Class

Q1
共通部品を作成する
[内容]
共通部品となるオブジェクトを事前に作成して利用したい

A1
[解決方法]
Biz/Browserに内蔵されているクラスを基にして、 別のクラスをCRSプログラムで新しく定義(派生と言います)することができます。

新たに定義したクラスは派生クラスと呼びます。
派生クラスを作成する際には、必ずパッケージを作成してこれに含めます。

派生クラスを定義する場所はどこでも良いですが、使い勝手を考えると、 独立したファイルとして作成するのが良いでしょう。
独立したファイルとする際には、ファイル名が、

   Packageの名称+".crs"

でなければなりません。


[サンプルコード]

1.派生クラス定義の例 押されるとTitleの文字列が変わるボタン
class MyButton extends Button{
    Width = 50;
    Height = 20;
    Title = “ボタン”;
    Function OnTouch(e){
        Title = “Pushed!”;
    }
}


2.Packageを画面定義ファイルと同じファイル内で定義する例
Package MyPackage{
    class MyButton extends Button{
        /* 1.のclass定義と同じ */
    }
}
MyButton mbButton1{
    x = 10;
    y = 20;
}


3.Packageを画面定義ファイルと別ファイルに定義する例
<Cls_001.crs>
import “MyPackage.crs”;

Form Form1{
    Width = 300;
    Height = 180;
    
    MyButton mbButton1{
        x = 10;
        y = 20;
    }
}

<MyPackage.crs>
Package MyPackage{
    /* 2.のPackage定義と同じ */
}

CRSファイル形式のサンプルを
  「Class定義サンプル(Cls_001.zip)
よりご利用いただけます。

管理番号:Cls_001
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