API version 4

Runtime.ShellOpenメソッド

iOSAndroidWindows

 

説明

ファイルを別のアプリケーションで開きます。

Android版
暗黙的インテントの機能によりファイルを開きます。
Android APIにおける「Intent.ACTION_VIEW」と同じで、指定されたMIMEタイプを処理できるアプリケーションでファイルを開きます。

 

ShellOpenメソッドの呼び出しにより、セキュリティ警告ダイアログが表示され、ユーザに実行の許可を求めます。

 

 

ユーザがキャンセルを選択した場合は、RTM-30の例外が発生します。

 

警告ダイアログで「今後、この種類のファイルは確認メッセージを表示しない」をチェックすると、次回からは警告を表示しません。チェックの状態は、ShellOpenメソッドを呼び出したCRSをダウンロードしたサーバ名とファイルの拡張子のペアで記録されます。サーバ名または、拡張子が特定できないURLを指定した場合はチェック欄は無効となります。

 

セキュリティレベルによる動作の違い

 

警告ダイアログの表示

レベル

説明

0

警告ダイアログは表示せず、そのままファイルを開きます。

1

警告ダイアログを表示し、OKならばファイルを開きます。

「確認メッセージを表示しない」を選択後は警告ダイアログは表示されません。

2

3

4

常に警告ダイアログを表示し、OKならばファイルを開きます。

 

呼出形式

Android版
var result = rt.ShellOpen( fileName , mime )

 

戻り値

ファイルを開けた場合は$TRUE、それ以外は$FALSEを返します。

 

引数

String fileName

開くファイルのファイルパス

ルートフォルダを基点としたパスを指定します。

ルートフォルダはFileSystemクラスのパブリック属性と同じです。

 

 

string mime

開くファイルの種別をMIMEタイプ形式で指定します。

例) "text/plain", "application/pdf"

 

例外

RTM-11

外部プログラムはセキュリティ上の制約により実行できません

 

RTM-13

指定のファイルは見つかりませんでした

 

RTM-30

オープン操作はユーザにより中止されました

 

使用例

Android版
var rt = new Runtime;
rt.ShellOpen("/files/sample.png", "image/png");

 

関連項目

ShellLinkExecメソッド

 



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