通信

Q
タイムアウトの設定方法  
A
Biz/Browser HTでのデフォルトタイムアウトは、7日(604800秒)です。

上記の時間より短い時間でタイムアウトさせたい場合、CRSスクリプトで制御します。
CRSスクリプトで制御する場合、通信全体と通信リクエスト固有の設定が可能です。

(1)通信全体の設定
  RootクラスのHttpTimeoutプロパティに秒数を指定します。

0を指定した場合は、解除されデフォルトタイムアウト時間が反映されます。
初期値は、0です。
指定したタイムアウト値は、指定したプロセス内でのみ作用します。
プロセスが停止するまで接続先に関わらず有効となり、Loginを実行しても
解除されません。

(2)通信リクエスト固有の設定
  HttpRequestクラスのTimeoutプロパティに秒数を指定します。

初期値は、//.HttpTimeout(上記1)の指定値です。
//.HttpTimeoutでの設定がない場合、または、0を指定した場合は、
デフォルトタイムアウト時間となります。

通信リクエスト固有のタイムアウト設定は、HttpRequestクラスによる指定となるため、
これを使わない通信では、固有のタイムアウトを設定することはできません。
常に//.HttpTimeoutでの設定値が有効となります。
以下はHttpRequestクラスを利用しない通信例です。

 ・ NetObjectクラスのGetメソッド(crsファイルのダウンロードと実行)
 ・ Import命令(パッケージのロード)
 ・ ImageクラスのLoadImageメソッドへURLを指定したとき
 ・ ImageLabel、ImageButtonクラスのSetImageメソッドへURLを指定したとき
 ・ DisplayObjectクラスのSetCursorメソッドへURLを指定したとき
 ・ CSVDocumentクラスのGetメソッド(CSVファイルのロード)

  [ サンプルコード ]
管理番号:NetHt_001
   
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