SSpreadをExcel形式のファイルにエクスポートする場合の注意点

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SSpreadをExcel形式のファイルにエクスポートする場合の注意点 　

SSpreadクラスでは、作成したスプレッドシートをExcel形式のファイルにエクスポートする事ができます。 Biz/Browser V ver5.0.2.0からは、Excel2007形式のファイルへのエクスポートにも対応いたしました。

但し、SSpreadクラスは、Excelファイルの機能全てに対応はしておりません。
SSpreadクラスには、Excelファイルには存在しない機能もあるため、スプレッドシートをExcelファイルへエクスポートした場合、表示が異なったり、正しくデータをエクスポートできない場合があります。

[　SSpreadとExcelファイルの表示の差異　]

１．	CellTypeTime型のセルへTypeTime24Hourプロパティを設定した場合、「午前」「午後」が「AM」「PM」で表示される。

２．	CellTypeScientific型のセルに値を設定してエクスポートした場合、Excelファイルを開いた際に「ファイルエラー：データが失われた可能性があります」と警告メッセージが表示される。

３．	CellTypeStaticText型セルに設定したWordWrapプロパティが無効となる。

４．	CellTypeCobmoBox型のセルへのTypeHAlignやTypeVAlignプロパティの設定が無効となる。

５．	エクスポートしたExcelファイルを開いた際、変更せず閉じたときでも、「'xxx.xls'への変更を保存しますか」というメッセージが表示される場合がある。

上記の以外にも、 SSpreadとExcelでの罫線表示の違いのように表示が異なる場合があります。
また、表示形式のカテゴライズはExcelファイルに依存いたします。

Excelファイルへのエクスポートを行う場合は、必ずエクスポートされたファイルの内容を確認し、意図するデータの出力やレイアウトの表示ができているかご確認ください。

その他、Excelファイルのエクスポート(SaveExcel2007File)やインポート(OpenExcel2007File)を行った際に、以下のような例外メッセージが出力される場合は、Biz/Browserが正しくインストールされていない可能性があります。

[　例外メッセージ例　]
・Excelファイルのエクスポート(SaveExcel2007Fileメソッドの実行)を行った場合

	「CRS 125 関数 'SaveExcel2007'が異常終了しました。」

	「EXT 28 S.SaveExcel2007Fileメソッドでエラーが発生しました。」

上記のエラーが表示された場合は、Biz/Browser Vの再インストールを行ってください。

※	バージョンの異なるBiz/Browser Vがインストールされている場合は、全てアンインストールしてから、再インストールを行ってください。

管理番号：Sspd50_022


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