントで開発を行いたい(端末プロファイルの利用)
・バージョン選択機能
Biz/Browser Mobileの旧バージョンの機能に合わせて開発を行いたい
が利用でき、Biz/Browser Mobile向けに、より適した開発ツールとなっていますので、
開発工数も大幅に削減することが出来ます。
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