SmaPri.PreviewFormatメソッド

説明

登録したフォーマットファイルの情報と発行データからプレビューコマンドを作成し、印刷プレビューの画像データを作成します。

発行データの設定にはSmaPriInputItemクラスを使用します。

この機能はFLEQV FX3-LXと接続している場合のみ使用できます。

※FLEQVは、サトーホールディングス株式会社の登録商標または商標です。

Android版
画像ファイルを印刷する場合、端末内のファイルを指定することができます。
Biz/Browser HT ver 1.2.6より、Android11以降の端末でアプリケーション専用ディレクトリ以外のディレクトリにあるファイルにアクセスする場合、OSに対してユーザー操作で許可をとる必要があります。
詳しくはAndroid11以降のファイルアクセスを参照してください。

呼出形式

imgs = smapri.PreviewFormat( inputItems [, extraParams [, mount [,rotate]]] );

戻り値

プレビュー画像のImageオブジェクトを複数格納したArrayオブジェクト

inputItemsで指定した発行データ毎に画像を作成します。

引数

SmaPriInputItem[] inputItems

発行データを設定したSmaPriInputItemクラスの配列

配列のインデックス順にプレビュー画像を作成します。

SmaPriInputItem.PrintNumプロパティは無視されます。

Array extraParams

拡張パラメーターを指定します

引数のArrayのキー(文字列)に設定名を、値に設定値を格納します。

nullを指定した場合は、引数を省略した場合と同じ動作となります。

boolean mount

$TRUEを指定した場合、プレビュー画像に台紙の画像を含めます。

デフォルトは$FALSEです。

integer rotate

プレビュー画像の回転する量を以下の値から指定します。

省略時は回転しません。

例外

FUNC-4

引数の値が不正です

SMAPRI-1

プリンタが設定されていません。

SMAPRI-2

フォーマットが設定されていません。

SMAPRI-7

プリンタと接続していません。

SMAPRI-19

プレビューの作成に失敗しました。

使用例

SmaPri sm;
Button btnPreviewFormat {
 X = 10;
 Y = 40;
 Width = 50;
 Height = 20;
 Title = "Preview format";
 Function OnTouch(e) {
  var item = new SmaPriInputItem[2];
  item[0].FormatId = 1;
  item[0].SetData("文字列1", "ABCD");
  item[0].SetData("バーコード1", "hello world!");
  item[1].FormatId = 2;
  item[1].SetData("固定グラフィック", "http://192.168.1.15/image/sample.bmp");
  item[1].SetData("切替グラフィック", "1");
  var extended = new Array();
  extended["print_offset"] = "50,50";
  var imgs = ^.sm.PreviewFormat(item, extended);
  var fs = new FileSystem();
  for ( var i = 0; i < imgs.length; i++ ) {
   var fp = fs.Open("sample_" + str(i) + ".jpg", FileSystem.OPEN_WRITE);
   imgs[i].Save(fp, Image.FORMAT_JPEG, 80);
   fp.Close();
  }
 }
}

関連項目

RegisterFormat、PrintFormat、GetPrintOffsetSettingsメソッド