起動時の動作設定

 

 

Biz/Browser HTでは、用途に応じてアプリケーションの起動時に動作する画面をいくつかの種類から選択することができます。

 

Biz/Browser HTには下記の4つの起動モードがあります。

 

標準モード(アプリ一覧画面)

Biz/Browserから実行できる各業務アプリケーションの一覧を表示するモードです。
通常デモアプリケーションが表示されますが、画面に表示する内容をカスタマイズして提供することができます。
詳細はアプリ一覧画面のカスタマイズを参照して下さい。
・Biz/Browser HTホーム画面最下部に開発者モードの画面と切り替えられるボタンが使用可能です。
起動時の動作設定の変更のパラメータから指定可能です。
・HTTP通信のタイムアウト時間は120秒に設定されます。

 

開発者モード

Biz/Browserが保存する接続先ブックマークURLの一覧が表示される、従来の形式のログイン画面を表示するモードです。
また、Biz/Designerとのリモートデバッグのための便利機能も用意されています。
・Biz/Browser HTホーム画面最下部に標準モードの画面と切り替えられるボタンが使用可能です。
起動時の動作設定の変更のパラメータから指定可能です。

 

ブランクモード

起動時に何もない画面を表示するモードです。カスタムURLスキームでのみログインさせる場合に使用することができます。
起動時の動作設定の変更のパラメータから指定可能です。

 

カスタムモード

起動時に予め設定された接続先URLにログインするモードです。
起動時の動作設定の変更のパラメータから指定可能です。

 

起動時の動作設定の変更

 

Biz/Browserの起動モードの設定とアプリ一覧定義のファイル設定を、ブラウザやBiz/Browserからリンクを実行することで直接行うことができます。

下記の形式のURLを構築し、ブラウザやBiz/Browserからリンクを実行します。

biz-browser://settings?param=<パラメータ>

 

パラメータは、下記の設定項目のJSONデータをURLエンコードしたデータを指定します。
具体的な記述形式は「パラメータJSONデータ記述例」を参照して下さい。

apiver

将来の拡張のために確保されています。通常は1を指定します。

 

appServer

アプリ一覧画面で、アプリ一覧定義ファイルの接続先のサーバを指定します。
manifestFileとどちらかの設定項目を省略した場合、両方の現在の設定を変更しません。

 

manifestFile

アプリ一覧画面で、アプリ一覧定義ファイルのJSONファイルへのパスを指定します。

 

homeType

Biz/Browserの起動モードを指定します。下記の指定が可能で、それ以外の場合は標準モードが選択されたと見なします。
設定項目を省略した場合、現在の設定を変更しません。
default  標準モード(アプリ一覧画面)
developer 開発者モード
blank ブランクモード
custom カスタムモード

 

homeCustomUrl

Biz/Browserの起動モードでカスタムモードが指定されているとき、起動時にログインするURLを指定します。

 

 

パラメータJSONデータ記述例(URLエンコード前)

[
{
	"apiver": "1",
	"appServer": "http://example.com",
	"manifestFile": "/biz/appserver/applist.json",
	"homeType": "default",
	"homeCustomUrl": "http://example.com/biz/appserver/login.crs"
}
]

 

リンク記述例

<a href="biz-browser://settings?param=%5b%0d%0a%7b%0d%0a%09%22apiver 〜 %0d%0a%5d">Biz/Browserの起動設定を行う</a>

 



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