Biz/Designer新機能

Q
実行中のオブジェクトの状態や変数値を参照する

A
[解決方法]
実行中のオブジェクトの状態や数値はウォッチビューで確認することが可能です。
ウォッチビューでの確認手順は下記の通りです。

(1)  テスト実行を一時停止状態にする。
メニューバーより[実行]−[一時停止]を選択、または、ツールバーの[一時停止アイコン]を
選択。
任意の場所で一時停止させる場合には、スクリプトペイン上で「ブレークポイント」を設定。
ブレークポイントに達すると自動的に一時停止状態になります。

(2)  ウォッチリストに参照したいオブジェクトパスを登録する。
ウォッチリストのオブジェクトツリーやコールスタックツリーなどからドラッグ&ドロップで
ウォッチリストへオブジェクトパスを登録します。
ver4.1.3.2より、未登録の場合は1行空欄が表示され、手入力による登録も可能です。

(3)  [+]マークを展開する。
実行中に存在するオブジェクトパスの前に[+]マークが表示されます。展開すると
「シンボル」欄にプロパティ名や子オブジェクトが表示されます。
「値」欄でプロパティの状態を確認することが可能です。
(存在しないオブジェクトパスの場合は「オブジェクトは存在しません」と表示されます。)


 【オブジェクトツリー】        【ウォッチリスト】
WatchView

 【コールスタックツリー】
WatchView

※  (2)で登録したオブジェクトパスはアプリケーション終了時に保存され、常にリストは
保たれます。
※  (2)ウォッチリストへのオブジェクトパスの登録は、オブジェクトビュー、
スクリプトペインからのドラッグ&ドロップやコピー&ペーストで登録することも可能です。
また、最上位レベルのオブジェクトパスに限り、「シンボル欄」をダブルクリックまたは
[F2]キーにより編集することが出来、編集が終了した時点で記述パスが再評価されます。

   WatchView

※  配列オブジェクトの場合、「シンボル」欄を編集状態にし、[]に参照したい要素番号を
記述することで配列内の値を参照することが可能です。

   WatchView


一時停止状態の間に値を書き換えることはできません。
変数は、名前が付いている場合にはその名前で表示されますが、イベントなど名前がない
場合には便宜上アドレスが表示されます。

ウォッチビューの詳細については、オンラインマニュアル > ドッキングビュー > ウォッチビュー
をご参照ください。

管理番号:Dsn41_008
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