フォーカス

Q1
フォーカスの当たっているオブジェクトの取得  
A1
Biz/Browser Vでは、新たにRootクラスへフォーカスの当たっているオブジェクトの取得を行うGetFocusメソッドが追加されます。
従来のBiz/Browserにて、フォーカスがあたっているオブジェクトを取得するには、FocusObjectクラス等のイベントを利用し、イベントハンドラの引数として渡されるEventオブジェクトのfromプロパティからイベント発生元オブジェクトのリファレンスを参照するといったような実装を行う必要がありました。
ですが、Biz/Browser Vでは、Root.GetFocusメソッドによるフォーカスオブジェクトの取得が可能となります。

[サンプルコード] ※記述ポイント抜粋
Form1 {
/* 省略 */

  Function OnGetFocus ( e ) {
      /* フォーカスが当たっているオブジェクトを取得 */
      obj_info[0] = //.GetFocus();
      
      /* ラベル初期化 */
      Label3.Clear();
      
      /* オブジェクト名をラベル表示 */
      Label3.value = obj_info[0].name;
    
      /* フォーカスが当たっているオブジェクトがTextBoxの場合 */
      if( obj_info[0] instanceOf TextBox ) {
          obj_info[0].Value = "GetFocus";
          obj_info[0].bgColor = $RED;
      }
  }
}

実際の挙動については、CRSファイル形式のサンプル
   「 フォーカスの当たっているオブジェクトの取得(Fcs50_001.zip)」
をご確認ください。

管理番号:Fcs50_001
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