Root.ShowSIPメソッド

説明

SIP(Software Input Panel)の表示制御を行います。

より追加されました

また、Mobile版ではSetUserSipメソッドとSIP制御プラグインDLLと組み合わせることにより、独自のSIP制御を行うことができます。

より追加されました

呼出形式

//.ShowSIP( type, initial )

//.ShowSIP( mode )

戻り値

SIPにより選択された値

なし

引数

integer type

以下の値のいずれかを指定します。

定数	説明
0	現在のフォーカスオブジェクトの直下に電卓をポップアップ表示します
1	現在のフォーカスオブジェクトの直下にカレンダーをポップアップ表示します

Any initial

SIPの初期値を指定します。typeにより要求される型が異なります。

integer mode

Mobile版

以下の値のいずれかを指定します。

上記に加え以下のオプションが指定できます。

定数

説明

$SIP_UPPER

SIPを画面上部に表示します。

この場合Biz/BrowserはリサイズされずSIPはBiz/Browserにオーバーラップするように表示されます。

$SIP_AUTOPOS

フォーカスのあるオブジェクトが画面上部にある場合SIPを画面下に、オブジェクトが画面下部にある場合$SIP_UPPERとして表示します。

Android版

Android版ではOSの制約によりSIPの入力モードを制御することはできません。

また、IMEアプリケーションによってはSIPが正しく制御できない場合があります。

ShowSIPメソッドに値が設定された時のSIPの表示制御は下記のとおりです。

なお、SIPを表示する値と表示しない値を同時に指定した場合、SIPは表示されません。

例外

なし

使用例

//.ShowSIP($SIP_HWINPUT + $SIP_AUTOPOS);