Biz/Browser XE 変更履歴

ver4.3.2.0 から ver4.3.2.2 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.2.2
    - Biz/Browser XE 4.3.2.2
    - rootHandler.crs 2015/10/7

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - BizHook.dll ver1.0.0.0
    - login.crs 2005/2/25
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7
    - Windows 8
    - Windows 10

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver11.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

   (7) Internet Explorer内部で実行した際のスクロールバーの問題について

       Internet Explorer内部で実行した際、次の障害が確認されています。

     ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
       なることがある。

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602


2. Windows 8以降のOSでの利用について

    (1) 「アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオンでご利用ください

       Windows 8以降のOS上にてIMEModeプロパティで指定した入力モードが無視されてしまう場合があります。
       これはWindows 8以降では従来とは異なり全アプリのウィンドウで共通の入力方式を
       使用することが標準となったためです。
                
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[時計、言語、及び地域]カテゴリの[入力方法の変更]
       →[詳細設定]を開き、[アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する]と
         [使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにすることで
         Windows 7以前と同様の動作になります。

    (2) フォント・文字間隔の差異について

       OS間のフォント・文字間隔の違いによりテキストの表示位置、改行位置に差異が発生する
       場合があります。
       
    (3) 「テキストやその他の項目の大きさの変更」を「小-100%」でご利用ください
    
       高精細ディスプレイを搭載したマシン上でWindows 8以降の環境の場合、
       「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に
       設定されていることがあります。
       この場合、以下のような現象が確認されております。
       
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で
           切れてしまう場合がある
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが
           崩れてしまう場合がある
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]を開き、[ディスプレイ]カテゴリの
       [テキストやその他の項目の大きさの変更]を「小-100%」にすることで回避できます。

    (4) その他ご注意
       
     ・Internet Explorer内部で実行した際、FileSystemクラスのCopy, DeleteFile,
       Renameメソッド実行時に、背後で開いている別のアプリケーションへ意図しない
       フォーカス移動が発生することがあります。
       
     ・タブレットPC上にてValueTypeにStringを指定したEdit系オブジェクトに対し
       2バイト文字のペーストを行った際、ペースト後のカーソル位置が意図しない位置に
       なることがあります。


3.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用してかつInternet Explorer内部で実行する場合、次の
        障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 4. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 (4) LostFocusイベントの多重発生について Dialogを閉じた後、フォーカスされたオブジェクトからInternet Explorerがフォーカス を奪う場合があり、そのため余分なLostFocusイベントが発生する可能性があります。 5. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 6. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 7. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 8. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
SYSオブジェクト Windows 10対応
・Windows 10上での実行時、OSプロパティに"Windows 10"が設定されない問題に対処しました。
CheckItemクラス 障害修正
・CheckItemの配列オブジェクトに対してSetFocusを実行(item[1].SetFocus()ではなくitem.SetFocus)すると、その後
  Tabキーでフォーカス移動ができなくなる問題に対処しました。
OptionItemクラス 障害修正
・OptionItemの配列オブジェクトに対してSetFocusを実行(item[1].SetFocus()ではなくitem.SetFocus)すると、その後
  Tabキーでフォーカス移動ができなくなる問題に対処しました。

ver4.3.1.2 から ver4.3.2.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.2.0
    - Biz/Browser XE 4.3.2.0

■ 以下のモジュールが追加されました。
    - BizHook.dll ver1.0.0.0

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2012/3/5
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7
    - Windows 8

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver10.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

   (7) Internet Explorer内部で実行した際のスクロールバーの問題について

       Internet Explorer内部で実行した際、次の障害が確認されています。

     ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
       なることがある。

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602


2. Windows 8での利用について

    (1) 「アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオンでご利用ください

       Windows 8上にてIMEModeプロパティで指定した入力モードが無視されてしまう場合があります。
       これはWindows 8では従来とは異なり全アプリのウィンドウで共通の入力方式を
       使用することが標準となったためです。
                
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[時計、言語、及び地域]カテゴリの[入力方法の変更]
       →[詳細設定]を開き、[アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する]と
         [使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにすることで
         Windows 7以前と同様の動作になります。

    (2) フォント・文字間隔の差異について

       OS間のフォント・文字間隔の違いによりテキストの表示位置、改行位置に差異が発生する
       場合があります。
       
    (3) 「テキストやその他の項目の大きさの変更」を「小-100%」でご利用ください
    
       高精細ディスプレイを搭載したマシン上でWindows 8環境の場合、
       「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に
       設定されていることがあります。
       この場合、以下のような現象が確認されております。
       
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で
           切れてしまう場合がある
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが
           崩れてしまう場合がある
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]を開き、[ディスプレイ]カテゴリの
       [テキストやその他の項目の大きさの変更]を「小-100%」にすることで回避できます。

    (4) その他ご注意
       
     ・Internet Explorer内部で実行した際、FileSystemクラスのCopy, DeleteFile,
       Renameメソッド実行時に、背後で開いている別のアプリケーションへ意図しない
       フォーカス移動が発生することがあります。
       
     ・タブレットPC上にてValueTypeにStringを指定したEdit系オブジェクトに対し
       2バイト文字のペーストを行った際、ペースト後のカーソル位置が意図しない位置に
       なることがあります。


3.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用してかつInternet Explorer内部で実行する場合、次の
        障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 4. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 (4) LostFocusイベントの多重発生について Dialogを閉じた後、フォーカスされたオブジェクトからInternet Explorerがフォーカス を奪う場合があり、そのため余分なLostFocusイベントが発生する可能性があります。 5. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 6. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 7. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 8. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
Windows 8対応
・Windows 8上でInternet Explorer内部での実行時、極まれにスクロールバーを
 マウス操作することができなくなるOSの障害(制限事項参照)に一部対策を行いました。
Rootクラス Windows 8対応
・Windows 8上でPrintScreenMaskプロパティが有効にならない問題に対処しました。
SYSオブジェクト Windows 8対応
・Windows 8上での実行時、OSプロパティに"Windows 8"が設定されない問題に対処しました。
・64ビットOSで実行時、OSプロパティへ"(x64)"の表記を付加します。
Spreadクラス Windows 8対応
・Windows 8上においては行番号の列の幅の算出方法を変更し、OS間誤差が少なくなるよう
  対応しました。

ver4.3.1.0 から ver4.3.1.2 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.1.2
    - Biz/Browser XE 4.3.1.2
    - rootHandler.crs 2012/3/5

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver9.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

   (7) Internet Explorer内部で実行した際のスクロールバーの問題について

       Internet Explorer内部で実行した際、次の障害が確認されています。

     ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
       なることがある。

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用してかつInternet Explorer内部で実行する場合、次の
        障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 (4) LostFocusイベントの多重発生について Dialogを閉じた後、フォーカスされたオブジェクトからInternet Explorerがフォーカス を奪う場合があり、そのため余分なLostFocusイベントが発生する可能性があります。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 7. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
障害修正
・Windows Vista以降のOSでタブレットを接続した場合(タブレットPC、スレートPCを含む)
  かつIE内でBiz/Browserを動作させた場合、Biz/Browser終了時にアプリケーションエラー
  が発生する問題を修正しました。
FocusObjectクラス 障害修正
・DialogまたはDocのプレビューを閉じた時、Dialog表示前にフォーカスがあったオブジェ
  クトに対し、予期しないLostFocus、GetFocusイベントが発生する問題を修正しました。
Dialogクラス 障害修正
・Windows VistaやWindows 7上でAeroテーマ使用時、Dialogを重ねた場合に、特定の条件で背面のDialog
  の画面更新が行われず表示が白くなってしまう問題を修正しました。

ver4.3.0.4 から ver4.3.1.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.1.0
    - Biz/Browser XE 4.3.1.0
    - rootHandler.crs 2011/7/14

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver9.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

   (7) Internet Explorer内部で実行した際のスクロールバーの問題について

       Internet Explorer内部で実行した際、次の障害が確認されています。

     ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
       なることがある。

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用してかつInternet Explorer内部で実行する場合、次の
        障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 7. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
機能追加・仕様変更
株式会社日立ソリューションズ 回帰テスト自動実行ツール anyWarp Capture/Replay
  での操作記録・再生に対応しました。

・Internet Explorer内部での実行時、極まれにスクロールバーをマウス操作することが
  できなくなるOSの障害(制限事項参照)に一部対策を行いました。
・メニューから「キャッシュ設定」などのダイアログを表示している間はCRSエンジンの動作
  を停止するようにしました。
・日付文字列の書式解析の際、ミリ秒のセパレータとして":"に加え"."もセパレータとして
  許可するようにしました。ただしBiz/Browserの日付型の分解能は秒単位ですのでミリ秒の
  フィールドの記述は無視されます。
Dialogクラス 障害修正
・Dialogを作成して表示される前にDeleteするとアプリケーションエラーが発生する場合
  がある問題を修正しました。
FlexViewクラス 障害修正
・FlexViewの横スクロールバーを左方向にドラッグしてもスクロールしない問題を修正し
  ました。

ver4.3.0.3 から ver4.3.0.4 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.0.4
    - Biz/Browser XE 4.3.0.4
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2010/1/28
    - BizLink.dll ver3.2.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)
       
2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 7. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
機能追加・仕様変更
・キャッシュファイルの厳密なチェックを行うようにしました。
  キャッシュの実ファイルとインデックスファイルの双方向の突き合わせを行い
  キャッシュ状態に矛盾がある場合、キャッシュをリセットする機構が追加されました。
障害修正
・メインフォーム(Root直下のForm)の自動サイズ調整が不適切なことに起因して
  意図せずFormのサイズが小さくなったり、スクロールバーが表示されてしまう
  場合がある問題を修正しました。
・IE内部動作時、Biz/Browserのフォーム上でマウスを左クリックしたままドラッグ
  しHTMLを表示しているフレームで右クリックするとハングアップする問題を
  修正しました。
・IE内部動作時、まれにキャレット(カーソル)が消えてしまう現象の対策を行い
  ました。
IEConnect ActiveX 機能追加・仕様変更
・IEConnect内部で通信エラー(相手サーバに接続できない場合)が発生した場合
  HTTP-500のコードを返す仕様を COMのエラーコードを返す様に変更されました。

グローバル関数 障害修正
・max関数でマイナス値を指定すると正常に動作しない問題を修正しました。
Mathクラス 障害修正
・maxメソッドでマイナス値を指定すると正常に動作しない問題を修正しました。
DisplayObjectクラス 障害修正
・SetCursorメソッドを実行した直後にマウス形状が変化しない問題を修正しました。
・CRSエンジン実行時、クリック動作などでマウスポインタが進入禁止になったまま
  元に戻らない場合がある問題を修正しました。
Rootクラス 機能追加・仕様変更
・タイトルバーへのファイルドロップ操作で受け付けるファイルを.crs*、.crx*、.car*
  のみに限定しました。
障害修正
・Windows Vista/Windows 7のAeroデスクトップ使用時にHardCopyメソッドを
  実行すると印刷指定ダイアログが映り込んでしまう問題を修正しました。
Dialogクラス 障害修正
・Dialogを表示中に最小化を行い、復帰を行うとDialog表示元のウィンドウが
  アクティブになってしまう場合がある問題を修正しました。
・Dialogに対するActiveプロパティの動作を見直し、意図しない非活性状態
  の変化が起こらないようにしました。
・IE内部動作時、フレーム分けされた片方にBiz/Browserがはめ込まれた状態
  でDialogを表示し、一度HTML側のフレームにフォーカスを移した上メッセージ
  ボックスを表示するとキー操作でダイアログボックスを閉じられない問題を
  修正しました。
TextBoxクラス 障害修正
・SetIMECompObjectメソッドを用い送り仮名入力を行う際、Ctrl+キーにより
  送り仮名エリアに制御文字が入ってしまう問題を修正しました。
Spreadクラス 障害修正
・スクロールバーを最下部まで移動しても最終行が表示されない場合がある問題
  を修正しました。
DateEditクラス 機能追加・仕様変更
・カレンダーのデザインがOSのデザイン設定に沿うように変更されました。
障害修正
・カレンダー表示中にAlt+Tabキーにてタスクリストを表示した際Biz/Browserが
  表示されない問題を修正しました。
・範囲選択された状態で入力を行った場合、表示状態が不正になる場合がある問題を
  修正しました。
NumberEditクラス 機能追加・仕様変更
・電卓のデザインがOSのデザイン設定に沿うように変更されました。
障害修正
・電卓表示中にAlt+Tabキーにてタスクリストを表示した際Biz/Browserが
  表示されない問題を修正しました。
FlexTreeHeaderクラス 障害修正
・折りたたみを行い、展開した状態でスクロールバーを最下部まで移動しても最終行
  が表示されない場合がある問題を修正しました。
FlexTextBoxクラス 障害修正
・IMEModeが$CLOSEの場合、意図しないKeyDownイベントが発生する問題を修正しました。
・IMEにATOKを使用時、IMEModeの指定通り動作しない場合がある問題を修正しました。
ByteArrayクラス 障害修正
・データの代入時、ヌル終端の文字列として左辺と右辺が一致してしまうと代入が行われ
  ない問題を修正しました。
HttpSessionクラス 機能追加・仕様変更
・IECoonect新バージョンに対応し、IEConnectの最新版と組み合わせて使用した
  場合、従来接続エラーが発生した場合、受信結果としてHTTPのステータスコードで
  エラーを出力していましたが、受信動作に入る前に例外(HTTP-6)を発生します。
  また、IEConnectから戻されるエラーコードを基本的な物はエラーメッセージに
  変換します。
FileSystemクラス 機能追加・仕様変更
・リムーバブルディスクに対しOpenDialog、SaveDialogメソッド利用した場合
  カレントドライブをリムーバブルディスクに移動しないようにしました。
XMLNodeクラス 機能追加・仕様変更
・SelectSingleNode、SelectNodesメソッドでプレフィックス付きのタグ名の指定
  に対応しました。

ver4.3.0.2 から ver4.3.0.3 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.0.3
    - Biz/Browser XE 4.3.0.3

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2010/1/28
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
    
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
障害修正
・IE内部動作中にメッセージボックスが裏に回ってしまう場合がある問題を修正
  しました。
・DialogやDocのプレビューを閉じる際に異なるアプリケーションが最上面に
  表示される場合がある問題を修正しました。

ver4.3.0.1 から ver4.3.0.2 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.0.2
    - Biz/Browser XE 4.3.0.2

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2010/1/28
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降ではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
    
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
機能追加・仕様変更
・他アプリケーションとの拡張子の競合を避けるため、".crx"と同等の動作を行う
 ".crsext"を追加しました。
・Dialogクラス以外のメッセージボックスやシステムダイアログ表示はIE内外に
 かかわらず、すべてモーダル動作に統一されました。
障害修正
・同一イベントハンドラ中でSetFocusメソッドとダイアログやメッセージボックス
 の表示を組み合わせるとSetFocusメソッドの動作が不定になる問題を修正しました。
・IE内部動作中にDocをプレビューした状態でIEをクローズするとアプリケーション
 エラーが発生する場合がある問題を修正しました。
FlexView関連クラス 機能追加・仕様変更
・FlexHeader、FlexGroupHeader、FlexLabel、FlexTextBox、各列タイトル
 部分のセルに対しHorizontalAlign=$CENTERの場合表示領域を左右1ピクセル分、
 HorizontalAlign=$RIGHTの場合左に1ピクセル分表示領域を拡張しました。
 なお、この変更により表示位置自体が変わることはありません。
・FlexLabel、FlexTextBox、FlexHeader、FlexGroupHeaderの各セルに対し
 VerticalAlign=$TOPの場合、表示領域を下に1ピクセル分、$CENTERの場合上下
 1ピクセル分、$BOTTOMの場合上に1ピクセル分表示領域を拡張しました。
 なお、この変更により表示位置自体が変わることはありません。
障害修正
・Biz/Designerでのデバッグ時、複数のFlexRowSetやFlexColumnSet以下に
 同名のFlexItemを配置した場合、正常にウォッチで値の参照が出来ない問題
 を修正しました。
・FlexTextBox、FlexIndentLabel、FlexListBoxのWidthを0にした場合描画が乱れる
 場合がある問題を修正しました。
FlexTextBoxクラス 障害修正
・不正なKeydownイベントが発生する問題を修正しました。
・Ctrlキー押下時KeyDownイベントが発生しない問題を修正しました。
DateEditクラス 機能追加・仕様変更
・Editable=$FALSEの状態ではカレンダー表示がされないよう変更されました。
・Format="WYY・・・"の場合、日付が不確定の場合カレンダー表示がされません
 でしたが、現在日付を基準にカレンダーを表示するように変更されました。
障害修正
・Active=$FALSE、Visible=$FALSEの状態でもShowHelperメソッドでカレンダー表示
 される問題を修正しました。
NumberEditクラス 機能追加・仕様変更
・Editable=$FALSEの状態では電卓表示がされないよう変更されました。
障害修正
・Active=$FALSE、Visible=$FALSEの状態でもShowHelperメソッドで電卓が表示
 される問題を修正しました。
CSVDocumentクラス 障害修正
・配列数を指定したオブジェクトに、それよりも多い行数のCSVDocumentを<<
 オペレータで代入すると、配列数がCSVDocumentの行数分に変更されてしまう
 問題を修正しました。
Graphクラス 障害修正
・GraphオブジェクトをDocに配置した場合、凡例が表示されない問題を修正
 しました。
FileSystemクラス 障害修正
・Copy、Rename、DeleteFileメソッドでSILENTオプションを指定した場合
 確認ダイアログが表示されず、falseで終了してしまう問題を修正しました。
Dialogクラス 障害修正
・システムメニューの「閉じる」でAlt+F4キーのショートカットキーが無効に
 もかかわらずAlt+F4の表記がされていたため、表記を削除しました。
・Dialog上のFormのActiveプロパティを$FALSEに設定した場合、Form上にある
 オブジェクトからLostFocusイベントが発生しない問題を修正しました。

ver4.3.0.0 から ver4.3.0.1 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.0.1
    - Biz/Browser XE 4.3.0.1

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2010/1/28
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降ではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
    
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
FlexViewクラス 障害修正
・Fixed型のセルに文字列表記の数値を代入するとき、一時的に浮動小数点型に
 変換されることがあり、精度が低下してしまう障害を修正しました。
DateEditクラス 障害修正
・ポップアップ表示されるカレンダーが、一部のOSで不正な表示となっていた
 障害を修正しました。

ver4.2.1.1 から ver4.3.0.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.3.0.0
    - Biz/Browser XE 4.3.0.0

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2009/1/26
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
       
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降ではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
    
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
機能追加
・Windows7に対応しました。
障害修正
・Biz/Designerによるデバック実行時に、一部のエラーメッセージが途中で切れ
 てしまう障害を修正しました。
PulldownListクラス 機能追加
・BgColor, FgColorプロパティが追加されました。文字色と背景色を自由に設
 定することができます。
Mailパッケージ 障害修正
・MultiPartMessageクラスのLoadメソッドに渡すReadオブジェクトが、状態に
 よって正しく認識できないことがあった障害を修正しました。
Rootクラス 障害修正
・SetFontFamilyメソッドに誤った引数を指定した場合、誤った内容の例外が発
 生する障害を修正しました。
Docクラス 障害修正
・印刷イメージに含まれるSVGにおいて、imageタグにxlink:href属性が定義さ
 れていないとアプリケーションエラーとなる障害を修正しました。
XMLパッケージ 障害修正
・xmlNodeクラスのselectNodesメソッド、selectSingleNodeメソッドにおいて、
 "//*"など本来ワイルドカードとして機能する"*"が正常に動作せず、誤った
 結果を返していた障害を修正しました。
 また、"//node[@attr!="a"]" などで使用する比較演算子の内、>, >=, !=が正
 しく機能していなかった障害を修正しました。
Fileクラス 障害修正
・ドラッグ&ドロップ操作において大量のファイルをドロップした場合、最大
 で509個までしかOnDroppedイベントハンドラに渡されない障害を修正しました。

ver4.2.0.2 から ver4.2.1.1 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.2.1.1
    - Biz/Browser XE 4.2.1.1

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2009/1/26
    - BizLink.dll ver3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver8.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   以下の機能について、Windows Vista上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vistaではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
    
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
機能追加
・Internet Explorer 8に対応しました。
障害修正
・IE内部動作において、ダイアログやメッセージボックスなどのポップアップ
  ウィンドウがIEのウィンドウの背後に隠れてしまうことがあった障害を修正
  しました。

・ダイアログやメッセージボックスなどのポップアップウィンドウを消去した際、
  まれにキーボードフォーカスが正常に設定されなくなる障害を修正しました。

・Package定義内部で、他のクラスのスタティックメソッドが呼び出せない障害を
  修正しました。
FlexViewクラス 障害修正
・FlexIndentLabelを折りたたみ表示した後、再び展開表示した際にスクロール
  バーが正しく設定されない障害を修正しました。

・FlexRowSet内に置かれたセルが表示領域の右端以降に続く場合、画面表示が
  不正となる障害を修正しました。

・FlexLabelにImageListに格納されたアイコンを設定したとき、アイコンの縦
  または横が0の場合、ImageListが不正な状態となり、そのImageListを表示す
  る他の部分で正しく表示できなくなることがあった障害を修正しました。

・まれに、スクロールバーを先頭位置にドラッグしても先頭行が表示されない事
  があった障害を修正しました。

・まれに、マウスホイールが反応しなくなる事があった障害を修正しました。
ListViewクラス 障害修正
・表示スタイルが$Reportスタイルの場合、&を含む表示文字列が正しく表示され
  ない障害を修正しました。
EditObjectクラス 障害修正
・unicodeを使用したEdit系オブジェクトで、IMECodeInputにTRUEを設定した
  場合、unicode固有文字を文字コード入力(IMECodeInputによるCTRL+Homeによる)
  したとき、不正な文字が入力されることがあった障害を修正しました。
EditBoxクラス 障害修正
・スクリプトからのValueプロパティの更新操作を行った場合、実際の値の変更
  に関わらず、画面表示が再表示されていた障害を修正しました。変更の前後で
  値が変化しない場合、画面表示は再表示されなくなりました。

ver4.2.0.1 から ver4.2.0.2 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.2.0.2
    - Biz/Browser XE 4.2.0.2
    - rootHandler.crs 2009/1/26
    - BizLink.dll 3.2.1.1 - デジタル署名が更新されました
    - BizIEConnection.dll 4.1.1.1 - デジタル署名が更新されました

■ 以下のモジュールの変更はありません
    - login.crs 2005/2/25

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver7.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   以下の機能について、Windows Vista上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vistaではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer 7内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorer 7の「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorer 7が
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。


    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修 正パッチにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。
障害修正
・Biz/Designerからのデバッグ実行時、接続先サーバがlocalhostまたは127.0.0.1
  の場合、Biz/Designerの通信ログに通信結果が記録されないことがあった障害
  を修正しました。

・プレインストールされたWindows VISTA環境において、キャッシュファイルな
  どを記録するユーザフォルダのデフォルト値が、Administratorのフォルダに
  なってしまう事があった障害を修正しました。

・Biz/Designerからのテスト実行において、ShiftJIS以外の文字コードを含む
  一部のデータがウォッチビューに表示されないことがある障害を修正しました。
IEConnect関連 障害修正
・IE6環境において、IEConnectを利用した通信を実行後、一部のキー入力を受け
  付けなくなる事があった障害を修正しました。

・IE6環境におけるIEConnect通信において、CRSによって指定したタイムアウト
  時間が経過した後にWEBサーバからのレスポンスが戻されると、IEがフリーズ
  する現象を修正しました。

・Windows VISTA+IE7環境におけるIEConnect通信において、CRSによって指定
  したタイムアウト時間が経過した後にWEBサーバからのレスポンスが戻される
  と、IEのウィンドウが移動できなくなる現象を修正しました。

・IEConnect通信において、通信中にIEを閉じる操作を行うと、Biz/Browserの
  プロセスが長時間滞留する事がある問題を修正しました。

MessageBoxメソッド 障害修正
・メッセージボックスを表示後、キーボードフォーカスを見失う事があった障
  害を修正しました。
FlexView関連クラス 障害修正
・FlexTextBoxにIMEModeプロパティを指定した場合、セルカーソルの移動に伴う
  IMEの動作が不正となり、IMEが閉じられない事があった障害を修正しました。

・FlexViewのセルカーソル移動に伴うイベントハンドラの操作によって、セル内
  容を更新した場合、セル状態に内部矛盾が発生して不正な動作となることがあっ
  た障害を修正しました。
CheckBoxクラス 障害修正
・Activeプロパティの操作によって、SetFocusが正しく動作しなくなることが
  あった障害を修正しました。

ver4.2.0.0 から ver4.2.0.1 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.2.0.1
    - Biz/Browser XE 4.2.0.1

■ 以下のモジュールの変更はありません
    - rootHandler.crs 2008/3/11
    - login.crs 2005/2/25
    - BizLink.dll 3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll 4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver7.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   以下の機能について、Windows Vista上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vistaではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer 7内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorer 7の「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorer 7が
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。


    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修 正パッチにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入力後、 CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、この機能を ご利用いただけません。
障害修正
・有効期限の切れたライセンス等、無効なライセンスファイルが残留する障害
  を修正しました。無効なライセンスファイルは、invalidフォルダへ移動され
  ます。

・Biz/Designerによるデバッグ中に、var変数などに格納されているデータが正
  しくウォッチビューにが表示されない事がある障害を修正しました。
TextBox関連クラス 障害修正
・MaxLengthが指定されているとき、スクリプトからのValueプロパティ設定で
  指定桁数ではない位置でカットされてしまう障害を修正しました。

・IMECodeInputプロパティをtrueに設定しているとき、Control+Homeキーによ
  るKeyDownイベントが不正に発生してしまう事がある障害を修正しました。
PreviewFormクラス 障害修正
・一度プレビューを表示した後、Clearメソッドにより初期化すると、その後の
  プレビュー表示でスクロールバーが不正な状態となる障害を修正しました。
Dateクラス 障害修正
・ローカル時刻ではDate型で扱える範囲内(1900/1/1 00:00::00〜2099/12/31 23:59:59)
  で、UTC時刻では範囲外となるような時刻を、ローカル時刻からUTC時刻に変換し、再び
  ローカル時刻に戻すと1970/1/1となってしまう障害を修正しました。また、同様のケー
  スで、アプリケーションエラーが発生する事があった障害を修正しました。
xml関連クラス 障害修正
・utf8エンコードのxmlをloadメソッドによりパースした際、textノードの改
  行がランダムに失われる障害を修正しました。

StyleEditクラス 障害修正
・StyleEditの表示後、LineNumberプロパティを操作して行番号の表示すると、
  行番号の表示幅が不正となる事がある障害を修正しました。


ver4.1.4.0 から ver4.2.0.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.2.0.0
    - Biz/Browser XE 4.2.0.0
    - rootHandler.crs 2008/3/11

■ 以下のモジュールの変更はありません
    - login.crs 2005/2/25
    - BizLink.dll 3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll 4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver7.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。
Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   以下の機能について、Windows Vista上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vistaではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer 7内にBiz/Browserを表示してる際、
       Internet Explorer 7の「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorer 7が
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。


2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。


    (3) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (4) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修 正パッチにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入力後、 CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、この機能を ご利用いただけません。
障害修正
・Biz/Designerからのデバック実行時に、キャッシュ設定を変更すると、デバッグ
  終了後も変更結果が有効となってしまう障害を修正しました。

・インターネットオプションにおいて、プロキシサーバを利用する設定と
  なっているとき、Biz/Designerからのテスト実行時に正常な通信ができな
  くなる事がある障害を修正しました。

・CRSインタプリタの内部で行われるシンボルのキャッシュ動作で、非常にま
  れな複数の条件が重なると、誤ったキャッシュ結果を検索し、不正な動作と
  なる事があった障害を修正しました。

・データ値の書式化処理において、書式指示文字列に非常に長い文字列を指定
  したとき、アプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。書式化
  処理とは、str関数による値の書式化、TextBoxクラスなどのFormatプロパティ
  指定、DateEditクラス、NumberEditクラスの表示が含まれます。

・壊れたcarファイルをimportしたとき、壊れたcarイメージがキャッシュされ、
  正常に動作しなくなる障害を修正しました。

・文字列からFixed型への変換で一時的に浮動小数点形式に変換されることがあり、
  精度が低下する問題を修正しました。
UStringクラス 仕様追加
・UStringクラスが追加されました。
  UStringクラスは、内部unicodeで文字列を表すクラスで、ShiftJISの範囲外
  の文字をスクリプトで扱うことができるようになりました。また、多くのク
  ラスで、ValueTypeにUStringを指定することにより、unicodeを扱うことが
  可能となりました。
HTTP関連クラス 仕様追加
・Formパラメータをutf-8エンコードで送信することが可能となりました。
障害修正
・インターネットオプションによって、プロトコルごとに異なるプロキシサーバ
  を指定した際、//.SYS.PROXYが不正な値となることがある障害を修正しまし
  た。

・httpRequestクラスのAddParamメソッドの引数に、バイナリ値などの不正な値
  を渡すと、Biz/Browserがハングアップする事がある障害を修正しました。
CSVDocumentクラス 仕様追加
・CSVをunicode文字コードで操作可能となりました。
  従来、CSVはShiftJISコードに固定されていましたが、unicodeモードの指定
  が可能となりました。unicodeモードのCSVはunicodeによって操作する事がで
  きるようになり、ShiftJIS範囲外の文字を扱うことができるようになりまし
  た。
障害修正
・Saveメソッドで、WriteStringだけをサポートするオブジェクトに出力でき
  ない障害を修正しました。

・Loadメソッドの引数として、TextConverterなどReadメソッドの戻り値にString
  オブジェクトを返すオブジェクトを指定した場合、正常にロードできない障
  害を修正しました。
xml関連クラス 仕様追加
・DOMツリーをunicode文字コードで操作可能となりました。
  従来、DOMツリーはXMLのエンコード指定に関わらず常にShiftJISに変換され
  ていましたが、unicodeに変換し、unicodeによって操作する事ができるよう
  になり、ShiftJIS範囲外の文字を扱うことができるようになりました。
障害修正
・DOMツリーのアクセス中に例外が発生すると、オブジェクト間の依存性が不
  正な状態となり、メモリリークする事があった障害を修正しました。
EditObjectクラス 仕様追加
・IMEZoomRatioプロパティが追加されました。
  IME入力中に、CTRL+INSERTキーを押下することで、IME変換ウィンドウ内の
  文字を指定倍率で拡大表示することができます。人名、地名など類似した文
  字が多数ある文字の入力で、正確な入力を支援します。

・IMECodeInputプロパティが追加されました。
  IME上で、4桁の16進数で文字コードを入力し、続いてCTRL+HOMEキーを押下
  することで対応する文字に変換します。外字など文字コードによる入力のほう
  が適した場面で、簡便に文字コードの入力が可能です。
仕様変更
・Shift-JISの場合、InputModeプロパティの$DKANJIに含まれる文字種に第三水準
 (0xFA5C〜0xFC4B)が追加されました。
 また、$DALPHAに許可される文字種にアラビア数字(0x8754〜0x875D)などが含
 まれていたのを適切なエリアのみ許可するよう変更されました。
StyleEditクラス 仕様追加
・LineWidthLimitプロパティが追加されました。
  指定した文字位置よりも表示範囲が広い場合、指定位置で行を折り返します。

・WordWrapModeプロパティが追加されました。
  自動改行時に、禁則処理、単語単位の改行、文字単位の改行を指定可能とな
  りました。

・GetWrappedStringメソッドが追加されました。
  画面上で折り返されている文字列を、折り返し位置に改行文字を挿入して取
  得します。
障害修正
・文字列が複数行にまたがって表示されているときに、最終文字にStyleを設定
  すると、それより前の行の右端に不正な状態でStyleが効いてしまう障害を修
  正しました。

・2バイト文字の1バイト目のみ、または、2バイト目のみに係るようなStyle指
  定を行うと、文字化けを起こす障害を修正しました。

・WordWrapプロパティをtrueに設定した場合の動作で、右端に余白を残
したまま、不正な位置で改行してしまう障害を修正しました。
NetObjectクラス 仕様追加
・Evalメソッドが追加されました。
  文字列で記述したCRSを実行することができます。
Runtimeクラス 仕様追加
・DeleteUUIDメソッドが追加されました。
  GetUUIDメソッドで作成し、記録されたエントリを削除することができます。

・コンストラクタに、FileSystemオブジェクトが指定可能になりました。
  ShellOpenメソッドなどで、FileSystemオブジェクトのマウント状況、プライ
  ベートパスなどを考慮して、仮想ファイル名から物理ファイル名への変換が
  行われます。
FileSystemクラス 仕様追加
・GetFreeSpaceメソッドが追加されました。
  指定フォルダに残っている空き容量を求めます。

・GetVolumePathメソッドが追加されました。
  指定フォルダが属するボリュームを求めることができます。

・GetVolumeInfoメソッドが追加されました
  指定フォルダの属するボリュームの各種属性を取得することができます。

・openメソッド, SaveDialogメソッドが拡張されました。
  拡張されたファイル属性を示すパラメータに、ATTR_EXECBLOCKを指定する事
  により、作成したファイルにインターネット由来のファイルとしてマークす
  ることができます。マークされたファイルは、エクスプローラなどからの実
  行や開く操作で警告が表示されます。
障害修正
・ファイル名に3個の連続するピリオドが含まれる場合、そのファイルを操作で
  きない障害を修正しました。
FlexViewプロパティ 仕様追加
・個々のセルにToolTipプロパティが追加されました。
  セル単位に異なるツールチップの表示が可能となります。

障害修正
・FlexTextBoxにIMEModeを指定した場合、入力の最初の1文字が指定したIMEMode
  ではなく、以前のモードの状態によって入力されてしまう、あるいは、最初の
  1文字が後続の文字と前後して入力されてしまう障害を修正しました。

・FlexTextBoxで、CTRL+Aで全選択されない障害を修正しました。

・FlexHeaderクラス、および、FlexGroupHeaderクラスにおいて、Width=0として
  表示幅をゼロに設定した場合、画面描画が一部乱れる事がある障害を修正しま
  した。
ToolTipDelayTimeプロパティ 仕様追加
・ToolTipプロパティを持つ多くのクラスに、ToolTipDelayTimeプロパティが
  追加されました。ToolTipを表示する時間を指定可能となりました。
NumberEditクラス 仕様追加
・ShowHelperメソッドが追加されました。
  従来、スペースキーの押下で表示されていた電卓を、スクリプトによる操作
  で表示可能となりました。
DateEditクラス 仕様追加
・ShowHelperメソッドが追加されました。
  従来、スペースキーの押下で表示されていたカレンダーを、スクリプト
  による操作で表示可能となりました。

・DisableTodayプロパティが追加されました。
  trueを設定すると、ダブルクリックによって今日の日付が入力される機能を、
  抑止することができます。

・和暦の年号入力で、1,2,3,4キーで、明治、大正、昭和、平成と入力できるよ
  うになりました。
MaskEditクラス 障害修正
・InputModeを指定したMaskEditに、InputModeで除外される文字を含む文字列を
  ペーストすると、ペースト後のカーソル位置が不正な位置になる障害を修正し
  ました。

・クリップボードへのコピーで、不正なメモリアクセスによりコピー結果が不
  正な状態となったり、アプリケーションエラーが発生することがあった障害
  を修正しました。

ComboBoxクラス 障害修正
・BackSpaceキーにより文字を削除すると、文字化けが起こることがあった障害
  を修正しました。

・InputModeを指定したComboBoxに、InputModeで除外される文字を含む文字列を
  ペーストすると、ペースト後のカーソル位置が不正な位置になる障害を修正し
  ました。

・AutoTab = trueの設定により、Editableプロパティの指定に関わらず、自動
  フォーカス移動が有効な場合の入力動作となり、プルダウンリストが表示さ
  れない障害を修正しました。
TabFrameクラス 障害修正
・マウスクリック時に発生する、Cleckedイベントに渡されるマウス座標が、
  不正な座標を示していた障害を修正しました。

TypeSetterクラス 障害修正
・行の折り返し時に、禁則処理が行われない障害を修正しました。

TextConverterクラス 障害修正
・quoted-printableからの変換時、不要な文字が1バイト余分に付加される障
  害を修正しました。

Spreadクラス 障害修正
・LockColumnプロパティを指定し、列固定を利用すると、一部の描画が乱れる
  ことがあった障害を修正しました。

Dialogクラス 障害修正
・表示される直前にDialogの削除、生成を繰り返すと、Biz/Browserがハング
  アップする事があった障害を修正しました。

Stringクラス 障害修正
・replaceメソッドに不正なパラメータを渡すと、処理が復帰しなくなる障害を
  修正しました。

イメージ表示関連 障害修正
・不正なPNGファイルを表示すると、アプリケーションエラーが発生する障害
  を修正しました。

ver4.1.3.4 から ver4.1.4.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.1.4.0
    - Biz/Browser XE 4.1.4.0

■ 以下のモジュールの変更はありません
    - login.crs 2005/2/25
    - rootHandler.crs 2007/1/10
    - BizLink.dll 3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll 4.1.1.1

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver7.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があ
   ります。
   詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
   を参照ください。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) その他ご注意

        次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

3. Internet Explorer内での利用について

   (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表
       示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング
       アップし操作不能となることがあります。
 
       ・Windows XPで利用している
       ・Microsoft Office2003がインストールされている
       ・Microsoft OfficeXPがインストールされている

      この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス
      の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの
      方法で回避することが可能です。

       ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする
       ・英語キーボード レイアウトを使用する

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956

   (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意

       ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示
       し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする
       かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer
       が操作不能になる事があります。

       この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン
       ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合
       により発生します。 

       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

4. PlugInの利用について

   (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

       現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制
       約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び
       出しにも適用されます。
       DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す
       るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

   (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください

       現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。
       他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕
       様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ
       ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理
       (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。

       Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ
       イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注
       意して動作検証を行うようにしてください。

5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

Rootクラス 仕様追加
・InputTimeoutプロパティが追加されました。
  Biz/Browserは、キー入力及び、マウスクリックの入力操作と、スクリプトの
  実行を同時に処理しません。入力操作時にスクリプトが実行されていた場合、
  一定時間スクリプトの終了を待ち、それでもスクリプトが終了しない場合は、
  入力操作を破棄します。従来、この待ち時間は120msecに固定されていました
  が、InputTimeoutプロパティにより80msecから1000msecの範囲で指定するこ
  とが可能となりました。
  InputTimeoutの初期値は120で、80から1000の値を指定できます。単位はミリ
  秒です。設定値は、Loginの都度、120msecにリセットされます。

FlexViewクラス 仕様追加
・CursorMoveプロパティの設定値に$LINEUPを追加しました。
  $LINEUPを指定すると、右矢印キーと同じ動作を起こす以下の操作で、下矢印
  と同じ操作となります。

  - FlexTextBox
   ・AutoCursorMove=trueのENTERキーによる確定
   ・AutoCursorMove=trueかつMaxLengthによる入力確定
  - FlexView
   ・CursorMove=$enter+$lineupでENTERキーの押下

  (SHIFTキー + ENTERキーで上矢印の動作とはなりません)
障害修正
・FlexTextBoxで、高負荷状態にバーコードリーダーなどにより高速にキー入力
  を行うと、入力の最初の1文字目が後続の文字よりも後に入力されることがあ
  る障害を修正しました。

ver4.1.3.3 から ver4.1.3.4 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser XE インストーラ 4.1.3.4
    - Biz/Browser XE 4.1.3.4
    - rootHandler.crs 2007/1/10
    - BizLink.dll 3.2.1.1
    - BizIEConnection.dll 4.1.1.1

■ 以下のモジュールの変更はありません
    - login.crs 2005/2/25

■ 動作環境

    OS
    - Windows 98
    - Windows Me
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP
    - Windows Vista

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver5.5(SP2) 〜 ver7.0

    ※ Windows VistaにおけるInternet Explorer 7でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser XE 制限事項
1. Windows Vistaでの利用について

   Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があ
   ります。
   詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
   を参照ください。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください

        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に
        なることがある。
        
       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602

    (2) 「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」をオフでご利用ください

        画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) その他ご注意

        次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

3. Internet Explorer内での利用について

   (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表
       示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング
       アップし操作不能となることがあります。
 
       ・Windows XPで利用している
       ・Microsoft Office2003がインストールされている
       ・Microsoft OfficeXPがインストールされている

      この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス
      の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの
      方法で回避することが可能です。

       ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする
       ・英語キーボード レイアウトを使用する

      この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956

   (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意

       ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示
       し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする
       かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer
       が操作不能になる事があります。

       この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン
       ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合
       により発生します。 

       この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832

   (3) Windows VistaにおけるInternet Explorer 7での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

4. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

障害修正
・ひとつのオブジェクトに対して、非常に多く(65534以上)のリファレンス参照
  を行うと、アプリケーションエラーとなる障害を修正しました。

・FileSystem.SaveDialogのキャンセルなど、ユーザ操作によって例外が発生し
  た場合、コアダンプが生成されない障害を修正しました。

・Biz/Designerによるデバッグ中メッセージの誤字を修正しました。
IEConnect ActiveX IE7対応
・IE7の保護モードを検出した場合、例外を発生するように変更されました。

ExternalEventパッケージ関連 IE7対応
・BizEventSender, BizEventListener, BizBrowserEnvクラスにおいて、IE7
  の保護モードを検出した場合、例外を発生するように変更されました。

HTTP関連クラス 障害修正
・findHttpSessionメソッドで、不正なURLを指定してもエラーにならない障害
  を修正しました。
IE7対応
・IE7環境において、HTTP通信のレスポンスデータが空の場合、Biz/Browserが
  ハングアップする問題を修正しました。

・IE7環境におけるBiz/Designerによるデバッグ時に、localhostへの通信が通
  信ログに出力されない問題を修正しました。
  この問題は、IE7により提供されるWinInetモジュールが、localhostへの接続
  でプロキシ設定を無視するために発生しています。Biz/Browserはデバッグ時
  にlocalhostへの接続を検出すると、コンピュータ名に接続先を置き換えて
  通信を行います。

・IE7環境におけるHTTP通信のタイムアウトが30秒となり、従来よりも短い時間
  でタイムアウトとなり通信が完了できない問題を修正しました。
  この問題は、IE7により提供されるWinInetモジュールのデフォルト値が変更さ
  れたために発生しています。Biz/Browserは、IE7を検出するとWinInetモジュー
  ルに対して、3600秒のタイムアウト時間を再設定します。この秒数は、次のレ
  ジストリで設定値を規定しています。標準の3600秒は従来のWinInetモジュール
  のデフォルト時間です。
  
  HKLM\SOFTWARE\AXIS Software\BizBrowser\4.1\profiles\4.1.0\HttpTimeoutSec

Rootクラス Vista対応
・SetFontFamilyメソッドが拡張され、メイリオのようなフォント(セルサイズ
  に対してグリフのサイズが小さいフォント)をグリフサイズ基準で作成し、
  自然に表示する事ができるようになりました。この機能は画面表示にのみ有効
  です。

  SetFontFamily(kind, font1, font2);

  font1、font2にはフォント名を指定しますが、新しく"name/r"形式での指定
  が有効となります。nameには従来どおりにフォント名を指定し、rには、
  フォントサイズの倍率を数値で指定します。負数の場合にはグリフサイズ
  基準となります。

 【使用例】
  SetFontFamily( $FONT2, "メイリオ" );
     従来と同じ指定です。フォントサイズはセルサイズ基準です。

  SetFontFamily( $FONT2, "メイリオ/120" );
     セルサイズ基準で、120%の大きさとなります。

  SetFontFamily( $FONT2, "メイリオ/-100" );
     グリフサイズ基準で、100%の大きさとなります。

・FileSystem.SaveDialogのキャンセルなど、ユーザ操作によって例外が発生し
  た場合、コアダンプが生成されない障害を修正しました。
FlexViewクラス 障害修正
・入力可能な列が1列も無い状態で、FlexView.CursorMoveプロパティに$INPUTITEM
  を含む値を指定した場合、不正なカーソル動作となる障害を修正しました。
  入力可能な列がない場合、$INPUTITEM指定は無視されます。

・FlexView.HScrollプロパティに$AUTO、VScrollプロパティに$NONEを指定した
  場合、垂直スクロールバーが不正に表示される事がある障害を修正しました。

・FlexTreeHeaderとFlexIndentLabelを組み合わせた場合、畳まれた状態によっ
  てはスクロール範囲が不正となる事がある障害を修正しました。

・FlexRow.MoveNextメソッドにおいて、戻り値が不正となる障害を修正しました。

・FlexView.VScrollに$STATICとし、スクロールバーが非アクティブ表示されて
  いる状態で、マウスホイールの操作によって1行分だけスクロールする事が
  ある障害を修正しました。

・ツリー表示を含む場合、不必要な再描画が行われパフォーマンスが低下する
  障害を修正しました。

MaskEditクラス 障害修正
・MaskプロパティをOnGetFocus、OnLostFocus内で変更すると、入力値が不正に
  クリアされてしまう障害を修正しました。
Dialogクラス Vista対応
・BorderプロパティをTRUEに設定した場合、ダイアログの枠と内部のフォーム
  に隙間が空いてしまう問題を修正しました。
障害修正
・フォーカスを受けるオブジェクトがひとつも無いダイアログを表示して閉じ
  ると、アクティブになったウィンドウに正しくフォーカスが設定されない障
  害を修正しました。
EditObjectクラス Vista対応
・IMEModeプロパティを設定し、変換中の文字列を確定せずにフォーカスを移動
  した場合、変換中の文字列がそのまま入力されたように見えるにも関わらず、
  valueプロパティに反映されない問題を修正しました。
障害修正
・一部のキーボードに装備されているF13〜F24キーで、入力値が確定しない障
  害を修正しました。
DisplayObjectクラス IE7対応
・IE7内部動作中に、ALT+F6キーを押下すると、ハングアップする問題を修正し
  ました。
PrintStream関連クラス 障害修正
・プリンタが印刷不能な用紙サイズの帳票を印刷しようとした場合、不正な
  エラーメッセージが表示される障害を修正しました。

・PreviewFormからの印刷操作で、前回印刷したプリンタが正しく選択されない
  事がある障害を修正しました。

・PreviewFormからの印刷操作で、前回指定した「印刷サイズの調整」が、次回
  に正しく再現されない障害を修正しました。
Runtimeクラス 障害修正
・ShellLinkメソッドに相対パスのURLを指定すると、末尾に不正な "/" が付与
  される障害を修正しました。
Formクラス 障害修正
・Formから派生したSplitterFormクラス、TabFormクラスにおいて、マウスの
  スクロールボタンが機能しない障害を修正しました。
NewlineConverterクラス 障害修正
・データが2バイト文字の1バイト目で終了する場合に、アプリケーションエラー
  となる障害を修正しました。
MailMessageHeaderクラス 障害修正
・Qエンコードを正しくデコードできない事がある障害を修正しました。
・getFieldメソッドにて、JISのみもしくはBエンコード+JIS等の文字列が正しく
 デコードされない障害を修正しました。
ComboBoxクラス 障害修正
・矢印キーの項目選択操作で、2回以上押下しないと選択状態が変わらないこと
  がある障害を修正しました。
  
  この障害吸収により、ComboBoxの動作が一部変更されていますので、ご留意
  ください。

  この説明は以下の設定の場合の動作を前提としています。
  - Editableプロパティ = false に設定
  - AutoTabプロパティ = true に設定
  - AutoTabFocusプロパティ = true に設定

  A 選択要素が一意に定まるときの動作

    従来の動作
    (1) キー入力
    (2) ドロップダウンを表示
    (3) 選択
    (4) フォーカス移動
    (5) ドロップダウンが閉じる

    新しい動作
    (1) キー入力
    (2) 選択
    (3) フォーカス移動

  B 矢印キーの動作

    従来の動作
    (1) キー入力
    (2) ドロップダウンは出ずに、選択要素を変更する

    新しい動作
    (1) キー入力
    (2) ドロップダウンを表示
    (3) リスト上で選択位置を変更する
ListViewクラス 障害修正
・CTRL+スペースキーで、選択状態を解除すると、画面上の選択状態とSelected
  プロパティが不一致の状態となる障害を修正しました。
StyleEditクラス 障害修正
・最下行からALTキーを押しながら範囲選択を行うとアプリケーションエラーが
  発生することがあった障害を修正しました。
ImageButtonクラス 障害修正
・トグル動作において、画面上の選択状態とToggleプロパティが不一致の状態
  となる事がある障害を修正しました。

・イメージを貼り付けた状態で、ButtonStyle = $SURFACEのときに
 マウスが触れていなくても、枠縁が一部描画されてしまう障害を修正しました。
OptionButtonクラス 仕様変更
・キーボードによる選択肢の移動操作で、Active=falseのOptionItemをスキップ
  して移動するようになりました。
障害修正
・Activeプロパティ、Selectedプロパティを繰り返し更新すると、キーボード
  によるフォーカス移動が不能となる障害を修正しました。

ver4.1.3.2からver4.1.3.3への主な変更点
バージョン

Biz/Designer XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer XEインストーラ 4.1.3.3
  ・Biz/Designer XE 4.1.3.3

 以下のモジュールの変更はありません
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2006/5/10
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2006/6/2
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2006/4/20
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2006/5/23
  ・soap.car 2005/11/8
  ・wsdl4crs.car ver1.14 2006/3/29
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/9/13
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・導入ガイド 2005/7/21
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1
  ・License Tool 1.0.0.7
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・car.exe 1.0.3.5
  ・Bizの宝箱ID取得 1.0.0.6
  ・Biz/Designer エクステンションSDKおよびサンプルプログラム
  ・Biz/Designer エクステンション開発ガイド 2006/4/18

Biz/Browser XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser XE インストーラ 4.1.3.3
  ・Biz/Browser XE 4.1.3.3

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1
  ・rootHandler.crs 2006/3/22
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer XE 機能追加・変更
・オブジェクト命名規則機能で開始番号とパディング桁数を指定できるように
  なりました。
障害修正
・パッケージファイルでclass定義内で3項演算子を使用している場合オブジェクト
  ビューの表示が不正になる場合がある障害を修正しました。
・通信ログのエクスポートでエンピレックスe-Load形式でログを出力する際、サイズ
  の大きいバイナリデータを含む通信の出力でアプリケーションエラーが発生する
  障害を修正しました。
・ブックマークから組み込まれているプロジェクト外のCRSファイルを開き、補完機能を
  使おうとする際にアプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
・F8キーにおける編集画面の最大化機能で自動格納状態のドッキングウィンドウが非表示
  状態になってしまう問題を修正しました。
・アーカイブの参照の入力コンボボックスで、すでに入力されたURLの部分文字列になる
  URLが入力できない障害を修正しました。
Biz/Browser XE 制限事項
1.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

3. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

4. Internet Explorer内での利用について

   次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示して
   いる状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハングアップし操作不
   能となることがあります。
 
   ・Windows XPで利用している
   ・Microsoft Office2003がインストールされている
   ・Microsoft OfficeXPがインストールされている

   この現象はWindows XP、OfficeXP、Office2003の何れかによりインストール
   される「詳細なテキスト サービス」 (ctfmon.exe)の不具合で、IMEの詳細
   設定から「詳細なテキスト サービス」を停止して回避することができます。
   この問題についてマイクロソフトで調査中です。

障害修正
・Internet Explorer内部動作で、Biz/Browserのロード、アンロードを頻繁に
  繰り返すとデッドロックやアプリケーションエラーが発生することがあった
  障害を修正しました。
・URLのプロトコル記述部が大文字で表記されている場合、正常に機能しない障
  害を修正しました。
・URLのパス区切りに/と\を混在して使用した場合、相対パスから絶対パスへの
  変換で不正な結果となる障害を修正しました。
・ローカルファイル上のCARファイルからの起動で、CARファイルのメモリイメー
  ジが複数生成されてしまう事がある障害を修正しました。
・ステータスインジケータが非常に頻繁に更新されるような処理を実行した際、
  ステータスインジケータの更新動作が遅延し、スクリプト実行動作との同期
  状態が不正となり、操作不能となる事があった障害を修正しました。
・マルチCPUのPCにおいて、まれに文字列の書式化で不正な結果となる障害を
  修正しました。
HTTP関連クラス 仕様拡張
・IEConnectを使用した通信で、バイナリデータを送信することが可能となり
  ました。
NetObjectクラス 障害修正
・Getメソッドにおけるパラメータ名の自動付与機能で、順序番号が不正とな
  る障害を修正しました。

  パラメータ名の自動付与機能は、Getメソッドの呼び出しでパラメータ名を指
  定せず、値だけを指定した場合に、指定した順に ARG1, ARG2.. とARG+連番
  でパラメータ名を自動付与する機能です。
  今回の障害は、連番機能が働かず、ARG1, ARG1... とすべて同じ番号となっ
  てしまう障害です。

  パラメータ名を明示的に指定している場合にはアプリケーションへの影響は
  ありません。

  この障害修正により、自動付与機能を使っているアプリケーションでは、サー
  バへPOSTされるメッセージのパラメータ名が従来と変わってしまうことがあ
  ります。その場合、サーバアプリケーションを変更して正しくパラメータを
  受け取れるようにするか、Getメソッドの呼び出しで明示的にパラメータ名を
  指定するように変更する必要があります。

  例   object.get("server_app", 1, 2, 3);
         ↓
       object.get("server_app", "ARG1=1", "ARG1=2", "ARG1=3");


Fixedクラス 障害修正
・String型との比較が正しく行われない障害を修正しました。
・文字列からFixed型オブジェクトへの数値代入で、変換誤差が過大となる事
  がある障害を修正しました。
・Number型またはDate型との比較で、誤差が過大となり比較結果を誤る事が
  ある障害を修正しました。

  文字列からFixed型への変換の際、一度Number型に変換してからFixed型に再
  変換される場合があり、通常よりも誤差が過大となるという問題がありまし
  たが、今回の修正により、常に直接Fixed型へ変換するように変更されてい
  ます。

  また、従来のバージョンでは、Fixed型とNumber型の比較でNumber型をFixed
  型に変換して比較する事があり、Fixed型はNumber型よりも表現範囲が狭いた
  め誤った結果となる事がありました。
  今回の修正によりFixed型をNumber型に変換して比較するように統一されてい
  ます。

  上記の障害修正により、小数点以下の値に従来とは違った誤差を含むことがあ
  り、アプリケーションの動作に影響を与える可能性があります。小数点以下の
  値を含まない場合には影響はありません。

  小数点以下に含まれる誤差値を、従来と同じ値とするためには、明示的な型指
  定を行うように、アプリケーションの変更を行ってください。

  例  if( Fixed_value == 123.456 ) 
                 ↓
      if( Fixed_value == new Fixed(123.456) ) 

  
CSVDocumentクラス 障害修正
・1次元相当の配列に対してCSVDocumentを<<オペレータで代入する場合、代入
  先のオブジェクトにFunctionが定義されていると正常に代入できなくなる障
  害を修正しました。
XML関連クラス 障害修正
・xmlAttrクラスのXMLプロパティが不正な値となる障害を修正しました。
  従来のバージョンでは、XMLプロパティはアトリビュート値となっていました
  が、今回の修正により 名前="値" 形式の正しい値になりました。アプリケー
  ションでXMLプロパティをアトリビュート値として利用している場合、実行結
  果が異なります。アトリビュート値を利用する場合には、nodeValueプロパテ
  ィを利用してください。

・DOMツリーの一部のNodeを保存したまま、Documentがスコープから外れた場合
  ガーベジコレクタの対象となり、保存したNodeのアクセスでアプリケーション
  エラーが発生することがある障害を修正しました。
・先祖Nodeを子NodeとしてAppendChildしたとき、HIERARCHY_REQUEST_ERR例外
  が発生せず、DOMツリーが循環する不正な状態になる障害を修正しました。
・SetAttributeNSメソッドにnullのnamespaceを指定すると仕様に反して例外と
  なってしまう障害を修正しました。
・SetAttributeNSメソッドでプレフィックスの更新ができない障害を修正しま
  した。
・RemoveAttributeメソッドでアトリビュートNodeを切り離した場合、切り離さ
  れたアトリビュートNodeのOwnerDocumentプロパティが参照できなくなる障害
  を修正しました。
・xmlNodeクラスのprefixプロパティの更新で、プレフィックスが未設定のNode
  に対して設定することができない障害を修正しました。
ListViewクラス 障害修正
・SingleSelプロパティにTrueを設定した場合、Valueプロパティの値が正常に
  設定できなくなる障害を修正しました。
・ColHeaderプロパティに$NOCOLUMNを指定しても非表示とならない障害を修正
  しました。
ListBoxクラス 障害修正
・現在選択されている行よりも後ろの行を削除すると、不正に選択状態が解除
  されてしまう障害を修正しました。
TypeSetterクラス 障害修正
・FontSizeに0を指定するか何も指定しない場合、不正なサイズで文字が表示
  される障害を修正しました。
  従来のバージョンでは、FontSizeに0を指定するか何も指定しない場合、PC毎
  に指定される、Windowsのデフォルトフォントサイズで動作していました。そ
  のためにPC毎に異なるレイアウトとなる可能性がありましたが、今回の修正
  により10を指定した場合と同じサイズとなり、どのPCでも同一のレイアウト
  となります。アプリケーションでFontSizeに0を指定するか何も指定していな
  い場合、レイアウト結果が変わりますので適切なサイズを設定するように
  アプリケーションを変更してください。
  FontSizeに0以外の値を指定しているアプリケーションへの影響はありません

・複数ページに渡るレイアウトで、余白が正常に設定されない障害を修正しま
  した。

ver4.1.3.1からver4.1.3.2への主な変更点
バージョン

Biz/Designer XEインストーラ
 以下のモジュールが追加されました。
  ・car.exe 1.0.3.5
  ・Bizの宝箱ID取得 1.0.0.6
  ・Biz/Designer エクステンションSDKおよびサンプルプログラム
  ・Biz/Designer エクステンション開発ガイド 2006/4/18
 
 以下のモジュールが削除されました。
  ・resetbar.reg
  
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer XEインストーラ 4.1.3.2
  ・Biz/Designer XE 4.1.3.2
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2006/5/10
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2006/6/2
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2006/4/20
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2006/5/23
  ・soap.car 2005/11/8
  ・wsdl4crs.car ver1.14 2006/3/29

 以下のモジュールの変更はありません
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/9/13
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・導入ガイド 2005/7/21
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1
  ・License Tool 1.0.0.7
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)

Biz/Browser XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser XE インストーラ 4.1.3.2
  ・Biz/Browser XE 4.1.3.2

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1
  ・rootHandler.crs 2006/3/22
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer XE 機能追加
・ドッキングウィンドウ格納機能を追加
    ドッキングウィンドウを非表示ではなくウィンドウ端に格納し、必要に応
    じてウィンドウを引き出して操作できます。
    これにより編集ウィンドウの領域を広く利用できます。
    
・プロジェクトビューにファイルプレビュー機能が追加
    CRSファイルやイメージファイルを開かずにプロジェクトビューから選択する
    だけで概要を確認することができます。

・CARファイル作成コマンドラインツールcar.exeを添付
    Biz/Designerを使用せずにCARファイルを作成できるツールを添付しました。
    これによりバッチ処理などでCARファイルを作成することができます。
    
・プロジェクトエクスポート機能を追加
    プロジェクト内の不要ファイルやフォルダを除き、かつCRSファイル内のコメント行
    を除去し別フォルダへエクスポートする機能を追加しました。
    
・コメント行削除機能の追加
    CARファイル作成時やプロジェクトエクスポート機能使用時にCRSファイルに
    含まれるコメント行を削除する機能を追加しました。
    
・オブジェクト命名規約機能の追加
    デザインペインでオブジェクトを作成した場合に自動的に付けられるオブジェクト名
    の雛形をプロジェクト単位であらかじめ指定できるようになりました。
    また命名規約はインポート・エクスポートが可能で他のプロジェクトへ規約を引き継ぐ
    ことができます。

・各ファイルビューでの印刷プレビュー・印刷が可能になりました
    スクリプト以外のデザイン、イメージ、バイナリエディタなどの印刷が可能になりました。

・DLLによる機能拡張(エクステンション)が可能になりました
    ファイル編集ウィンドウを拡張し独自のエディタを追加できるエディタエクステン
    ションやCRSファイルの簡易ドキュメントを出力するドキュメント作成エクステンシ
    ョンの追加が可能になりました。
    
・デバッグ時のHTTPS通信が可能になりました
    デバッグ実行で、Biz/BrowserがhttpSessionクラスを利用したHTTPS通信を
    行った場合従来はエラーとなりましたが、Biz/Designerを経由せずに直接
    サーバと通信を行うように変更されました。この変更により、HTTPSを使った
    通信を使用するアプリケーションのデバッグも一部可能となりました。
    
    ※この機能は、Biz/Browser ver4.1.3.2以上を使用したデバッグ時のみ有効です。

・ドッキングウィンドウの位置を初期化する機能が追加されました
    ドッキングウィンドウを不正な位置に配置してしまった場合などに元に戻すこと
    ができます。
仕様変更
・[F8]キーで編集画面を最大化したときに、クラスセレクタを表示するように
  変更しました。またドッキングウィンドウが非表示化されるのではなく自動
  格納状態に移行するようになりました。
・ウォッチリストに初期状態で一行空欄を設け、初期から手入力を可能にしま
  した。
・一時オブジェクトに対して更新操作を行ったとき、アウトプットビューに警
  告メッセージが表示されるようになりました。
・「ファイル」メニューの過去のプロジェクトリストを5個から10個に増やしま
  した。
・各ファイル編集ウィンドウのタイトルに所属プロジェクトを表示するように
  しました。
・ファイルビューのイメージ表示でマウスドラッグによるスクロールが可能に
  なりました。
・クラス参照ウィンドウをテスト実行時に閉じるようにしました。
・クラスセレクタの表示切替タイミングを変更しました。
  編集中のファイルが属するプロジェクト→プロジェクトビューで選択してい
  るプロジェクトの優先度で表示を切り替えます。
・無限ループするスクリプトを開いた場合30秒間でタイムアウトするようにな
  りました。
・大量のファイルをプロジェクトに追加する場合のレスポンスを改善しました。
・<<演算子で初期化したxmlDocumentやcsvDocumentのプロパティはプロパティ
  ビューから変更できないようになりました。
・サンプルプログラムfrmAbroad.crsは利用Webサービスが終了したため除外し
  ました。
・プロパティビューのカテゴリ表示で「クラス固有」を廃止し「表示」,「動作」
  へ統合しました。
・プロパティビューのプルダウン選択肢の行数を増やしました。
・ListBox、ListView、OptionButton、PulldownList、TabFrame、Spreadのオブ
  ジェクトにおいてプロパティビューでValue値を設定した場合例外的に子オブ
  ジェクトの下行にValueへの代入文を作成するように変更しました。
  これはこれらのオブジェクトのValue値が子オブジェクトに依存するため、子
  オブジェクトが作成される前のタイミングでValue値を操作すると実行時エ
  ラーになることを回避する措置です。
障害修正
・スクリーンセーバーなどの起動後ツールバーの表示が不正になる現象を修正しま
  した。
・印刷プレビュー中にアプリケーションを終了するとアプリケーションエラーが発生
  する現象を修正しました。
・FlexViewの各ItemのプロパティビューでTitleLClickedイベントとTitleRClickedイ
  ベントのツールチップが間違っていた問題を修正しました。
・オブジェクトビューでSpreadRowを選択し「子オブジェクトの追加」メニューで
  SpreadColumnを追加しそのままF2キーを押すとアプリケーションエラーが発生する
  障害を修正しました。
・プロジェクト内の同名・異拡張子のファイルをオープンした場合ロックファイルが
  重複するため動作が異常になる問題を修正しました。
  ロックファイルは「ファイル名.lck」から「ファイル名_拡張子.lck」に変更されました。
・保存されていない新規ファイルがある状態でアーカイブを作成すると何も警告
  無くエラー終了してしまう問題を修正しました。
・DialogオブジェクトでMaximizeBox・MinimizeBoxプロパティを指定してもデザイン
  画面に反映されなかった現象を修正しました。
・Arrayオブジェクト内部をウォッチビューで正しく表示できなかった障害を
  修正しました。
・Windows XPのXPスタイルでの使用時に「オプション」-「ツール設定」ダイアログでメニュー
  設定欄の何もないところをクリックするとアプリケーションエラーが発生する障害を
  修正しました。
・ソース管理でCVSサーバとしてCVS1.12.9以降を使用している場合、ソース管理ペインの
  「更新日付」に「無効な日付と時刻です。」と表示される問題を修正しました。
・ツール設定で登録したユーザーツールでコンソール出力をONした場合で登録ツー
  ルの実行結果表示が検索タブにも表示されてしまう問題を修正しました。
・CSVDocument.DeleteRowメソッドのパラメータヒントの誤字を修正しました。
・プロパティビューのFgColorやBgColor等の色選択項目で編集状態にしTABキー
  を押下するとBiz/Designerが操作不能になる問題を修正しました。
・デザインペインから値を変更した場合のスクリプトへの同期で改行位置が
  崩れる現象を改善しました。
・サイズの大きいCRSファイル保存中にデザインペインのオブジェクトをクリック
  すると保存終了後オブジェクトがドラッグ状態になる現象を修正しました。
・プロパティビューのnameプロパティの入力値がCRSの規約外の文字が入力できて
  しまっていたのを修正しました。
・スクリプトペインでプロパティティップスが表示されたままになる場合がある
  問題を修正しました。
・ファイルビューのバイナリエディタで画面が崩れてしまう問題を修正しました。
・ウォッチビューのウィンドウリサイズ時にウォッチリストが縮んでしまう場合
  がある問題を修正しました。
・初期化されていないxmlDocumentをオブジェクトビューで選択するとアプリケー
  ションエラーが発生する障害を修正しました。
・<<演算子にて初期化されたxmlDocumentの名前をプロパティビューで変更すると
  アプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。  
・csvDocumentを<<演算子にて初期化する場合、<< CSV()[括弧の中が空]で初期化
  するとBiz/Designerでエラーダイアログが表示される問題を修正しました。  
・フォントバーでフォントサイズのドロップダウンにないフォントサイズのオブ
  ジェクトを選択しても正しくフォントサイズが選択されない問題を修正しました。
・Windows2000以前のOSでプロパティビューおよびクラスセレクタのコンテキスト
  メニューのショートカットキーが動作しなかった問題を修正しました。
・ListBox、ListView、OptionButton、PulldownList、TabFrame、Spreadのオブジェ
  クトにおいてプロパティビューでValue値を子オブジェクトの配列要素数以内の
  数を指定した後、Value値を子オブジェクトの配列要素数以上に指定するとアプリ
  ケーションエラーが発生する障害を修正しました。
・ウォッチリストに大量のオブジェクトを登録し、高速にステップ実行するとアプ
  リケーションエラーが発生する障害を修正しました。
・ウォッチビュー内のオブジェクトツリーでの検索に失敗する場合がある問題を
  修正しました。
Biz/Browser XE 制限事項
1.Windows XPでのご利用について
    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

3. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

4. Internet Explorer内での利用について
   次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示して
   いる状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハングアップし操作不
   能となることがあります。
 
   ・Windows XPで利用している
   ・Microsoft Office2003がインストールされている
   ・Microsoft OfficeXPがインストールされている

   この現象はWindows XP、OfficeXP、Office2003の何れかによりインストール
   される「詳細なテキスト サービス」 (ctfmon.exe)の不具合で、IMEの詳細
   設定から「詳細なテキスト サービス」を停止して回避することができます。
   この問題についてマイクロソフトで調査中です。

障害修正
・Internet Explorer内部動作で、Biz/Browserのロード、アンロードを頻繁に
  繰り返すとデッドロックやアプリケーションエラーが発生することがあった
  障害を修正しました。
・メッセージボックスやカレンダーダイアログなど、モーダル動作を行うウィ
  ンドウを表示した状態で、CRSファイルをドラッグ&ドロップなどでロード
  すると、アプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
・import命令で.car41ファイルをバージョン番号を指定してロードした際、旧
  バージョンのキャッシュが正しく削除されない障害を修正しました。
・F10キーだけ実行中にもイベントが発生する障害を修正しました。
・SetTimerメソッドによるタイマー動作、またはProgressBarの自動ステップを
  行った状態でLogoutを行うとアプリケーションエラーが発生する事があった
  障害を修正しました。
MailMessageクラス 機能追加
・mailデコードでRFC2231方式に対応しました。
StyleEditクラス 機能改善
・メモリの使用効率を改善しました。
CSVDocumentクラス 機能改善
・CSVDocument << CSVDocumentおよび配列オブジェクト << CSVDocumentのオペ
  レータ動作を改善し、動作速度が向上しました。
Buttonクラス 障害修正
・ALTKeyプロパティに指定したボタンの連打とスクリプト処理の組み合わせに
  より、不正なTouchイベントが発生する事があった障害を修正しました。
OptionButtonクラス 障害修正
・OptionItemのSelecttedプロパティをfalseに設定すると、その後、キーボー
  ドによるフォーカス遷移を受け付けなくなる障害を修正しました。
FlexViewクラス 機能改善
・FlexColumnSetまたはFlexRowSetの幅と、それらの子オブジェクトの幅に不整
  合な値を指定したとき(FlexRowSetよりも広い幅のFlexLabelを子オブジェク
  トに指定するなど)、表示結果が不定となる仕様がありました。
  このような不整合を検出したとき、子オブジェクトの幅を表示可能な大きさ
  に一時的に変更するように改善しました。変更は表示だけの一時的なもので
  widthプロパティの値が変更される事はありません。
障害修正
・FlexTextBoxでIMEModeを$OPENとした場合、IMEの設定で「テンキーからの入
  力」を「常に半角」と設定していても、最初の1文字だけは全角で入力され
  てしまう障害を修正しました。
・FlexButtonのWidthを0としても、わずかに表示される障害を修正しました。
PulldownListクラス 障害修正
・画面操作とスクリプト操作の組み合わせにより、不正なTouchイベントが発生
  する事があった障害を修正しました。
ListViewクラス 障害修正
・ListViewItemを削除すると、ヘッダタイトルが残る障害を修正しました。
・GetHeaderで取得したObjectをListView削除後にアクセスするとアプリケー
  ションエラーとなる障害を修正しました。
・ListViewItemをInsertすると、ソートとは関係ない位置に追加されてしまう
  障害を修正しました。
・Visible=$FALSEのListViewHeaderの境界をダブルクリックすると、表示され
  てしまう障害を修正しました。
・ListViewItemのTouchイベントハンドラ内で項目を非選択にしたときに、非選
  択とならない障害を修正しました。
・SmallIconのときに、長い文字列をスクリプト入力すると重なって表示される
 障害を修正しました。
・SmallIconのときに、不必要なスクロールバーが表示される障害を修正しまし
  た。
・CheckBoxを表示した状態でヘッダの境をダブルクリックして幅を変える操作
  が正しく動作しない障害を修正しました。
・空のImageListを与えた場合に、アプリケーションエラーとなる事がある障害
  を修正しました。
・スタイルの変更、HorzIconSpacing、VertIconSpacingの設定、アイコンの変更
  などで、不正な表示となることがあった障害を修正しました。
ImageListクラス 障害修正
・RemoveImageをしても、使用しているオブジェクトからイメージが削除されない
 障害を修正しました。
・rootオブジェクトとdialogオブジェクトのsetImageを使用した場合に、マスク
 を指定しないと意図しない色が現れてしまう障害を修正しました。
Dialogクラス 障害修正
・空のImageListを指定すると「メモリ不足です」というメッセージが表示される
 障害を修正しました。
MultiPartMessageクラス 障害修正
・Boundaryに書き込みできてしまう障害を修正しました。
FileSystemクラス 障害修正
・mountメソッドで各ドライブルートフォルダ(A:\など)をマウントできない障
  害を修正しました。
・MapPathメソッドでアプリケーションエラーが発生することがあった障害を修
  正しました。
・List、ListFilesメソッドで、日本語を含む物理パスのリストが正しく取得
  できない事がある障害を修正しました。
・Renameメソッドで、第3引数が考慮されない障害を修正しました。
Decryptorクラス 障害修正
・Decriptメソッドにおいて復号化に失敗するとアプリケーションエラーが発生
  する事があった障害を修正しました。
PrintStreamDocumentクラス 障害修正
・StoragePlaceプロパティに$MEMORYを指定した場合、特定の環境によって用紙
  サイズを誤ったり、アプリケーションエラーが発生する事があった障害を修
  正しました。
XML関連 障害修正
・XMLツリーが構築されていない状態でxmlDocument.indexAttributeNameをアク
  セスするとアプリケーションエラーとなる障害を修正しました。
InputModeプロパティ 障害修正
・InputModeプロパティで半角長音"ー"の文字種がOSによって異なる障害を修正
  しました。
SMTPクラス 障害修正
・sendmailメソッドで、メールアドレスの外側に<>がないと送信に失敗する
 不具合を修正しました。
TextConvertクラス 障害修正
・JISからShiftJISに変換するときに、不要なMIMEBデコードがされていたため
 処理が重くなる不具合を修正しました。
WSDL4CRS 障害修正
・受信時に値がセットされていても、正しく取得できない場合がある障害を
  修正しました。

ver4.1.2.1からver4.1.3.1への主な変更点
バージョン

Biz/Browser XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser XE インストーラ 4.1.3.1
  ・Biz/Browser XE 4.1.3.1
  ・rootHandler.crs 2006/3/22

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Browser XE 制限事項
1.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

3. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

障害修正
・IE内部にBiz/Browserをロード、アンロードを繰り返すとアプリケーション
  エラーやハングアップする事があった障害を修正しました。
・OnCloseイベントハンドラ内、またはクローズボタンをクリックしたことに
  よって発生するOnLostFocusイベントハンドラ内で、オブジェクトを更新す
  るとアプリケーションエラーが発生することがあった障害を修正しました。
・特異な状況下でオブジェクトに属さないFunctionを呼び出すと、アプリケー
  ションエラーが発生することがあった障害を修正しました。このような状況
  ではCRS-131例外がスローされます。
Objectクラス 機能追加
・FindObjectメソッドが追加されました。さまざまなルールでオブジェクト
  を検索できます。
Rootクラス 機能追加
・SetImage,ResetImageメソッド,Iconプロパティが追加されました。
  ウィンドウのアイコンを変更することができます。
・Visibleプロパティが追加されました。メインウィンドウの表示、非表示変
  更することができます。
・SetWindowStateメソッドが追加されました。ウィンドウの最大化、最小化
  元に戻す、前後関係を入れ替える事ができます。
・WindowStateChangedイベントが追加されました。ウィンドウ状態(最小化な
  ど)で発生するイベントです。
障害修正
・Loginメソッドに " を含むURLを渡すと正常に接続できない障害を修正しま
  した。
Dialogクラス 機能追加
・SetImage,ResetImageメソッド,Iconプロパティが追加されました。
  ダイアログのアイコンを変更することができます。
・SetWindowStateメソッドが追加されました。ウィンドウの最大化、最小化
  元に戻す、前後関係を入れ替える事ができます。
・WindowStateChangedイベントが追加されました。ウィンドウ状態(最小化な
  ど)で発生するイベントです。
DateEditクラス 障害修正
・ShowFormatプロパティをtrueに設定している場合、IMEを使った入力で表示
  されているフォーマットが乱れることがある障害を修正しました。
TaskTrayクラス 機能追加
・新しく追加された、タスクトレイにアイコンを表示するためのクラスです。
httpSessionクラス 機能追加
・toAbsoluteURLメソッドが追加されました。相対パスのURLを現在のコンテキ
  ストに従って絶対パスに変換することができます。
・FindHttpSessionメソッドに相対パスの指定が可能となりました。
Spreadクラス 障害修正
・スクロールバー上の右クリックで表示されるコンテキストメニューで、「最
  上部」と「最下部」が動作しない障害を修正しました。
FlexViewクラス 機能追加
・IndentSortメソッドにsortメソッドと同じ引数を指定可能となりました。
  インデントに基づくソートと、列の値に基づくソートを同時に実行できます。
・FlexIndentLabelにIndentプロパティが追加されました。インデント表示の
  オン、オフが可能となりました。
障害修正
・列幅の変更操作で、FlexViewの右端よりも右へドラッグできない障害を修正
  しました。
・列幅の変更操作で、まれに列幅が負数となってしまう障害を修正しました。
・削除されたFlexViewのFlexItemオブジェクトを参照するとアプリケーション
  エラーが発生することがあった障害を修正しました。
・FlexTextBoxにおいて、MaxLengthプロパティが1のとき、最初の1文字目の入
  力動作が正しく処理されない障害を修正しました。
・CursorMoveプロパティに$INPUTITEMを指定した場合、カーソルの初期位置が
  不正となる事がある障害を修正しました。
・スクロールバー上の右クリックで表示されるコンテキストメニューで、「最
  上部」と「最下部」が動作しない障害を修正しました。
StyleEditクラス 機能追加・変更
・段落行折りたたみ機能が追加されました。特定のキーワード間を折りたたん
  で文章の見通しを良くする機能です。
・上記に伴いFoldBraceプロパティ、ExpandFoldメソッド、GetFoldLevelメソッ
  ドが追加されました。またSetKeywordStyleメソッドのスタイルに折りたたみ
  始点を指定するStyleEdit.BRACESTART定数、終点を指定する
  StyleEdit.BRACEEND定数が追加されました。
・SetKeywordStyleメソッドでキーワードにマッチする単位が単語単位となって
  いたのをより常識的な単語単位を意識しないマッチングに変更されました。
・デフォルトのコンテキストメニューを使用するかしないかを指定する
  UseContextMenuプロパティが追加されました。 
  またコンテキストメニューの表示要求時に発生するContextMenuイベントが追
  加されました。
障害修正
・InsertStringメソッドで、既存文字列の長さより大きい数を指定するとアプ
  リケーションエラーが発生することがあった障害を修正しました。
・InsertStringメソッドで、2バイト文字の1バイト目と2バイト目の間に挿入を
  指示した場合、アプリケーションエラーが発生することがあった障害を修正
  しました。
ListViewクラス 障害修正
・クリック時にCheckedプロパティを設定すると、正しく設定できない事がある
  障害を修正しました。
・ソートを行うと、アイコン番号が不正となる障害を修正しました。
・選択中の行を削除するとValue値が不正な値となる障害を修正しました。
DateEditクラス 障害修正
・Windowsのデスクトップのデザインでスクロールバーのサイズを大きくすると
  ポップアップするカレンダーの表示が不正となる障害を修正しました。
Dateクラス 障害修正
・SetTimeメソッドで時刻を設定すると正しく設定できない事があった障害を
  修正しました。
RegexMatcherクラス 障害修正
・不正なメモリアクセスによりアプリケーションエラーが発生することがあった
  障害を修正しました。
TextConverterクラス 障害修正
・Convertメソッドでquoted-printableを指定すると改行文字もコンバートされ
  てしまう障害を修正しました。
・空文字列を与えると、不正な例外が発生してしまう障害を修正しました。
・JISからShiftJISへの変換で、アプリケーションエラーが発生することが
  あった障害を修正しました。
CSVDocumentクラス 仕様追加
・Truncateメソッドに削除開始位置が指定できるようになりました
障害修正
・Saveメソッドで、改行文字を含むセルがエスケープされずに出力されてしまう
  障害を修正しました。
MailMessageクラス 機能追加
・Sizeプロパティを追加しました。メッセージの大きさが取得できます
障害修正
・Saveメソッドで保存するとき、改行文字が欠落する障害を修正しました。
・ClearBodyメソッドで、アプリケーションエラーが発生することがあった障
  害を修正しました。
MailHeaderクラス 機能追加
・Sizeプロパティを追加しました。メッセージの大きさが取得できます
障害修正
・GetField, GetSubFieldメソッドで日本語のフィールド名が正しく取り出せな
  い障害を修正しました。
・SetField、SeySubFieldメソッドに不正な文字列をを渡したとき、エラーを検
  出しない障害を修正しました。
・DelField,DelFieldNameメソッドに不正な文字列をを渡したとき、エラーを検
  出しない障害を修正しました。
MultiPartMessageクラス 障害修正
・Freezeメソッド実行後に追記を行った場合、エラーを検出しなかった障害を修
  正しました。
・Parse,Loadメソッドに不正な文字列やオブジェクトを渡すと、アプリケーショ
  ンエラーが発生することがあった障害を修正しました。
・Parseメソッド、Loadメソッドで、3文字のハイフン (-) だけのバウンダリが
  認識されない障害を修正しました。
・不正なバウンダリや、パート中に別のパートがある場合に、正しくパートを
  取り出すことができない障害を修正しました。
MultiPartMessagePartクラス 障害修正
・Freezeメソッド実行後に追記を行った場合、エラーを検出しなかった障害を修
  正しました。
Pop3クラス 機能追加
・TOPメソッドが追加されました。ヘッダ情報のみ取得することができます。
障害修正
・DELEメソッドでアプリケーションエラーが発生する事があった障害を修正し
  ました。
・PASSメソッドでエラーが発生した場合、正しくエラーを認識できないことが
  あった障害を修正しました。
グローバル関数 障害修正
・Left関数の第2引数に整数以外を指定すると不正な結果となる障害を修正しま
  した。

ver4.1.2.0からver4.1.2.1への主な変更点
バージョン

Biz/Browser XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser XE インストーラ 4.1.2.1
  ・Biz/Browser XE 4.1.2.1

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Browser XE 制限事項
1.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

3. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

障害修正
・WindowsのSYSTEMユーザで起動すると、Biz/Browserの初期化処理に失敗して
  設定状態に関わらずキャッシュがOFFの状態で起動してしまう障害を修正し
  ました。
・プラグインにより追加したクラスをスクリプトで派生すると、プラグインに
  より定義されたメソッドやプロパティにアクセスできなくなる障害を修正し
  ました。
・URL中に含まれる2バイト文字において、2バイト目が2バイト文字の1バイ
  ト目とも解釈できる文字(ラリルレロなど)が含まれている場合、不正なURL
  にアクセスする事がある障害を修正しました。
Decryptorクラス 障害修正
・DecryptStringメソッドにEncryptStringで得られた文字列以外の不正な文字
  列を渡すと、アプリケーションエラーが発生する事があった障害を修正しま
  した。
Base64Decoderクラス 障害修正
・Base64Decoderクラスのコンストラクタに、Write-Objectを渡して初期化し、
  Writeメソッドで文字列を出力すると、出力結果に不正な文字が付加される
  事があった障害を修正しました。
TabFrameクラス 障害修正
・Dialog内に置かれたTabFrame内のオブジェクトにフォーカスがある状態で、
  Dialogを閉じるとアプリケーションエラーが発生する可能性があった障害
  を修正しました。
MailHeaderクラス 障害修正
・ISO-2022-JP形式のヘッダに、ダブルクォーテーションが含まれている場合、
  GetSubFieldメソッドで不正な文字列を返す障害を修正しました。

ver4.1.1.0からver4.1.2.0への主な変更点
バージョン

Biz/Designer XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer XEインストーラ 4.1.2.0
  ・Biz/Designer XE 4.1.2.0
  ・License Tool 1.0.0.7
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/8/23
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/8/23
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/8/23
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/8/23
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/8/23
  ・導入ガイド 2005/7/21
  ・soap.car 2005/6/3
  ・BizIEConnection.dll 4.1.0.1

 以下のモジュールの変更はありません
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・wsdl4crs.car ver1.11 2005/4/27
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)

Biz/Browser XEインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser XE インストーラ 4.1.2.0
  ・Biz/Browser XE 4.1.2.0

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
BizIEConnection.dll 障害修正
・インターネットエクスプローラが、圧縮されたコンテンツの受信に失敗する
  事があり、BizIEConnectionが通信結果を正常に受け取ることができない事が
  ある問題を修正しました。
soap.car 障害修正
・Biz/Browser ver4.0との共存運用に対応しました。従来は、ver4.1固有の機
  能を利用していたため、ver4.0とver4.1の共存した環境での利用に問題があ
  りました。
Biz/Designer XE 障害修正
・ネットワークデバイスの起動順序よりライセンスが無効になる場合がある障害を
  修正しました。
・ネットワークケーブルが断線しているとライセンスが無効になる場合がある障害を
  修正しました。
・Windows XPでの使用時においてDateEditとNumberEditを作成すると枠が青線になる
  現象を修正しました。
・プラグインDLLにプロパティが一つも存在しない場合、アプリケーションエラーが
  発生する問題を修正しました。
・GraphクラスのSetLabelメソッドを実行するとアプリケーションエラーが発生
  する障害を修正しました。
・一般テキストファイルの編集で、「ー」文字にカーソルが重なると表示が乱れる問題
  を修正しました。
・サブフォルダに保存したファイルを上書き更新すると、プロジェクトビュー
  のパス表示が失われる障害を修正しました。
Biz/Browser XE 制限事項
1.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

3. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について

   Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの
   作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。
   Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop
   プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。

機能拡張
・$DEBUGTIME定数が追加されました。Biz/Designerからのテスト実行中は、1と
  なり、それ以外では、0となります。
  次の例のように、テスト実行中に限りデバッグ用の処理を行うなどの記述が
  可能となります。

  if( $DEBUGTIME ) {
      MessageBox("テスト");
  }
障害修正
・Biz/Designerと同一のコンピュータにインストールした場合、Biz/Designer
  のライセンスが無効となると、不正な警告メッセージが表示される障害を修
  正しました。
・Loginを実行せずにGetメソッドのみでサーバに接続した場合、すべてのURLが
  キャッシュからロードされると、//.SYS.Server,//.SYS.ServerPortが設定さ
  れない障害を修正しました。
・URLの一部に”ソ”の文字など、2バイト目に”\”と同じコードを持つファイ
  ルが正しくロードできない障害を修正しました。
・WindowsNTにおいて、大量の表示系オブジェクトの生成と削除を繰り返すと、
  徐々に実行速度が低下する障害を修正しました。
CSVDocumentクラス 機能追加
・GetCellByName, SetCellByNameメソッドが追加されました。
  列名でセルにアクセスすることができます。
・GetCellsメソッドが追加されました。
  指定行の複数列を一括して取得することができます。行数の多いCSVで、同一
  行の複数のセルにアクセスする場合、従来のセルを1個ずつ処理するGetCell
  メソッドでは、パフォーマンス上で問題となることがありましたが、GetCells
  メソッドでは一括して複数のセル値を取得するため、高速に処理することが
  できます。
PulldownListクラス 機能追加
・DropdownWidthプロパティが追加されました。ドロップダウン時の横幅を指定
  する事が可能です。
FileSystemクラス 機能追加
・FindFilesメソッドが追加されました。このメソッドは従来のList, ListFiles
  メソッドの新しいバージョンで、フォルダまたはファイルの指定、検索パター
  ンの指定でディレクトリ内の一覧を返します。List,ListFilesメソッドと異
  なり、マウントされたフォルダも通常のフォルダと同じように検索されます。
xmlNodeクラス 仕様拡張
・SelectNodes, SelectSingleNodeメソッドのXPathが、#textなどNodeTypeを
  指定した検索に対応しました。
Objectクラス 仕様拡張
・FindChildメソッドの引数に、クラス識別子を指定することができるようにな
  りました。オブジェクト名ではなく、オブジェクトのクラスで子オブジェク
  トを検索することができます。
Rootクラス 障害修正
・MinimizeBoxプロパティをFalseに設定すると、ステータスバーの表示が不正に
  なることがある障害を修正しました。
NumberEditクラス 障害修正
・入力値が0とNULL状態を遷移する際、IsNullプロパティが正しく設定されない
  障害を修正しました。
FlexViewクラス 障害修正
・FlexTreeHeaderの折りたたみ動作が、正常に機能しないことがある障害を修
  正しました。
・FlexButtonのクリック動作が、正常に機能しない事がある障害を修正しまし
  た。
httpSessionクラス 障害修正
・一度も接続したことのないサーバへのセッションをfindHttpSessionで取得し
  た場合、Server, Protocol, LastURLプロパティが不正となる障害を修正しま
  した。
mailHeaderクラス 障害修正
・delFieldNameメソッドで設定されていないフィールド名を使用すると、フィー
 ルド名がすべて小文字になる障害を修正しました。
・Loadメソッドに正しい値を指定してもエラーになる障害を修正しました。
mailMessageクラス 障害修正
・Loadメソッドに正しい値を指定してもエラーになる障害を修正しました。
nullConverterクラス 障害修正
・Convertメソッドに、あるオブジェクトのValueを指定してValue値が空の場合
 に戻り値が不正になる障害を修正しました。

ver4.1.0.8からver4.1.1.0への主な変更点
バージョン

本リリースより、正式製品名称が「Biz/Designer XE」、「Biz/Browser XE」
に変更されました。内部バージョンは、ver4.1.1.0となります。

Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.1.0
  ・Biz/Designer 4.1.1.0
  ・License Tool 1.0.0.6
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/7/6
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/7/6
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/7/6
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/7/6
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/7/6

 以下のモジュールの変更はありません
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・soap.car 2005/5/30
  ・wsdl4crs.car ver1.11 2005/4/27
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・導入ガイド 2005/3/25

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.1.0
  ・Biz/Browser 4.1.1.0

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能改善・追加・変更
ライセンス未登録時の機能制限が変更されました
  試用版では以下の制限が加わります。
    1.プロジェクトを読み込める数が1つだけになります
    2.プロジェクトに組み込めるCRSファイル(CRS41、CRX等含む)100個未満となります
    3.1つのデザインペインで編集できるディスプレイオブジェクトの派生クラス50個未満です。ただし配列は要素数に関わらず1とカウントされます。rootオブジェクトは
      対象外になります。
・ファイル管理の対象に拡張子crsの拡張型crs40、crs41、crx、crx40、crx41
  も追加しました。
・プロパティビューで値を編集後キーボードフォーカスを編集項目へ再設定するよう
  にしました。
障害修正
・ウォッチビューのオブジェクトツリーにおいて、検索を行うと無名オブ
  ジェクト表示が不正になる障害を修正しました。
・プロパティビューで値の編集中にカーソルキーが効かなくなる場合がある
  障害を修正しました。
・デザインペインから値を変更した場合のスクリプトへの同期で改行位置が
  崩れる現象を改善しました。
Biz/Browser 制限事項
1.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。

2. PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください

   現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制約は
   プラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び出しにも
   適用されます。DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなど
   GUIを操作するメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。

機能改善・追加
・importステートメントの拡張
  carファイルをimportする際に、期待するバージョン番号を指定することがで
  きるようになりました。

  指定例  import "/lib/app.car","ver2.5";

  バージョンを指定する場合、carファイルを生成する際にそのcarファイルの
  バージョン番号を埋め込む必要があります。埋め込むバージョン番号は、
  Biz/Designerの「プロジェクトの設定」-「プロジェクト情報」タブの
 「バージョン番号」で指定します。

  importで指定したバージョンと異なるバージョンがすでにキャッシュされて
  いる場合、自動的にキャッシュから削除され、サーバからダウンロードされ
  ます。
  
  importで指定したバージョンのcarファイルと異なるバージョンがすでにimport
  されている場合、例外CRS-405がthrowされます。
  
  importで指定したバージョンのcarファイルがサーバから取得できない場合、
  例外CRS-406がthrowされます。

  ※ 本機能追加はver4.1.0.7より有効ですが、ver4.1.1.0より正式な対応とな
     ります。本機能を必要とするアプリケーションでは、ver4.1.1.0以降の
     Biz/Browserをご利用ください。
Rootクラス 機能追加
・CopyStringメソッド、PasteStringメソッドの追加
  文字列をクリップボードへ貼り付け、クリップボード内の文字列の取得がで
  きるようになりました。

  ※ 本機能追加はver4.1.0.7より有効ですが、ver4.1.1.0より正式な対応とな
     ります。本機能を必要とするアプリケーションでは、ver4.1.1.0以降の
     Biz/Browserをご利用ください。
TextBoxクラス 障害修正
・AutoTabをtrue,MaxLengthに値を設定した場合において、MaxLengthに到達す
  る文字がIMEにより入力された場合、フォーカス移動が行われない障害を修正
  しました。
GroupBoxクラス 障害修正
・Docを利用して印刷した場合、FontFaceの指定が有効とならない事がある障害
  を修正しました。
グローバル関数 障害修正
・GetPrinterList関数で返されるプリンタ情報のうち、descriptionにプリンタ
  に設定したコメントが設定されない障害を修正しました。

ver4.1.0.7からver4.1.0.8への主な変更点
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.8
  ・Biz/Designer 4.1.0.8

 以下のモジュールの変更はありません
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・soap.car 2005/5/30
  ・wsdl4crs.car ver1.11 2005/4/27
  ・License Tool 1.0.0.3
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/6/14
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/6/14
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/6/14
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/6/14
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/6/14
  ・導入ガイド 2005/3/25

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.8
  ・Biz/Browser 4.1.0.8

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能改善・追加
ライセンス未登録時の試用期間に機能制限が加わりました
  試用版では以下の制限が加わります。
    1.プロジェクトを読み込める数が1つだけになります
    2.プロジェクトに組み込めるCRSファイルが100個までとなります
    3.1つのデザインペインで編集できるディスプレイオブジェクトの派生クラスは
      50個までです。ただし配列は要素数に関わらず1とカウントされます。
・デバッグ実行中に、スクリプトペインからウォッチリストにシンボルをドラッ
  グドロップしたとき、スクリプトペインがカット動作とならないようになり
  ました。
Biz/Browser 制限事項
1.Internet Explorerからの起動について

    Internet Explorerから拡張識別子crxまたはcrx40にリクエストをすること
    でBiz/Browserを外部起動(Internet Explorerのウィンドウでなく、単独
    のウィンドウで起動します)することが出来ますが、この制御がうまくい
    かないケースがあり、外部起動が出来ない障害が報告されています。
    Internet Explorerの一時ファイルをクリアすると正常となるとの報告もあ
    りますが、原因を特定出来ておりませんので、究明まで利用はお控えくだ
    さい。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
MaskEditクラス 障害修正
・Ctrl + Deleteキーで、リテラル文字が削除されてしまう障害を修正しま
  した。
グローバル関数 障害修正
・GetPrinterList関数で返されるプリンタ情報のうち、descriptionにプリンタ
  に設定したコメントが設定されない障害を修正しました。

ver4.1.0.6からver4.1.0.7への主な変更点
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.7
  ・Biz/Designer 4.1.0.7
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/4/28
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/4/28
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/4/21
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/4/1
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/4/28
  ・soap.car 2005/5/30
  ・wsdl4crs.car ver1.11 2005/4/27

 ライセンス登録用の以下のモジュールが変更されました
  ・ライセンスリクエストコードの確認は廃止されました
  ・License Tool 1.0.0.3 ライセンスリクエストコードの確認に代わり追加されました

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・導入ガイド 2005/3/25

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.7
  ・Biz/Browser 4.1.0.7

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能改善・追加
・新ライセンス管理ツールが追加されました。従来の「ライセンスリクエスト
  コードの確認」機能は新ツールに統合されました。
・「プロジェクトの設定」-「プロジェクト情報」タブに「バージョン番号」欄が
  追加されました。
障害修正
・プロファイル取得機能を有効とした状態でテスト実行を行うと、Biz/Browser
  の停止時にアプリケーションエラーが発生する事があった障害を修正しまし
  た。
・ListViewItem,ListViewSubItemクラスで定義されるイベントオブジェクトを
  オブジェクトビューでクリックすると、アプリケーションエラーとなる障害
  を修正しました。
・LayoutSpacingを設定したオブジェクトをデザインビューで選択し、矢印キー
  で移動させると正しい位置に移動しない障害を修正しました。
Biz/Browser 制限事項
1.Internet Explorerからの起動について

    Internet Explorerから拡張識別子crxまたはcrx40にリクエストをすること
    でBiz/Browserを外部起動(Internet Explorerのウィンドウでなく、単独
    のウィンドウで起動します)することが出来ますが、この制御がうまくい
    かないケースがあり、外部起動が出来ない障害が報告されています。
    Internet Explorerの一時ファイルをクリアすると正常となるとの報告もあ
    りますが、原因を特定出来ておりませんので、究明まで利用はお控えくだ
    さい。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
機能改善・追加
・importステートメントの拡張
  carファイルをimportする際に、期待するバージョン番号を指定することがで
  きるようになりました。

  指定例  import "/lib/app.car","ver2.5";

  バージョンを指定する場合、carファイルを生成する際にそのcarファイルの
  バージョン番号を埋め込む必要があります。埋め込むバージョン番号は、
  Biz/Designerの「プロジェクトの設定」-「プロジェクト情報」タブの
 「バージョン番号」で指定します。

  importで指定したバージョンと異なるバージョンがすでにキャッシュされて
  いる場合、自動的にキャッシュから削除され、サーバからダウンロードされ
  ます。
  
  importで指定したバージョンのcarファイルと異なるバージョンがすでにimport
  されている場合、例外CRS-405がthrowされます。
  
  importで指定したバージョンのcarファイルがサーバから取得できない場合、
  例外CRS-406がthrowされます。

障害修正
・プラグインにより定義されるプロパティを参照する再計算演算子(&=)が、正
  常に処理されない障害を修正しました。
・プライベート属性の接続ライセンス証明書が、起動時にロードされない障害
  を修正しました。
・Arrayの要素に対するリファレンスだけが維持され、Arrayに対するリファレ
  ンスが失われたとき、Array要素のリファレンスが無効となり不正な動作と
  なる障害を修正しました。
・carファイル内に含まれるCRSファイルが、キャッシュ可能な条件を満たして
  もキャッシュされない障害を修正しました。
・carファイルをimport後、そのcarファイル内に含まれるファイルを、別のCRS
  からロードしようとすると、URL上の英字の大文字と小文字が区別されロード
  できない事がある障害を修正しました。
・プラグインを使用すると、メモリリークが発生することがあった障害を修正
  しました。
・WSDL4CRSで、メソッドが正常出力できない場合があった障害を修正しました。
・soap.carをv4.0で使用するとエラーで終了してしまう障害を修正しました。
Rootクラス 機能追加
・CopyStringメソッド、PasteStringメソッドの追加
  文字列をクリップボードへ貼り付け、クリップボード内の文字列の取得がで
  きるようになりました。

  CopyString(text)
  引数textで指定した文字列をクリップボードに貼り付けます。

  var text = PasteString()
  クリップボード内の文字列を返します
  
EditBoxクラス 障害修正
・MaxLengthを指定した状態で、MaxLengthに到達する文字列をペーストすると
 アプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
XML関連クラス 障害修正
・SelectNodes,SelectSingleNodeメソッドにおいて、"../name"形式のXPath式
  が正常に機能しない障害を修正しました。
SYSオブジェクト 障害修正
・HostNameが正しく設定されない障害を修正しました。
Stringクラス 障害修正
・equalsIgnoreCaseメソッドで、一部の日本語の比較結果が不正となる障害を
  修正しました。
base64Encoderクラス 障害修正
・コンストラクタの引数のlineに1を渡して実行すると、出力結果の1行目だけ
  8文字出力となる障害を修正しました。

ver4.1.0.5からver4.1.0.6への主な変更点
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.6
  ・Biz/Designer 4.1.0.6
  ・CRS Plugin SDK 2005/4/20
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/4/21
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/4/21
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/4/1
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/4/21

 以下のモジュールの変更はありません
  ・soap.car 2005/1/28
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・wsdl4crs.car ver1.06 2005/3/16
  ・ライセンスリクエストコードの確認 1.0.0.1
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/3/15
  ・導入ガイド 2005/3/25

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.6
  ・Biz/Browser 4.1.0.6

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・rootHandler.crs 2005/3/31
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能改善・追加
・デザインペインのグリッド表示を高速化しました。
・「子オブジェクトの挿入」ダイアログの位置補正を行うようにしました。
・「ウィンドウを同期」コマンドをデザイン・スクリプトペインのコンテキスト
  メニューに追加しました。
障害修正
・デザインペインで4096より大きいフォームを作ると4096より大きい部分が
  表示されない問題を修正しました。
・デザインペインで画面右端の方だとコンテキストメニューが開かない問題を
  修正しました。
・デザインペインでコンテキストキーによりコンテキストメニューが開かない
  問題を修正しました。
・日本語以外の環境でオブジェクトビューの「子オブジェクトの挿入」および「ク
  ラスの追加」ダイアログが表示されない問題を修正しました。
・プロジェクトへのファイルの追加でリソースファイルをプロジェクトに追加する
  と、「その他のファイル」のカテゴリに追加されてしまう問題を修正しました。
・プロファイル出力の結果に、ユーザ定義クラスのコンストラクタが含まれて
  いない問題を修正しました。
Biz/Browser 制限事項
1.Internet Explorerからの起動について

    Internet Explorerから拡張識別子crxまたはcrx40にリクエストをすること
    でBiz/Browserを外部起動(Internet Explorerのウィンドウでなく、単独
    のウィンドウで起動します)することが出来ますが、この制御がうまくい
    かないケースがあり、外部起動が出来ない障害が報告されています。
    Internet Explorerの一時ファイルをクリアすると正常となるとの報告もあ
    りますが、原因を特定出来ておりませんので、究明まで利用はお控えくだ
    さい。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
仕様変更
・プラグインにより定義されるクラスで、クラス固有の定数が定義可能となり
  ました。CRS_PLUGIN_PROPのaccModeにCRS_AC_STATICと定義し、getPropで、
  そのプロパティの問い合わせに定数を戻すことで初期化されます。
・起動時の背景色がグレーに変更されました。
障害修正
・オブジェクト間の参照関係が循環した状態でBiz/Browserを終了すると、
  アプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
・デフォルトのプロファイルが"4.0.0"となっていた障害を修正し、"4.1.0"に
  変更されました。"4.0.0"と"4.1.0"では、起動時の背景色の違い以外は、同
  じ動作となります。
Rootクラス 仕様追加
・GetFontFamilyメソッドが追加されました。定義されているフォントの種類
  を取得する事ができます。
NumberEditクラス 障害修正
・小数点を示すピリオドに続く小数点以下の数値を入力しない場合、ピリオド
  が不正に表示されてしまう事がある障害を修正しました。
TabFrameクラス 障害修正
・TabFrameの大きさを極端に大きくすると画面表示が乱れる事がある障害を修
  正しました。
TabFrameクラス 障害修正
・TabFrameの大きさを極端に大きくすると画面表示が乱れる事がある障害を修
  正しました。
MailHeaderクラス 障害修正
・GetSubFieldメソッドで正しくサブフィールドを認識できない事があった障
  害を修正しました。
TypeSetterクラス 障害修正
・出力する文字が1文字も存在しないページのレイアウトで、例外が発生して
  しまう障害を修正しました。
TextConverterクラス 障害修正
・Writeメソッド、およびWriteStringで不正な結果となる障害を修正しました。
Base64Encoderクラス 障害修正
・1バイトのデータをBase64で変換すると、アプリケーションエラーを起こす
  事があった障害を修正しました。
MailMessageクラス 障害修正
・GetSubFieldで複数のフィールドがあった場合に正しい値が取得できない障
 害を修正しました。
XML関連クラス 機能追加
・xmlDocumentクラスのgetElementByIdメソッドが実装されました。
・xmlDocumentクラスにindexAttributeNameプロパティが追加されました。
障害修正
・xmlElementクラスのprefixアトリビュートの更新操作が正常に機能しなかった
  障害を修正しました。
グローバル関数 障害修正
・mid関数に2個の引数を渡すとアプリケーションエラーが発生する障害を修正
  しました。

ver4.1.0.4からver4.1.0.5への主な変更点
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.5
  ・Biz/Designer 4.1.0.5
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/3/15
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/3/14
  ・導入ガイド 2005/3/25

 以下のモジュールの変更はありません
  ・soap.car 2005/1/28
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/2/23
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/2/25
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/2/15
  ・wsdl4crs.car ver1.06 2005/3/16

 以下のモジュールは廃止されました。
  ・Biz-Collectionsライセンスマネージャ

 以下のモジュールが追加されました。
  ・ライセンスリクエストコードの確認 1.0.0.1

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.5
  ・Biz/Browser 4.1.0.5
  ・rootHandler.crs 2005/3/31

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・login.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能追加
・ライセンス登録方法が変更されました。詳細につきましてはアクシスソフト営業本部まで
  お問い合わせください。
Biz/Browser 制限事項
1.Internet Explorerからの起動について

    Internet Explorerから拡張識別子crxまたはcrx40にリクエストをすること
    でBiz/Browserを外部起動(Internet Explorerのウィンドウでなく、単独
    のウィンドウで起動します)することが出来ますが、この制御がうまくい
    かないケースがあり、外部起動が出来ない障害が報告されています。
    Internet Explorerの一時ファイルをクリアすると正常となるとの報告もあ
    りますが、原因を特定出来ておりませんので、究明まで利用はお控えくだ
    さい。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
仕様変更
・キャッシュファイルの格納場所に指定されているフォルダが使用不能な場合、
  従来はキャッシュ動作が停止しましたが、可能であればデフォルトのフォル
  ダに変更してキャッシュ動作を継続するように変更されました。

障害修正
・日本語環境以外でログイン画面のポップアップメニューが正常に表示されな
  い障害を修正しました。
・デフォルトのプロファイルが"4.0.0"となっていた障害を修正しました。
  デフォルト値は、"4.1.0"となります。また、"4.0.0"と"4.1.0"で、動作に
  差異はありません。
Arrayクラス 障害修正
・Arrayの要素としてオブジェクトリファレンスを格納した場合、Arrayオブジ
  ェクトの開放により発生する要素の開放動作に、非常に時間がかかる事があ
  る問題を改善しました。
ListViewクラス 障害修正
・OnTouchイベントハンドラ内でTruncateメソッドを呼び出すとアプリケーショ
  ンエラーが発生する事がある障害を修正しました。
・マウスクリック後、上下キーで選択状態を変更すると、選択状態をあらわす
  Selectedプロパティが不正になる障害を修正しました。
Buttonクラス 障害修正
・マウスでクリックしたままの状態でキーボードによりボタンを押下すること
  によって発生するTouchイベントのハンドラ内で、フォーカスを移動させる処
  理を実行すると、不正なTouchイベントが発生する事があった障害を修正しま
  した。
CheckBoxクラス 障害修正
・マウスでクリックしたままの状態でキーボードによりボタンを押下すること
  によって発生するTouchイベントのハンドラ内で、フォーカスを移動させる処
  理を実行すると、不正なTouchイベントが発生する事があった障害を修正しま
  した。
DateEditクラス 障害修正
・Formatプロパティに時刻を指定したとき、不正に入力値エラーとしてマーク
  され、正常に入力できなくなる事がある障害を修正しました。
CSVDocumentクラス 障害修正
・SetCellsメソッド内で例外が発生したとき、不完全な状態にセルが更新され
  てしまう事がある障害を修正しました。
Graphクラス 障害修正
・日本語環境以外で、凡例が正常に表示されない障害を修正しました。

ver4.1.0.3からver4.1.0.4への主な変更点
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.4
  ・Biz/Designer 4.1.0.4

  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/3/09
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/3/09
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/3/14
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/3/14
  ・サンプルプログラム オンラインマニュアル 2005/3/14
  ・wsdl4crs.car ver1.06 2005/3/16

 以下のモジュールの変更はありません
  ・soap.car 2005/1/28
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・Biz-Collectionsライセンスマネージャ 4.0.0.1
  ・導入ガイド 2004/3/31

Biz/Browserインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.4
  ・Biz/Browser 4.1.0.4

 以下のモジュールの変更はありません

  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・login.crs 2005/2/25
  ・rootHandler.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能追加
・デザインペインでTabFrameを選択時、PageUpキーとPageDownキーで表示タブを
  変更できるようになりました。
・Functionのパラメータヒントがメソッドと同様に表示されるようになりました。
・メソッドをFunctionでオーバーライドした場合、そちらをパラメータヒントの候補
  とするようになりました。
障害修正
・配列化したTabFrameのTabFormをオブジェクトビューで選択すると、選択マーク
  が全てのTabFormに表示される問題を修正しました。
・配列化されたTabFrameのTabForm内のオブジェクトをオブジェクトビューで選択す
  ると1要素目のTabFrameだけタブチェンジが起こるが他は取り残されてしまう障害
  を修正しました。
・WindowsNT4での実行の場合、「名前を付けて保存」コマンドによるファイル保存
  ダイアログの「保存する場所」が、そのファイルの格納フォルダに関わらず常に
  プロジェクトフォルダ直下になる問題を修正しました。
・WindowsNT4での実行の場合、上書き禁止ファイルを上書きしようとした時、警告
  ダイアログに何もメッセージが書かれていない問題を修正しました。
・デザインペインでTabキーで選択を移動する場合、配列を含むオブジェクトを移動
  していくと飛ばしてしまったり、途中で詰まったりしてしまう障害を修正しました。
・Biz/Browserインストール前にBiz/Designerを起動するとcarファイルの関連付けが
  Biz/Designerに登録されてしまう問題を修正しました。
・高負荷の状況においてウィンドウの最小化を行うとドッキングバーの配置が崩れる
  場合がある問題を修正しました。
・英語環境でブックマーク選択時のファイルビューからコンテキストメニュー
  を開き、登録したツールから実行しようとした場合アプリケーションエラー
  が発生する問題を修正しました。
・インストール時、スタートアップメニューの「Biz/Designerツール」に
  「WSDL4CRS」が登録されなくなった問題を修正しました。
・プロパティビューでFocusOperationイベント、NewLineConverterクラス、DisableHelper
  プロパティ、AutoTabFocusプロパティの説明が表示されない問題を修正しました。
・carファイルのデバッグ用プロジェクトを作成し、プロジェクトの設定情報に全角文字を
  入力し、他のプロジェクトからアーカイブ参照の指定でそのプロジェクトの読込みを行う
  と、XMLパースエラーが発生して、異常終了してしまう障害を修正しました。
・まれにウォッチリストの表示が消えてしまう問題を修正しました。  
・「ヘルプ」メニューからワンポイントが開かない問題を修正しました。
・ツールバーの「すべてのブレークポイントを削除」機能が正常に動作しない問題を修正
  しました。
・ログビューで「文字エンコードの変更」を選んでも何もおこらない問題を修正しました。
・通信ログのエクスポートで旧形式(bal)を選択しても強制的にe-Load形式で保存されてしまう
  問題を修正しました。
・ImageLabel等のsetImegeメソッドを実行しているcrsがあると、e-Load形式の通信ログの
  エクスポートでエラーになる障害を修正しました。  
Biz/Browser 制限事項
1.Internet Explorerからの起動について

    Internet Explorerから拡張識別子crxまたはcrx40にリクエストをすること
    でBiz/Browserを外部起動(Internet Explorerのウィンドウでなく、単独
    のウィンドウで起動します)することが出来ますが、この制御がうまくい
    かないケースがあり、外部起動が出来ない障害が報告されています。
    Internet Explorerの一時ファイルをクリアすると正常となるとの報告もあ
    りますが、原因を特定出来ておりませんので、究明まで利用はお控えくだ
    さい。

2.Windows XPでのご利用について

    (1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
        Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。

      ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがあ
        る。
        (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

    (2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
        をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
        れています。

      ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
        ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
        がある。

    (3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修
        正パッチにより解決する場合があります。

      ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
        字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
      ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
CRSインタプリタ 障害修正
・return文において、戻り値を三項演算子で指定した場合、三項演算子の評価
  結果ではなく、第1項目の評価結果が戻されてしまう障害を修正しました。
・クラス定義外からのsuper演算子により、内蔵クラスのメソッドが呼び出せな
  い障害を修正しました。
Rootクラス 障害修正
・ALT+F4によるウィンドウクローズ動作が廃止されましたが、システムメニュー
  上の表示では、「閉じる(C)  ALT+F4」と表示されていた問題を修正しました。
FileSystemクラス 障害修正
・SaveDialogメソッドでエラーが発生すると、ファイルアクセスインジケータ
  の点滅が止まらなくなる障害を修正しました。
・SplitPathメソッドでStringオブジェクトが開放されずに滞留する障害を修正
  しました。
FlexViewクラス 障害修正
・FlexItem.TitleResize=falseの状態のタイトル表示がFlexItem.TitleResize=true
  形式となっていた障害を修正しました。FlexItem.TitleResize=trueの場合、
  文字列が列幅に収まらない場合に、末尾に"..."と表示されます。
・FlexIndentLabelのインデント接続線が、Windows98,Meで表示されない障害を
  修正しました。
・FlexItem.TitleMarkerがWindows98,Meで正しく表示されない障害を修正しまし
  た。
TextFrameクラス 障害修正
・ActiveプロパティがFalseの場合でもマウスカーソルが反応してしまう障害を
  修正しました。
ListViewクラス 障害修正
・CheckBoxesプロパティをTrueに設定すると表示されるチェックボックスが、
  スペースキーでチェックのON/OFFができない障害を修正しました。
xmlProcessingInstructionクラス 障害修正
・xmlProcessingInstructionクラスが、xmlNodeからの派生ではなくObjectから
  の派生となっていた障害を修正しました。
WSDL for CRS 障害修正
・エレメントのref参照形式を使用したWSDLに対応しました。

ver4.0.7.0からver4.1.0.3への主な変更点
概要
Biz/Browser, Biz/Designer ver4.1から、以下の方針により機能追加、変更が行われてい
ます。

セキュリティ強化 従来のhttps通信に加え、シングルセッション、データの暗号化、復号化、ハッシュ値の生 成、PrintScreenキーによるハードコピーの抑止、UUIDの生成などセキュリティに関する多 くの機能が加えられています。これらを組み合わせることで高いセキュリティ対策をアプ リケーションに与えることが可能となります。

セキュリティ強化の代償として、一部の機能で従来のバージョン互換性が失われている部分 があります。詳細は「旧バージョンとの互換性について」を参照してください。

より使いやすく より使いやすいアプリケーションを実現するため、GUI機能の拡張(StyleEditクラスの追加 TypeSetterクラスの追加、ドラッグドロップ機能の追加、FlexViewクラスの機能追加、マウ スカーソルの指定、DateEditクラスの改良、任意のフォントの利用など)が行われました。 また、拡張されたGUIにともない、より広範なアプリケーション開発に対応するため、プラ グインによる機能拡張、SMTPとPOP3を使った通信機能が追加されました。電子メールの標 準的なプロトコルであるSMTPとPOP3に対応したメーラプログラムを作ることもできますが、 HTTPに代わるデータ通信の媒体として利用することもできます。例えば、簡単なサーバプッ シュ型のデータ通信を既存のインフラを使って実現することが可能です。 多言語対応 日本語、英語、中国語、韓国語に対応しました。多言語対応のアプリケーション開発を容 易にするため、外部リソース定数($$シンボル)機能を言語仕様として機能追加していま す。 外部リソース定数を利用することで、CRSアプリケーション中に文字列を直接記述する必要 が無くなり、別に定義されるXMLファイルをコンパイル時に参照して具体的な文字列を特定 します。XMLファイルを言語別に用意するだけで表示内容を日本語、英語、中国語と変える ことができます。

より高い開発生産性 アプリケーションの開発生産性を高めるため、Biz/Designerに新しい多くの機能が追加され ています。 接続単位のライセンス管理への対応 クライアント数の増減にも柔軟に対応すること、また、ASP/コンシューマ向けシステムな どへの対応も考慮し、接続ライセンス証明書での接続ライセンス管理といたしました。
バージョン
Biz/Designerインストーラ
 以下のモジュールが変更されました。
  ・Biz/Designer インストーラ 4.1.0.3
  ・Biz/Designer 4.1.0.3
  ・wsdl for CRS オンラインマニュアルは「Biz/Designer オンラインマニュアル」
    に統合されました。
  ・Biz/Designer オンラインマニュアル 2005/2/28
  ・Biz/Browser CRS オンラインマニュアル 2005/2/25
  ・WSDL for CRS オンラインマニュアル 2005/2/25
  ・CRS Plugin SDK オンラインマニュアル 2005/2/25
  ・wsdl4crs.car 2005/2/16
  ・soap.car 2005/1/28

 以下のモジュールの変更はありません
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・CVS.exe 1.11.1p1(※1)
  ・Biz-Collectionsライセンスマネージャ 4.0.0.1
  ・導入ガイド 2004/3/31


Biz/Browserインストーラ
  ・Biz/Browser インストーラ 4.1.0.3
  ・Biz/Browser 4.1.0.3
  ・BizLink.dll 3.2.0.1
  ・BizIEConnection.dll 3.1.1.0
  ・login.crs 2005/2/25
  ・rootHandler.crs 2005/2/25

※1 Copyright (c) 1989-2001 Brian Berliner, david d `zoo' zuhn,
                        Jeff Polk, and other authors
   CVSはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2に基づくフリーソフトです。
   
Biz/Designer 機能追加
デザイン機能の向上 
・インライン編集が可能になりました。 
  Label系、EditBox、GroupBox、TabForm上で[F2]キーで直接編集が可能です。
  ※カラーパレット、フォントバーに加えインライン編集を加えこれにより初
    期デザインがプロパティを使わずに行えるようになりました。
・オブジェクト上で右クリックしてコンテキストメニューからプロパティ表示
  切り替え可能になりました。 
・クラスセレクタからデザインにオブジェクトを挿入するとき、派生クラスの
  場合のため[Ctrl]キーや[Shift]キーで動作を制限することが出来ましたが、
  この動作をアーカイブ情報ファイルで指定出来るようになりました。 

  ex.) 

    <class name="TabFrameEx">
        <designer show="false" createChild="false" ignoreSize="true" />
    </class>

    createChild="true/false" 子オブジェクトを自動的に作成する/しない
    ignoreSize="true/false" ドラッグしたサイズを無視する/しない 

・プロパティビューにカテゴリ別表示を追加しました。 
・プロジェクト設定に「フォントマップ」機能が追加されました。
・複数選択時のプロパティ集計機能を有効・無効にできるボタンをツールバー
  に追加しました。無効にすると大量オブジェクトの選択を高速に行うことが
  できます。 
・デザインをロックするショートカットキー(Ctrl+L)を追加しました。
・ソース管理でSSHを経由したアクセスに対応しました。
・プロジェクトビューのファイル名表示をプロジェクトフォルダからの相対表
  示に変更しました。

ウォッチビューの改善によるデバッグ効率の向上 ・分割ローディング機構よる全体的なスピード改善を行いました。 ・ドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能になりました。 ・従来のプロパティ欄はウォッチリストへ変更されました。 ・ウォッチリストにより複数オブジェクトの同時参照が可能になりました。 ・ウォッチリストは編集可能で新たなオブジェクトや配列要素の参照も可能で す。 ・ウォッチの各ビューから、オブジェクトの定義位置へのジャンプが可能にな りました。 ・ウォッチの各ビューから、オブジェクトのクラス関係を表示するクラスウィ ンドウを呼び出しできるようになりました。 ・クラスウィンドウによる派生関係の確認とクラス定義位置へのジャンプが可 能になりました。 ・コールスタックにカレントスコープの概念を追加しました。 ・上記のスコープと連動してvar変数の内容確認がスクリプトペイン上で行える ようになりました ・「帯域制限」機能を追加しました。数値(bps)を入力することにより低速回線 の状態をシミュレートできるようになりました。

スクリプトペインの機能向上 ・グローバル空間のオブジェクトも補完対象になりました。(※1) ・クラス内で定義したオブジェクトも補完対象になりました。(※1) ・ステートメント(if、for、class・・・)なども補完出来るようになりました。 ・未編集状態に限り動的に文字コードの指定が出来るようになりました。 ・デバッグ停止時var変数の確認が出来るようになりました。コールスタック でスコープを指定し、対象変数にカーソルをかざすと値とクラスが表示され ます。 ・複数のブレークポイントを削除するボタンをツールバーに追加しました。 (※1)1回以上のコンパイルが必要。

アウトプットビューの機能向上 ・アウトプットビューで従来からダブルクリックでタグジャンプが可能でした がコンテキストメニューに「タグジャンプ」を追加しました。 ・[F4]キーがタグジャンプのショートカットでしたが、アウトプットビューに フォーカスが当たってないと動作しなかったのを、常に動作可能なように改 善しました。 ・タグジャンプした場合、ターゲット行を「→」マークで表示するようにしま した。

プロジェクト管理 ・ファイルの追加で選択フォルダへの追加が可能になりました。 ・ファイルの追加で追加位置にフォーカスするようになりました。 ・他のバージョン管理ツールでプロジェクト管理を行っていて、Biz/Designer による管理を行いたくない場合、プロジェクトの設定に「ソース管理を有効」 チェックを外すことにより管理を行わないようにできるようになりました。
障害修正
・SetPallete()を含むアーカイブを参照した場合、アプリケーションエラーが
  発生する場合がある障害を修正しました。
・プロパティビューのValueTypeにDate型が無くなっていた障害を修正しまし
  た。
・コールスタックにフォーカスが残った状態でアプリケーションを終了する
  とアプリケーションエラーが発生する場合がある障害を修正しました。
・コールスタックに存在するはずのvar変数が表示されない問題を修正しまし
  た。
・ディスプレイオブジェクトの配列要素の子供にさらにディスプレイオブジェ
  クトを記述するとデザインペインでワーニングメッセージが大量に表示され
  る問題を修正しました。
・パッケージでFlexViewの派生クラスを作成するとアプリケーションエラーが
  発生する場合がある障害を修正しました。
・「新規プロジェクト作成」で全角文字のプロジェクトを作成するとプロジェ
  クトの作成に失敗する場合がある障害を修正しました。
・CVSからプロジェクトを作成するとすべてのファイルが更新状態になってしま
  う障害を修正しました。
Biz/Browser 制限事項
Windows XPでのご利用について

(1) デスクトップテーマをクラシックに設定した上でご利用ください。
    Windows XPテーマで利用する場合、次の障害が確認されています。
  
  ・スクロールバーをマウスで操作することができない状態になることがある。
    (マイクロソフト社の障害[KB867602]ですが、基本的にレアケースです。)

  
(2) 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック
    をオフにした状態でご利用ください。オンの状態の場合、次の障害が確認さ
    れています。
  
  ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ
    ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合
    がある。
  
(3) また、次のような障害が確認されていますが、マイクロソフト社が提供する
    修正パッチにより解決する場合があります。
  
  ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文
    字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。
  ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。
      
仕様変更
ライセンス形態の変更

従来、クライアントへのインストール単位のライセンスでしたが、ver4.1より
サーバとの接続単位のライセンスに対応します。サーバとの通信には、あらか
じめクライアントに接続ライセンス証明書をインストールするか、新しい関数
importConnectionLicenseにより、サーバからダウンロードする必要がありま
す。

デフォルトのインストールフォルダが変更されました。

従来、Program Files\AXIS Soft\BizBrowser40が標準フォルダでしたが、ver4.1
より、Program Files\AXIS Soft\BizBrowser41が標準フォルダとなりました。

拡張子の関連付けが変更されました。 従来、CRS,CRXのみBiz/Browserへ関連付けされていましたが、利便性とより安 定した運用をして頂くため、次のように拡張子の関連付けが変更されています。 ・CRSアーカイブ(.car、.car41) 従来、アーカイブファイルの関連付けは未定義でしたが、Biz/Browserへ関連 付けされるようになりました。 小さなアプリケーションの場合、CARファイルにまとめて、直接Biz/Browser にロードする事が可能となりました。 また、これらの拡張子には、application/car, application/car41 のContentTypeが割り当てられています。インターネットエクスプローラか ら起動する場合には、WEBサーバ側で上記のContentTypeを指定することで、 CARファイルからBiz/Browserを起動する事ができます。ただし、CARファイ ルからの起動では、常にインターネットエクスプローラの外部で起動します。 ・.crs、.crx、.car セットアップ時にバージョンの上2桁が異なるBiz/Browserに既に関連付けさ れている場合、インストーラはこれらの拡張子の関連付けを変更するか確認 するようになりました。 ・.crs41、.crx41、.car41 Biz/Browser ver4.1専用の拡張子として、これらの拡張子が追加されました。 異なるBiz/Browserの共存と同時運用を行いたい場合、crs41,crx41,car41の 拡張子からBiz/Browserを起動することにより、確実にver4.1のBiz/Browser を起動する事ができます。 これらの拡張子には、それぞれ、application/crs41, application/crx41, application/car41のContentTypeが割り当てられています。インターネット エクスプローラから起動する場合には、WEBサーバ側でContentTypeを指定す ることで、複数のバージョンのBiz/Browserがインストールされている環境 でも、意図したバージョンのBiz/Browserを起動する事ができます。

プラグインに対応しました プラグインにより機能拡張を行う事ができます。詳細はPlugin SDリファレンス を参照してください。

ログイン画面用CRSファイルは、ユーザ別ではなくなりました 従来、インストールディレクトリからユーザ別のディレクトリにログイン画面 用のCRSファイルをコピーし、ユーザによるカスタマイズの余地を残していま したが、セキュリティ強化のため直接インストールディレクトリのCRSファイル を利用するようになりました。

キー操作に関する変更 従来、ひとつのキー操作に対して複数の意味が割り当てられている状態で、実 際にそのキー操作を行った場合、どの機能が実行されるかオブジェクトにより 異なり、明確な基準がありませんでしたが、ver4.1より以下の優先順序に統一 されました。 1 Tabキー、ShiftTabキー、またはNextTabプロパティ、PrevTabプロパティに 設定されているキー操作は、優先的にフォーカス移動が実行されます。 2 オブジェクト固有のキー操作が実行されます。 3 Button系オブジェクトのAltKeyに割り当てられているキー操作が実行されま す。 4 KeyDownイベントが発生します。 ※ 1回のキー操作で起こる動作は、フォーカス移動、オブジェクト固有操作、 AltKey動作、KeyDownイベント発行のどれか1つです。 ※ PrevTab,NextTab,AltKeyに割り当てられたキーと同時にCTRLキーを押した 場合、別のキー操作として区別されます。 ※ 例外的に、EditBoxクラスおよびStyleEditクラスの場合、デフォルトのフ ォーカス移動キーである、Tabキーよりも優先してオブジェクト固有動作 (タブ文字の入力)が実行されます。 ※ 従来 ALT+F4でBiz/Browserが終了していましたが、上記の動作に変更され ました。
CRS言語 機能追加
外部リソース定義($$シンボル)に対応しました。固定文字列をクライアント
コンピュータの言語を識別して置き換える事ができます。

新規追加クラス 機能追加
・以下のクラスが追加されました。

パッケージクラス説明
StandardFocusOperationEventフォーカス動作イベント
Extension4FlexIndentLabelインデント表示ラベル
FlexIndentLabelCellインデント表示ラベル用アクセッサ
StyleEdit高機能テキストエディット
DragSourceドラッグ&ドロップ
DroppedEventドロップドイベント
SecurityEncryptor暗号化機能
Decryptor復号化機能
Hashハッシュ値の算出
Converter TextConverterテキストの文字コード変換
Base64EncoderBase64エンコード
Base64DecoderBase64デコード
NewlineConverter改行文字変換
NullConverter空変換
TypeSetter文書整形
Mail SMTPSMTP通信クラス
POP3POP3通信クラス
MailMessageMailメッセージ
MailHeaderMailメッセージのヘッダ部
MultiPartMessageマルチパートメッセージ
MultiPartMessagePartマルチパートメッセージのパート部

グローバル関数 機能追加・変更
・以下の関数が追加されました。

関数説明
GetLocaleInfo現在の言語情報の取得
StrF文字列の書式化
HasConnectionLicense接続ライセンスの確認
ImportConnectionLicense接続ライセンス証明書のインポート
・Link関数は、RuntimeクラスのShellLink関数に置き換わります。Link関数の 呼び出すと自動的にRuntime.ShellLinkを実行します。
Dateクラス 機能追加
・parseメソッドが追加されました。文字列から日付に変換できます。
・toInternetStringメソッドが追加されました。インターネット形式の時刻文
  字列に変換します。
Dialogクラス 機能追加
・Resizeプロパティが追加され、ダイアログの大きさが変更可能になりました。
・MinimizeBoxプロパティが追加されました。
・MaximizeBoxプロパティが追加されました。
DisplayObjectクラス 機能追加
・SetCursorメソッドが追加されました。マウスカーソルを変更する事ができ
  ます。
・ResetCursorメソッドが追加されました。
EditObjectクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
FocusObjectクラス 機能追加
・AutoTabFocusプロパティが追加されました。フォーカス移動操作を制御でき
  ます。
・MoveFocusメソッドが追加されました。次のオブジェクトへフォーカスを移動
  する事ができます。
・FocusOperationイベントが追加されました。フォーカス移動操作で発生しま
  す。
Formクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
・LButtonUp、RButtonUpイベントが追加されました。マウスボタンのUpを捕捉
  できます。
Labelクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
・LButtonUp、RButtonUpイベントが追加されました。マウスボタンのUpを捕捉
  できます。
ListBoxクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
ComboBoxクラス 障害修正
・Editable=falseのとき、SelectionModeの指定に関わらず値を消去できてし
  まう障害を修正しました。
Rootクラス 機能追加
・Sloginメソッドが追加されました。シングルセッションモードでログインし
  ます。
・PrintScreenMaskメソッドが追加されました。PrintScreenキーによる画面キ
 ャプチャーをマスクします
・SetFontFamilyメソッドが追加されました。フォントの種類を追加します。
・ShowMenuメソッドが追加されました。メニューバーの表示を指定します。
Spreadクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
DateEditクラス 機能追加・変更
・入力操作の制約が大幅に撤廃されました。
・意味のないFormat指定が禁止されました。
・DisableHelperプロパティが追加されました。入力支援のカレンダーポップ
  アップを禁止する事ができます。
NumberEditクラス 機能追加・変更
・電卓の機能が向上しました。
・DisableHelperプロパティが追加されました。入力支援の電卓ポップアップを
  禁止する事ができます。
FlexViewクラス 機能追加
FlexView
・CursorMoveプロパティが追加されました。セルの移動方法を指定する事がで
  きます。
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Sortメソッド、IndentSortメソッドが追加されました。行を指定条件でソート
  する事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。

FlexItemクラス
・TitleHorzAlignプロパティ、TitleVertAlignプロパティが追加されました。
  タイトル部分を独立して配置する事ができます。
・TitleBgColorプロパティ、TitleFgColorプロパティが追加されました。タイ
  トル部分の色を指定する事ができます。
・TitleRowsプロパティが追加されました。タイトル高さの比率を変更する事が
  できます。
・TitleMarkerプロパティが追加されました。タイトル部に矢印を表示する事が
  できます。
・TitleResizeプロパティが追加されました。列幅をマウス操作で変更する事が
  できます。
・Dataプロパティが追加されました。表示とは無関係に任意のデータをセルに
  格納する事ができます。
・TitleLClickedイベント、TitleRCLickedイベント、TitleDClickedイベントが
  追加されました。タイトル上のマウスクリックを捕捉する事ができます。

FlexTextBoxクラス
・MaxLengthプロパティが追加されました。最大入力可能文字数を指定できます。
・AutoCursorMoveプロパティが追加されました。最大入力可能文字数の入力で
  自動的にセルを移動します。
・編集状態に入らない状態で、CTRL+C,CTRL+Vなどのカット&ペースト動作がで
  きるようになりました。

FlexIndentLabelクラス
新規に追加されました。データの関連性に従ったツリー状の表示を行います。
障害修正
・セルやタイトルの表示で、不正な改行やタブ展開が行われていた障害を修正
  しました。
ListViewクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
SplitterFrameクラス 機能追加
・AcceptDropプロパティが追加されました。ドラッグドロップ操作を受け取る
  事ができます。
・Droppedイベントが追加されました。ドラッグドロップ操作で発生します。
ImageLabelクラス 障害修正
・印刷時にFormatプロパティが無視されてしまう障害を修正しました。
CSVDocumentクラス 機能追加
・parseメソッドが追加されました。StringクラスからCSVをロードします。
・replaceメソッドが追加されました。指定条件に一致するセルを更新します。
・setCellsメソッドが追加されました。指定行の複数列を一括更新します。
障害修正
・配列化されたCSVDocumentに初期値としてデータがロードされていると、要
  素の追加時にアプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
HTTPRequestクラス 機能追加
・timeoutプロパティが追加されました。タイムアウト秒数を指定する事ができ
  ます。
FileSystemクラス 機能追加
・プライベートファイルシステムの概念が導入されました。
・Mount,Unmountメソッドが追加されました。マウントした任意のフォルダを
  アクセス可能です。
Runtimeクラス 機能追加・変更
・セキュリティ向上のため、外部プログラムの実行などで警告ダイアログが
  表示されるようになりました。
・ShellLinkメソッドが追加されました。ハイパーリンクを実行します。
・GetUUIDメソッドが追加されました。ユニバーサルユニークIDを生成します。
・GetUserNameメソッドが追加されました。Windowsのログインユーザ名を取得
  します。