フォント
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フォントの問題点
[内容]
動作させるOSにより
・ 一行で表示されていた文字列が改行されてしまう
・ 改行位置が違う
・ オブジェクトに収まりきらず、文字が見えなくなってしまう
といった表示の違いが発生する。
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[原因]
Biz/Browser、Biz/Designerにおける文字表示にはOSが持つフォントを使用します。
フォントの文字幅、文字間隔は、OSによる差異があるため、レイアウト上の差異として現れる場合があります。
OSのバージョンによる特記事項については、以下に記載します。
・Windows 2000以前のOSからWindows XPへ変更した場合
Windows XPにて、固定幅フォントにおいては、全角文字の幅が半角文字の幅
の2倍となるように仕様が変更されています。
Windows XP以前のOSとは全角文字を含む文字列の表示で大きな差が出る
可能性があります。
※ 固定幅フォントの表示については、下記のTIPSもご参照ください。
Biz-Tips > 文字 >
文字の表示位置合わせ
[解決方法]
複数のOSをサポートするアプリケーションにおいては、オブジェクトのサイズを余裕をもって設定し、かつ各OSでの動作確認が必要です。
また、対応方法として、クライアントのOSを判断し、オブジェクトのサイズやフォントのサイズを変更するといった方法が考えられます。
OSの判断には、ルートオブジェクト"//"配下のSYSオブジェクトのOSプロパティがご利用頂けます。
//.SYSオブジェクトのプロパティの詳細については、
Biz/Browser CRS マニュアル > パッケージとクラス
> Standardパッケージ > Rootクラス >
SYSオブジェクト
をご参照ください。
管理番号:Fnt_001
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