Gestureイベントで捕捉するジェスチャの種類を指定します。
以下の値を組み合わせて発生条件を指定します。
定数 |
値 |
説明 |
$STD |
0 |
Gestureイベントは発生しません。 |
$FLICK |
1 |
フリック操作を捕捉し、Gestureイベントを発生させます。 $NOPARENTSCROLLを同時に指定する必要があります。 |
$SWIPE |
2 |
スワイプ操作を捕捉し、Gestureイベントを発生させます。 $NOPARENTSCROLLを同時に指定する必要があります。 |
$PINCH |
4 |
ピンチ操作を捕捉し、Gestureイベントを発生させます。 |
$NOPARENTSCROLL |
0x00010000 |
この値を指定した場合、自身の領域に対するパンの操作(スクロール,フリック,スワイプ等の操作)を捕捉します。 指定しない場合、フリック,スワイプ操作は親フォーム転送されます。また、スクロール操作については自身がスクロールする場合は自身が捕捉し、そうでなければ親フォームに転送されます。 |
フリック操作とスワイプ操作を捕捉するには
UseGesture = $FLICK + $SWIPE + $NOPARENTSCROLL;
と指定します。
ピンチ操作を捕捉するには
UseGesture = $PINCH;
と指定します。
スワイプ操作,ピンチ操作によるジェスチャイベントは、操作に連動して大量のイベントが発生します。イベントハンドラの処理に時間がかかる場合は端末の応答性が大きく低下することがありますので、必要なときに必要な条件で最小限のイベント発生に抑えるように配慮してください。
より追加されました
では使用できません