Biz/Browser V ver5.1.2.0 リリースノート

Biz/Browser Vをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このドキュメントには、Biz/Browser Vの以前のリリースとの違いなど、 マニュアルには記載されていない重要な情報が含まれます。

今回のリリースと、それ以前のリリースとの比較など、お気付きの点についてフィードバックをお寄せいただければ幸いです。
お寄せいただいたご意見、ご要望は、より良い製品を開発するために活用させていただきます。

制限事項および既知の問題

制限事項
Windows Vista以降での利用について
   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について
       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。

   (2) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について
       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (3) キーボードフォーカスについて
       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (4) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について
       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (5) キーボードフォーカスを示す破線の表示について
       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

Windows 7以降での利用について
   (1) 「ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします」をオンでご利用ください
       ウィンドウが最大化中かつRoot.MaximizeBoxプロパティに$FALSEが指定されていても、
       タイトルバーを掴んでドラッグすると最大化が解除されてしまう場合があります。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[マウスを使いやすくします]
       →[ウィンドウの管理を簡単にします]
       「ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします」を
       オンにすることで回避できます。
       (※デフォルトはチェックなし)

Windows 8.x以降での利用について
   (1) 「アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオンでご利用ください
       Windows 8.x以降のOS上にてIMEModeプロパティで指定した入力モードが無視されてしまう場合があります。
       これはWindows 8.x以降では従来とは異なり全アプリのウィンドウで共通の入力方式を
       使用することが標準となったためです。
                
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[時計、言語、及び地域]カテゴリの[入力方法の変更]
       →[詳細設定]を開き、[アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する]と
         [使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにすることで
         Windows 7以前と同様の動作になります。

   (2) フォント・文字間隔の差異について
       OS間のフォント・文字間隔の違いによりテキストの表示位置、改行位置に差異が発生する
       場合があります。

   (3) 「テキストやその他の項目の大きさの変更」を「小-100%」でご利用ください
       高精細ディスプレイを搭載したマシン上でWindows 8環境の場合、
       「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に
       設定されていることがあります。
       この場合、以下のような現象が確認されております。
       
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で
           切れてしまう場合がある
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが
           崩れてしまう場合がある
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]を開き、[ディスプレイ]カテゴリの
       [テキストやその他の項目の大きさの変更]を「小-100%」にすることで回避できます。

Windows 10 バージョン1809以降での利用について
   (1) Shift-JISとして正しく成立していないテキストデータをEditBoxクラス、TextFrameクラスへ設定すると
    Biz/Browserが応答なしとなるパターンがあります
                
       これはWindows 10 バージョン1809以降を適用した影響で発生する現象です。
       Shift-JISとして正しく成立する文字列をセットすれば発生しません。

Windows XPでのご利用について
   (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください
       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (2) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合 がある。 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック をオフにした状態でご利用ください。 Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 (3) LostFocusイベントの多重発生について Dialogを閉じた後、フォーカスされたオブジェクトからInternet Explorerがフォーカス を奪う場合があり、そのため余分なLostFocusイベントが発生する可能性があります。 Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない Windows 10 バージョン2004で搭載されたMicrosoft IME新バージョンの利用について 2020年8月31日現在、以下の問題があることが判明しております。 (1) TextBoxクラスでAutoCompleteプロパティを設定した場合、補完リストが正常に表示されない。 (2) DragSourceクラスを使用しドラッグアンドドロップを行う際、ShiftキーやCtrlキーを 押下しドロップを繰り返すとハングアップを起こす。 上記の問題がシステムに影響を及ぼす場合は、旧バージョンのMicrosoft IME(以下MS-IME)に切り替えてご利用ください。 旧バージョンのMS-IMEへの切り替え方法に関してはこちらをご参照ください。 上記の問題は、新バージョンのMS-IMEによる問題であり、マイクロソフト社が解決に向けて調査中の状態です。 修正プログラムに関しても未定となっていますが、旧バージョンのMS-IMEに切り替えることで問題の回避が 可能なことが判明しています。

ver5.1.1.9 から ver5.1.2.0 への主な変更点

バージョン
	
■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser V インストーラ 5.1.2.0
    - Biz/Browser V 5.1.2.0
    - BizHook.dll ver1.0.1.1

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2011/08/22
    - invoker.exe ver1.2.0.0
    - invoker4.exe ver1.2.0.0
    - BizLink.dll ver3.2.2.4
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.4

■ 動作環境

    【動作保証OS】
    - Windows XP(32ビット版)
    - Windows Vista(32ビット版)
    - Windows 7
    - Windows 8
    - Windows 8.1
    - Windows 10

    【動作検証済みOS】
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver6.0(SP1) ~ ver11.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

■ 変更履歴

   過去の変更履歴
	
TextBoxクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、InputModeプロパティやMaxLengthプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、Passwordプロパティに$TRUEを設定し、入力フォーカスがある状態になってもタスクトレイのIMEアイコンが×(IME不可)にならない問題に対応しました。#19282
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、SetIMECompObjectメソッドの第2引数に$KANA、$DKANAなどを指定しても、振り仮名が「カタカナ」でなく「ひらがな」で入力されてしまう問題に対応しました。#19301
	
EditBoxクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、InputModeプロパティやMaxLengthプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
	
ComboBoxクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際はWindowsの標準コンポーネントを用いず、独自のコンポーネントを使用するように変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、InputModeプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
	
DateEditクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、Formatプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、IMEから非ASCII文字の入力を行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
	
NumberEditクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、FormatプロパティやMaxLengthプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、IMEから非ASCII文字の入力を行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
	
MaskEditクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、InputModeプロパティやMaskプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
	
FlexTextBoxクラス
仕様変更
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)で搭載された新Microsoft IMEに関わる障害回避のため、バージョン2004以降で使用の際は内部的なウィンドウクラス(Windows上の識別子)を変更しました。そのため従来動作していた回帰テストツールやRPAでのオブジェクト認識に支障がでる可能性があります。#19282
	
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、InputModeプロパティやMaxLengthプロパティを設定した状態で、入力制限に反する入力をIMEから行うとIMEが異常状態に陥る問題に対応しました。#19282
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、セル非編集状態からIME入力で数字を入力した場合、アルファベット文字が入力され、かつ確定してしまう問題に対応しました。#19283
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、セル非編集状態からIME入力を数字以外で開始した場合、1文字目が欠損する問題に対応しました。#19283
	
SSpreadクラス
障害修正
・Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)かつ、IMEとして新Microsoft IMEを選択時、セル非編集状態からIME入力を開始した場合、1文字目が強制的に確定してしまう問題に対応しました。#19283