Biz/Designer V

Q1
Biz/Designerの便利な機能
A1
(1)バイト数表示について
(2)[F2]キー押下でオブジェクトを直接編集する方法について
(3)イベントログ機能について
(4)プロパティビューの設定変更について

(1)バイト数表示について
  スクリプト画面にした状態で、バイト数を知りたいところにカーソルを当てると、
Biz/Designerのウィンドウ画面右下に表示されるステータスバーの「行: 列: 」の
欄で、カーソルの当たっている箇所のバイト数を確認することができます。

ステータスバーが表示されていない場合は、表示 > ツールバー の「ステータスバー」に
チェックをつけて、ステータスバーを表示させてください。(図1-1)
  [図1-1]
 
  <例>
  下図1-2の116行、14列(黄色のライン) のバイト数を知りたい場合、セミコロンの後ろに
カーソルを当てた状態で、Biz/Designerのウィンドウ画面右下に表示されている
行: 116 列: 14 [2596] と表示されたうちの、[ ]内の数値がカーソルの当たっている
箇所のバイト数になります。
  [図1-2]
 
  また、Biz/Browser V より、Biz/Browser実行中に発生したエラーを表示する
エラーダイアログ内にバイト数が表示されるようになりました。
下図1-3の” [2596] ”と表示された数値が、バイト数を表しています。
このバイト数から、Biz/Designerでソースを組み込んだ際に、上図1-2で該当の
バイト数を確認し、どのあたりでエラーが発生しているかを特定することができます。
  [図1-3]
 

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(2)[F2]キー押下でオブジェクトを直接編集する方法について
  一部のプロパティ(Value、Title)に対し、プロパティビュー、コンテキストメニュー、
スクリプト内でプロパティを設定するほか、直接編集が可能なオブジェクト上で、
ショートカットキーとして[F2]キー押下で編集することも可能です。
  <例>
  デザインビューに切り替えた状態で、「サイズ」と書かれたラベルを選択(青い点を
表示)します。 選択状態から[F2]キーを押すと、入力モードに切り替わります。
 
・[F2]キー押下前   ・[F2]キー押下後
[図2-1]   [図2-2]
 

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(3)イベントログ機能について
  Biz/Designer上でテスト実行中のBiz/Browserで発生したイベントログの確認を
行うことが可能です。
図3-1のアイコンがイベントログ機能になります。ONにすると、アイコンの背景に
色がつきます。
アイコンが表示されていない場合は、表示 > ツールバー の 「実行制御バー」に
チェックをつけて、イベントログ機能を表示させてください。 (図3-2)
  [図3-1]
 
  [図3-2]
 
  アウトプットビューが表示されていない場合は、表示 > ドッキングビューの
「アウトプットビュー」にチェックをつけて、アウトプットビューを表示させてください。
(図3-3)
  [図3-3]
 
  イベントログ機能をONにすると、テスト実行時にアウトプットビューの「実行結果」に、
イベントが表示されるようになります。
  [図3-4]
 

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(4)プロパティビューの設定変更について
  Biz/Designerでは、ビューからスクリプトペインへのドラッグ&ドロップにより、
  ・プロジェクトビューからファイル名
  ・オブジェクトビューからオブジェクトやイベントハンドラのパス
を挿入することが出来ます。
  <例>
  プロジェクトビュー上に表示されたForm1をスクリプトビューへドラッグ&ドロップし、
ファイル名「Form1.crs」を挿入する。
  [図4-1]
 
 

この機能を利用することで、長いファイル名やオブジェクトパスの手入力による
スペルミスを防ぐことが出来ます。

【注意】
フルパスでの指定とスコープ内でのパス省略指定では、同じオブジェクトを
指していても、パスのたどり方の違いにより内部動作が異なります。
フルパスの場合は最上位からたどるため、スコープ内での省略指定より
性能は劣化します。

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