ファイル - 保存
FileSystemクラスのSaveDialogメソッドを使用せず、任意のディレクトリにファイルを保存したい
FileSystemクラスのほとんどのファイル操作メソッド(オープンや作成、削除など)は、
仮想ファイル名で操作するため、ルートディレクトリ以下のファイルだけがアクセス可能と
なっています。
これは、製品のセキュリティポリシーです。
ユーザの許可なく、コンピュータ上の全てのファイルに直接アクセスすることは出来ないように
なっています。 そのため、プログラム処理で自動にディレクトリを指定してファイルを保存する
ことはできません。
ルートディレクトリ以外の領域にアクセスするためには、任意のファイルをMountメソッドを
用いてマウントする必要があります。
以下の例では、Mountメソッドを用いてルートディレクトリ以外のディレクトリにファイルを
保存しています。
【実行結果@】
【実行結果A】
Form form1 { x = 0; y = 0; width = 390; height = 329; Button btn1 { x = 56; y = 126; width = 263; height = 67; title = "「C:\\Users\\user\\Documents」にマウントして\n該当ディレクトリ内にファイルを保存"; Function OnTouch(e) { /* プライベート属性でFileSystemオブジェクトを生成 */ /* ※パブリック属性ではマウントできません。 */ var fs = new FileSystem(FileSystem.PRIVATE_ROOT); /* マウントポイントとなる仮想ファイル名を設定 */ var path = "/data"; /* 第一引数にマウントの目的、第二引数にマウントポイントの名前、第三引数にマウント対象のディレクトリパスを設定してマウント実行 */ fs.Mount("てすと", path, "C:\\Users\\user\\Documents"); /* マウントしたディレクトリ内に「test.txt」ファイルを書き込みモードで生成 */ var fr = fs.open(fs.MakePath(path, "test.txt"), FileSystem.OPEN_WRITE); /* ファイル内に文字列を追加 */ fr.write("sample"); /* ファイルをクローズ */ fr.close(); } } }
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