Window

Q 10
起動時の画面サイズ指定の留意点

A 10
[解決方法]
起動時に画面サイズを指定し( if( !$DESIGNTIE ) での指定も含む ) 、同時にShowMenu
メソッドでメニューの表示/非表示設定した場合、処理順序に注意が必要です。

例えば、処理順序が、

 1.画面サイズの設定
 2.ShowMenuメソッドの実行

if( !$DESIGNTIME ) {
    //.Width = 100;
    //.Height = 100;
    //.ShowMenu( $FALSE );
    :
}

の場合、画面表示の挙動としましては、

  1.前回終了時のウィンドウサイズで開始
  2.スクリプトによってFormオブジェクトのWidth、Heightプロパティを設定
  3.Root.ShowMenuメソッドによるウィンドウサイズ変更
  4.ウィンドウサイズ変更によるFormのWidth、Heightプロパティの更新
  5.更新されたFormのWidth、Heightプロパティの値をウィンドウサイズに適用

となり、結果、前回終了時のウィンドウサイズで画面が表示されます。

ShowMenuメソッドを実行しても前回のウィンドウサイズに影響されないようにするには、
Formオブジェクトのサイズの変更前にShowMenuメソッドを実行いただくことになります。


if( !$DESIGNTIME ){
    //.ShowMenu( $FALSE );
}
Form Form1 {
    Width = 100;
    Height = 100;
    :
}

または、

Form Form1 {
    :
    if( !$DESIGNTIME ) {
        //.ShowMenu( $FALSE );
        //.Width = 100;
        //.Height = 100;
    }
}


管理番号:Win_010
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