Javaプログラミング

Q 27
GS1-128(UCC/EAN-128 標準料金代理収納)バーコードに適した解像度
[内容]
GS1-128(UCC/EAN-128 標準料金代理収納)の印刷品質について

A 27
[解決方法]
コンビニエンスストアの公共料金等の代理収納に利用されるGS1-128バーコードは、
印刷時に非常に高い印刷品質を要求されます。
GS1-128バーコードによる標準料金代理収納のガイドラインでは、出力プリンタの解像度に
合わせてバーコードサイズを正確に設定する必要があることが記載されています。

PrintStreamで作成するバーコードは、フィールドサイズにより任意のサイズのバーコードが
作成可能ですが、GS1-128バーコードについては、印刷モジュールの実行時にオプションを
指定することで、バーコードを補正して印刷することが可能です。


■基準DPI
印刷時に使用するプリンタの解像度を指定します。
指定された解像度に合わせて、バーコードの幅を適切なサイズに調整します。


  例)
基準DPI バーコード幅
300DPI 48.67mm
400DPI 54.72mm
480DPI 45.50mm
600DPI 48.67mm
1200DPI 54.72mm


■オフセット値
バーコードを構成する黒バーの太さを調整します。本来の太さに対して、指定した値の
ドット数分の長さを引いた幅で黒バーを印刷します。
インクの「にじみ」などにより、黒バーが本来より太く印刷されてしまう場合に使用します。


  例)
基準DPI 本来の最小
バーの幅
オフセット値 印刷時の最小
バーの幅
600DPI 0.169mm 1 0.127mm
1200DPI 0.190mm 2 0.148mm



【実行時の記述例】
 PrintStream Core (Javaプログラム) の指定例

    formwriter.setEan128( true, 1, 600 );


管理番号:PSC-B027
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