NOTE!

Q 22
SpreadのStartEdit、StopEditイベントの注意点

A 22
Spreadオブジェクトにおいて、StartEdit、StopEditイベントを利用することで、スプレッドシートのセルを編集するような機能が実装可能です。
このStartEdit、StopEditイベントについては下記の点を注意してください。

(1) 行、列を正しく処理するためには、必ず、StartEditあるいはStopEditイベントのイベントハンドラの引数として渡されるEventオブジェクトのプロパティ、colとrowに対して処理を行ってください。

Biz/Browserのイベントはイベントキューを経由するため、StartEditやStopEditイベントのイベントハンドラ内で、Spread.ValueやSpread.ColumnPositionでカーソル位置を取得するとイベントで通知される位置とは異なることがあります。

また、上記の理由により、セルの編集用に設定したTextBoxオブジェクトで発生するイベントのイベントハンドラなどでセルの編集処理行わないようにしてください。
セルの編集処理はStartEdit、StopEditイベントのイベントハンドラで処理を行ってください。

(2) StartEditイベントはStopEditイベントと対になりますが、その発生順序の保証はありません。
従って、以下のようにイベントが発生する可能性があることに注意してください。

 StartEdit(row=0,col=0)
 StartEdit(row=1,col=0)
 StopEdit(row=0,col=0)
 StopEdit(row=1,col=0)

管理番号:Pnt_004
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