サーバ/通信データ

Q6
Proxyサーバにおけるキャッシュの設定

A6
[解決方法]
Biz/Browserのみで構成されているシステムにおいては、Proxyサーバのキャッシュをご利用にならないことをお勧めします。

Biz/Browserは、独自のキャッシュ機能を持っています。
そのため、Proxyサーバのキャッシュの利点はございません。
また、Proxyサーバのキャッシュを利用した場合、サーバ側でCRSを修正しても、直後にBiz/Browserに反映されない可能性があります。
(Biz/Browserのキャッシュを削除しても、Proxyサーバでキャッシュされている古いCRSを再度取得してしまうからです。)

HTMLのシステムとの共存やHTMLと連携しているシステムなどにおいてProxyサーバのキャッシュを必要とされる場合は、上記の通りCRS更新時にご注意頂くか、CRSの場合のみヘッダ情報を変更してご対応ください。
(ヘッダ情報の変更の機能は、ver3.0.0より追加されました。)

CRSの場合のみヘッダ情報を変更することで、HTMLではキャッシュし、CRSではキャッシュしないといった動作とすることができます。

CRSに限り以下のようにヘッダ情報を設定します。
 CACHE-CONTROL:no-cache
 CRS-CACHE-CONTROL:cache

CRS-CACHE-CONTROLの詳細は、
 オンラインマニュアル > Biz/Browser CRSマニュアル >
 パッケージとクラス > System Package > NetObject Class > Methods > Get Method
をご参照ください。

管理番号:SvrM_009
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