CRS

Q6 12
接続ライセンス証明書の配布を自動化したい 
[内容]
アプリケーションに必要なライセンス証明書を自動的に配布する方法がないか?


A6 12
[解決方法]
Biz/Browser ver4.1以降であれば、以下のグローバル関数を使用して、必要なライセンスが
登録されているかをチェックしたり、ライセンスファイルをサーバから取得してBiz/Browserへ
登録する機能をアプリケーションに組み込むことができます。

hasConnectionLicense( URL )
指定したURLへアクセスするためのライセンスが、既に登録されていればTRUE、
登録されていない場合FALSEを返します。

importConnectionLicense( URL )
指定したURLからライセンスファイルを取得し、実行中のBiz/Browserへ登録します。
正常にダウンロードができない場合、例外が発生します。

下記のサンプルコードでは、「http://server」へアクセスできるライセンスが登録されて
いない場合、あらかじめサーバ上に設置しておいたライセンスファイルを取得しています。

[サンプルコード]
if (hasConnectionLicense("http://server") == $FALSE) {
   Messagebox("http://serverへの接続ライセンスを登録します");
   try{
      importConnectionLicense("http://server/License.xml");
      MessageBox("ライセンスの登録が完了しました");
   }Catch( e ){
      MessageBox("ライセンスが登録できませんでした\r\n"
       + e.Method +"-"+ str(e.Code) +" "+ e.Message);
   }
}

ライセンスファイルが登録されていない場合、GetメソッドによるCRSファイルの取得が
制限されます。
しかし、一般的にBiz/Browserのアプリケーションは、LoginメソッドによるCRSファイルの
取得で開始するため、最初のCRSファイルは接続ライセンスがなくとも実行できます。
(Biz/Browserのログイン画面や、Internet ExplorerのアドレスバーでcrsファイルのURLを
指定して実行する場合も、内部的にはLoginメソッドが実行されています。)

そこで、サンプルコードのようなライセンスを取得する仕組みを、アプリケーションで
最初に呼び出される画面に記述しておくことで、アプリケーションに必要なライセンスを
自動的に登録できます。

[関連]
接続ライセンス証明書の更新方法

 
管理番号:CRS_012
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