ファイル

Q
ファイルの暗号化・復号化を行いたい 

A
ファイルの暗号化はEncryptorクラス、復号化はDecryptorクラスで実現可能です。

暗号化を行う場合、Encryptorクラスのコンストラクタでデータ出力先のオブジェクトを指定し、WriteStringメソッドで暗号化したデータを書き込みます。
Encryptorコンストラクタの第3引数で、以下いずれかの暗号化アルゴリズムの種類を指定します。

定数 内容
Encryptor.CALG_BLOWFISH BlowFish
Encryptor.CALG_BLOWFISH2 BlowFish(Raw Mode)
Encryptor.CALG_BLOWFISH3 BlowFish(PKCS#5パディング)

データの復号化を行う場合は、Decryptorクラスのコンストラクタでデータ入力元のオブジェクトを指定し、Readメソッドで復号化したデータを読み込みます。

Decryptorコンストラクタの第2引数で指定するパスワード、第3引数で指定するアルゴリズムは、暗号化(Encryptorクラスのコンストラクタ)で設定した内容を指定します。

下記のサンプルでは、ログインIDとパスワードに値を入力し、ログインボタンの押下でForm1画面に遷移する際、入力内容が暗号化された状態でテキストファイル(login.txt)に出力されます。
再度frmlogin.crsを起動すると、保存されたテキストファイル(login.txt)を復号化して読み込み、ログインIDとパスワードがテキストボックスに設定されます。

ログイン情報を登録・変更したい場合は、ログイン情報登録ボタンを押下することでテキストファイル(login.txt)が更新されます。 サンプルでは書き込みモード(FileSystem.OPEN_WRITE)でファイルを開いているため、既存の内容は破棄されて新しい情報に上書き保存されます。

  [ frmlogin.crs ]
  [ Form1.crs ]
管理番号:FileSd_003
 
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