[解決方法]
setPallette関数を使って、カラーコードが表現する色を変更できます。
標準カラーパレット112色全ての色の変更が可能です。setPallette関数による設定は、Biz/Browser実行時に有効となります。
またプロジェクトパレットを設定することで、変更したカラーパレットをプロジェクト内で共通に利用することができます。プロジェクトパレットに加えた変更は、Biz/Designer上でのデザイン時にのみ有効です。
2つの機能を組み合わせて、以下のように便利に使うことができます。
便利な使い方 -1(プロジェクトパレット設定とsetPallette関数)
・ メニュー > プロジェクト > 設定 > パレット設定で、任意のカラーコードが表現する色を変更し、「設定」ボタンをクリックし、「OK」ボタンで設定を保存します。
・ プロパティビューでBgColor、FgColorの色選択時に表示されるカラーパレットに、上記設定が反映され変更した色をデザイン上で使用できます。
・ 新規に設定した色は、setPallette関数でCRS内に記述することで、Biz/Browser実行時にも反映されるようになります。スクリプトペインを表示し、スクリプト先頭で、ツール
> プロジェクトパレット設定挿入 を選ぶと、新規に設定した色に対応するsetPallette関数が自動的に記述されます。
便利な使い方−2(プロジェクトパレットの再利用)
・ メニュー > プロジェクト > 設定 > パレット設定で設定したパレットを、 「エクスポート」ボタンで*.bplというパレット情報ファイルに書き出すことができます。
・ 上記で作成したファイルを同上のパレット設定画面で「インポート」することで、他のプロジェクトでも再利用することができます。
便利な使い方 −3(setPallette入力サポート)
・ setPallette関数を直接CRSスクリプト内に記述する際に、RGB値による色指定では、表示色の確認が面倒です。スクリプトペインを表示し、メニュー
> ツール > setPallette入力サポート を選択すると、カラーパレットが表示され、ここで選択(作成)した色がスクリプトに以下の書式で反映されます。
SetPallette(PalNo, 250, 150, 202);
"PalNo" を変更対象色のインデックス番号-1(相対指定のため)に書き換えることで、setPallette関数の記述が完了します。
setPallette関数の記述例:赤をRGB("66ff66"(16進))に変更する
例1 setPallete($red-1,0x66,0xff,0x66);
例2 setPallete(5,0x66,0xff,0x66);
例3 setPallete(5,102,255,102);
setPallette:
オンラインマニュアル > Biz/Browser3.1 CRSマニュアル > グローバル関数 > システム関数
> SetPalette
色のインデックス番号:
オンラインマニュアル > Biz/Browser3.1 CRSマニュアル > オブジェクト> 基本プロパティ
> BgColorもしくはFgColor
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