API version 23

SmaPri.PrintFormatメソッド

iOSAndroidWindows

説明

登録したフォーマットファイルの情報と発行データから印刷コマンドを作成し、印刷を実行します。

発行データの設定にはSmaPriInputItemクラスを使用します。

詳しい使用方法についてはこちらを参照してください。

発行データの処理を1つ行う毎に、印字に成功するとRoot.SmaPriPrintFinishedイベントが発生します。印字に失敗するとRoot.SmaPriPrintFailedイベントが発生します。

Android版
画像ファイルを印刷する場合、端末内のファイルを指定することができます。
Biz/Browser HT ver 1.2.6より、Android11以降の端末でアプリケーション専用ディレクトリ以外のディレクトリにあるファイルにアクセスする場合、OSに対してユーザー操作で許可をとる必要があります。
詳しくはAndroid11以降のファイルアクセスを参照してください。

呼出形式

sm.PrintFormat(inputItems [ ,extraParams] );

戻り値

なし

引数

SmaPriInputItem[] inputItems

発行データを設定したSmaPriInputItemクラスの配列

配列のインデックス順に印刷を実行します。

Array extraParams

拡張パラメーターを指定します

引数のArrayのキー(文字列)に設定名を、値に設定値を格納します。

キー(文字列)

値の型

説明

"print_operation"

String

プリント動作を指定します。カット動作、印字濃度、印字速度をカンマ区切りで指定します。形式は"aaaa,bb,cc"です。

設定

説明

aaaa(カット動作)

0-9999 : 指定枚数カット

E : 排出カット

S : フォーマットファイルの設定に従う

省略 : プリンタの設定に従う

※指定枚数カットと排出カットは組合せることで同時に使用できます(例：2E)

bb(印字濃度)

1-10 : 濃度レベル

S : フォーマットファイルの設定に従う

省略 : プリンタの設定に従う

cc(印字速度)

数値 : 速度レベル

GetPrintSpeedSettingsメソッドで取得した印字速度レベルのいずれかを指定します。

S : フォーマットファイルの設定に従う

省略 : プリンタの設定に従う

"print_offset"

String

印字位置の補正値をカンマ区切りで指定します。形式は"±aaaa,±bbbb"です。

±aaaa : 縦方向の補正値(dot単位)

±bbbb : 横方向の補正値(dot単位)

例外

FUNC-4

引数の値が不正です

SMAPRI-1

プリンタが設定されていません。

SMAPRI-2

フォーマットが設定されていません。

SMAPRI-6

印刷に失敗しました。

SMAPRI-7

プリンタと接続していません。

SMAPRI-14

不正なフォーマットIDです。

使用例

SmaPri sm;
Button btnPrintFormat {
 X = 10;
 Y = 40;
 Width = 50;
 Height = 20;
 Title = "Print format";
 Function OnTouch(e) {
  var item = new SmaPriInputItem[2];
  item[0].FormatId = 1;
  item[0].PrintNum = 1;
  item[0].SetData("文字列1", "ABCD");
  item[0].SetData("バーコード1", "hello world!");
  item[1].FormatId = 2;
  item[1].PrintNum = 1;
  item[1].SetData("固定グラフィック", "http://192.168.1.15/image/sample.bmp");
  item[1].SetData("切替グラフィック", "1");
  var extended = new Array();
  extended["print_operation"] = "1,3,3";
  extended["print_offset"] = "50,50";
  ^.sm.PrintFormat(item, extended);
 }
}