NOTE!

Q
イメージファイルを扱う際の注意点

A
(1) イメージファイルもキャッシュの対象となる。
(2) アプリケーションとは別のサーバから取得したイメージファイルのキャッシュが削除でき
   ない。


(1) イメージファイルもキャッシュの対象となる。

  Imageオブジェクト、ImageListオブジェクトのLoadImageメソッドやImageButtonオブジェクト、ImageLabelオブジェクトのSetImageメソッドの引数をURL指定した場合、キャッシュの対象となります。

画像データが固定でなく頻繁に変更が行われる場合など、イメージファイルをキャッシュさせたくない場合、下記のいずれかの方法でご対応ください。

   ・httpSessionクラス、httpResponseクラスを利用してHTTPリクエストにてイメージ
    ファイルを取得する。
   ・サーバ側でHTTPのレスポンスヘッダにno-cacheを指定する。

httpSessionクラス、httpResponseクラスを利用した対応方法の詳細は、Biz-Tips >
キャッシュ > イメージファイルをキャッシュの対象外にする をご参照ください。


(2) アプリケーションとは別のサーバから取得したイメージファイルのキャッシュが削除でき
   ない。

  DeleteCache()は、DeleteCache()メソッドを記述したCRSファイルをダウンロードしたサーバのキャッシュを削除します。これは、アプリケーションが別のアプリケーションのキャッシュを削除してしまうなどの不整合を起こさないための仕様です。

そのため、アプリケーションとは別の(アプリケーションからロードされるCRSが存在しない)サーバにイメージファイルを配置し、取得している場合、アプリケーションでDeleteCache()を実行してもイメージファイルのキャッシュを削除することができません。
クライアントに残ったイメージファイルのキャッシュは、Biz/Browserのメニューより削除する必要があります。

既にこの様な構成で実装済みのシステムに対しましては、下記のいずれかの方法でご対応ください。

   ・イメージファイルをアプリケーションと同じサーバへ配置、取得する。
   ・DeleteCache()メソッドを実行するためのCRSを、イメージファイルを取得している
    サーバへ配置し、そのCRSをロードする。
   ・イメージファイルを取得するためのサーバ側でHTTPのレスポンスヘッダにno-cacheを
    指定する。

管理番号:Pnt_024
  Biz-Collections Bizの宝箱 トップへ
  Biz/Browser・Biz/Designer TIPS集 トップへ