ComboBox
Q2 ３
ComboBoxにフォーカスがあるときのKeyDownイベントについて
A2 ３
[解決方法]
ComboBoxは、キー入力により選択肢にない値の入力や、選択肢からの選択操作を
行うことができる特性から、EditObjectクラス階層配下のオブジェクトとなります。
ComboBoxにフォーカスが当たっているときのKeyDownイベント発生は、Editable
プロパティが$FALSEの設定の場合でもEdit系のオブジェクト固有のキー操作が
優先され、以下の表の×となるキー押下では、KeyDownイベントは発生しません。

キーの種類 キー
のみ		 Ctrl+ Shift+ Alt+ 備考
F4 × ○ ○ ○ リスト表示、非表示
A,C,V,Z,X × × × ○ 文字入力、またはカット＆ペースト処理
編集キー × × × ○ 入力動作（文字、カーソル移動、BS、DEL）
リストを表示中のEsc × × × × 取り消し操作
リストを表示中のEnter × × × ○ 確定操作
Tab × ○ × × フォーカス移動


【キー操作における優先順序】
ひとつのキー操作に対して複数の意味が割り当てられている状態で、実際にその
キー操作を行った場合、実行の優先順序は以下のようになっています。

  1． Tabキー、ShiftTabキー、またはNextTabプロパティ、PrevTabプロパティに設定されているキー操作は、優先的にフォーカス移動が実行されます。
  2． オブジェクト固有のキー操作が実行されます。
  3． Button系オブジェクトのAltKeyに割り当てられているキー操作が実行されます。
  4． KeyDownイベントが発生します。
   
※ 1回のキー操作で起こる動作は、フォーカス移動、オブジェクト固有操作、 AltKey動作、KeyDownイベント発行のいずれか1つです。

管理番号：CmbB_004
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