Biz/Browserをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このドキュメントには、Biz/Designer、Biz/Browserの以前のリリースとの違いなど、 マニュアルには記載されていない重要な情報が含まれます。
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ver4.3.2.2 から ver4.3.2.3 への主な変更点 | ||
バージョン | ■ 以下のモジュールが変更されました。 - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.2.3 - Biz/Browser XE 4.3.2.3 - rootHandler.crs 2015/10/7 ■ 以下のモジュールの変更はありません。 - BizHook.dll ver1.0.0.0 - login.crs 2005/2/25 - BizLink.dll ver3.2.1.1 - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2 ■ 動作環境 OS - Windows 98 - Windows Me - Windows NT4.0 - Windows 2000 - Windows XP - Windows Vista - Windows 7 - Windows 8 - Windows 10 対応ブラウザ Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver11.0 ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを 無効とする必要があります。 ■ 変更履歴 旧バージョンとの互換性について 過去の変更履歴 |
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Biz/Browser XE | 制限事項 | 1. Windows Vista以降での利用について 以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常 動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用 になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。 (1) フォントの差異について Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。 詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」 を参照ください。 (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作 IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力 後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。 (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について 保護モードを無効としてご利用ください。 保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。 ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。 ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。 Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、 Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが 異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない ようにお願いします。 (4) キーボードフォーカスについて まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。 (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され ることがあります。 ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。 (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が 表示されない場合があります。 これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は オブジェクトにあたっています。 これはWindowsの設定による現象です。 [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター] →[キーボードを使いやすくします] →[ショートカットキーを使いやすくします] 「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。 (※デフォルトはチェックなし) (7) Internet Explorer内部で実行した際のスクロールバーの問題について Internet Explorer内部で実行した際、次の障害が確認されています。 ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に なることがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602 2. Windows 8以降のOSでの利用について (1) 「アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオンでご利用ください Windows 8以降のOS上にてIMEModeプロパティで指定した入力モードが無視されてしまう場合があります。 これはWindows 8以降では従来とは異なり全アプリのウィンドウで共通の入力方式を 使用することが標準となったためです。 これはWindowsの設定による現象です。 [コントロールパネル]→[時計、言語、及び地域]カテゴリの[入力方法の変更] →[詳細設定]を開き、[アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する]と [使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにすることで Windows 7以前と同様の動作になります。 (2) フォント・文字間隔の差異について OS間のフォント・文字間隔の違いによりテキストの表示位置、改行位置に差異が発生する 場合があります。 (3) 「テキストやその他の項目の大きさの変更」を「小-100%」でご利用ください 高精細ディスプレイを搭載したマシン上でWindows 8以降の環境の場合、 「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に 設定されていることがあります。 この場合、以下のような現象が確認されております。 ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で 切れてしまう場合がある ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが 崩れてしまう場合がある これはWindowsの設定による現象です。 [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]を開き、[ディスプレイ]カテゴリの [テキストやその他の項目の大きさの変更]を「小-100%」にすることで回避できます。 (4) その他ご注意 ・Internet Explorer内部で実行した際、FileSystemクラスのCopy, DeleteFile, Renameメソッド実行時に、背後で開いている別のアプリケーションへ意図しない フォーカス移動が発生することがあります。 ・タブレットPC上にてValueTypeにStringを指定したEdit系オブジェクトに対し 2バイト文字のペーストを行った際、ペースト後のカーソル位置が意図しない位置に なることがあります。 3.Windows XPでのご利用について (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください Windows XPテーマで利用してかつInternet Explorer内部で実行する場合、次の 障害が確認されています。 ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に なることがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602 (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ れています。 ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合 がある。 (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて います。 この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの 機能の問題によって発生しています。 |
障害修正 | ・Windows 10上でInternet Explorer内部での実行時、極まれにスクロールバーを マウス操作することができなくなるOSの障害(制限事項参照)に一部対策を行いました。 |
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Rootクラス | 障害修正 | ・Windows 10にて、PrintScreenMaskメソッドが動作しない問題を修正しました。 |