[解決方法]
コンビニエンスストアの公共料金等の代理収納に利用されるGS1-128バーコードは、
印刷時に非常に高い印刷品質を要求されます。
GS1-128バーコードによる標準料金代理収納のガイドラインでは、出力プリンタの解像度に
合わせてバーコードサイズを正確に設定する必要があることが記載されています。
PrintStreamで作成するバーコードは、フィールドサイズにより任意のサイズのバーコードが
作成可能ですが、GS1-128バーコードについては、印刷モジュールの実行時にオプションを
指定することで、バーコードを補正して印刷することが可能です。
■基準DPI
印刷時に使用するプリンタの解像度を指定します。
指定された解像度に合わせて、バーコードの幅を適切なサイズに調整します。
例)
基準DPI |
バーコード幅 |
300DPI |
48.67mm |
400DPI |
54.72mm |
480DPI |
45.50mm |
600DPI |
48.67mm |
1200DPI |
54.72mm |
■オフセット値
バーコードを構成する黒バーの太さを調整します。本来の太さに対して、指定した値の
ドット数分の長さを引いた幅で黒バーを印刷します。
インクの「にじみ」などにより、黒バーが本来より太く印刷されてしまう場合に使用します。
例)
基準DPI |
本来の最小
バーの幅 |
オフセット値 |
印刷時の最小
バーの幅 |
600DPI |
0.169mm |
1 |
0.127mm |
1200DPI |
0.190mm |
2 |
0.148mm |
【実行時の記述例】
PrintStream Core (Javaプログラム) の指定例
formwriter.setEan128( true, 1, 600 );
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