MaskEdit

Q1
EditText、InvalidTextプロパティへ値が反映されるタイミング

A1
[解決方法]
MaskEditのEditTextとInvalidTextの各プロパティは、MaskEditに手入力した値が確定した時点での値により設定されます。
スクリプトによりValueプロパティの値を書き換えた場合、MaskEditに一度でもフォーカスが当たらないと、それぞれのプロパティには反映されません。
また、EditTextやInvalidTextプロパティは読み取り専用のプロパティとなっているため、Valueプロパティの値の書き換えの際、それぞれのプロパティを変更することもできません。

上記の仕様から、初期化処理などスクリプトによりValueプロパティの値を書き換えた場合、EditTextやInvalidTextプロパティの値が期待した値と異なる場合があります。

対応方法としては、スクリプトでValueプロパティを変更した際に
・  期待するフォーマットに整形した値を保持する変数
・  値の正/不正をチェックし、その結果を保持する変数
を用意し、利用する方法が考えられます。

用意した変数の利用方法については、MaskEdit.Maskプロパティの指定内容やスクリプトによるValueプロパティの値の書き換え、手入力文字の参照タイミングなどにより異なりますので、お客様の希望される動作内容によって決定してください。

管理番号:Msk_003
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