指定を行うとキーボードフォーカスを受けたときに指定したモードに切り替わります。また、キーボードフォーカスを失ったときに以前の状態に復帰します。
SIP(Software Input Panel)の制御も同時に行うことが可能です。
機種に存在しないSIPを指定した場合の動作は不定です。
またRoot.SetUserSipメソッドとSIP制御プラグインDLLと組み合わせることにより、独自のSIP制御を行うことができます。
名前 |
値 |
説明 |
---|---|---|
$STD |
0 |
IMEを制御しない WindowsMobile系OS上で動作する場合無視されます |
$ALPHA |
2 |
半角英数 |
$KANA |
8 |
半角カタカナ |
$DALPHA |
32 |
全角英数 |
$DKANA |
128 |
全角カタカナ |
$DHIRA |
256 |
全角ひらがな |
$CLOSE |
4096 |
IMEを閉じる WindowsMobile系OS上で動作する場合無視されます |
$OPEN |
8192 |
IMEをデフォルトの状態で開く WindowsMobile系OS上で動作する場合無視されます |
定数 |
値(16進数) |
説明 |
---|---|---|
$SIP_HIRAKATA |
00010000 |
SIPを「ひらがな/カタカナ」モードで表示します |
$SIP_ROMAJI |
00020000 |
SIPを「ローマ字/かな」モードで表示します |
$SIP_KEYBOARD |
00030000 |
SIPを「キーボード」モードで表示します |
$SIP_HWINPUT |
00040000 |
SIPを「手書き入力」モードで表示します |
$SIP_ENUMBER |
00050000 |
SIPを「英数字」モードで表示します |
$SIP_BUSYU |
00060000 |
SIPを「部首画数検索」モードで表示します |
$SIP_SOKAKU |
00070000 |
SIPを「総画数検索」モードで表示します |
$SIP_HWSEARCH |
00080000 |
SIPを「手書き検索」モードで表示します |
$SIP_CLOSE |
10000000 |
SIPを非表示にします |
$SIP_OPEN |
20000000 |
SIPを選択中のモードで表示します |
$SIP_USER1 |
000a0000 |
SIP制御プラグイン割当用 |
$SIP_USER2 |
000b0000 |
SIP制御プラグイン割当用 |
$SIP_USER3 |
000c0000 |
SIP制御プラグイン割当用 |
$SIP_UPPER |
00100000 |
SIPを画面上部に表示します。 この場合Biz/BrowserはリサイズされずSIPはBiz/Browserにオーバーラップするように表示されます。 |
$SIP_AUTOPOS |
00200000 |
フォーカスのあるオブジェクトが画面上部にある場合SIPを画面下に、オブジェクトが画面下部にある場合$SIP_UPPERとして表示します。 |
ハードウェアキーの押下時にはIME制御が及ばずハードウェアキーの文字入力モードが優先される場合があります。